近くの民家にある白木蓮は、あっという間に白い厚手の花びらを開き、大きな木立を真白に飾った。そして、白い花弁を塀越しの路面に散らしはじめた。待ち遠しかった白木蓮の花が散るのは惜しいが、こちらの勝手というものだろう。
木々が新芽を出し、花を咲かせ散ることも、冬の木立にも意味があると思う。そして、それが平穏に繰り返されることに感謝を覚える。歳をとるというのは、そういことだろう。歳を重ねるといろいろなことが見えてくる。自然にも人にも。
★★★★★ 孫が、パンをゆっくり、じっくりと味わうように次々口にする(大丈夫?)動画が届いた ★★★★★
2010年3月19日金曜日
2011年4月5日火曜日
小金井公園のさくら
穏やかにぬるむ昼過ぎ、小金井公園にさくらの花の咲き具合を見に行く。平日の公園は、さくらを愛でる人々で意外なほどに賑わっていた。
公園隣接の「江戸東京たてもの園」ビジターセンター前広場の桜は、花を咲かせているものの全開とはいえない。未だ芽を膨らませているものもある。とはいえ春らしい陽光を受けて、両側のさくらの木立はうっすらと桜色に染まっていた。
子どもたちの広場近くに、コブシの木が小ぶりの白い花で全身を飾っていた。よく似ているが、ご近所の家に咲く、高木の白木蓮(ハクモクレン)の大きく白い花とは趣が違う。勢いの白木蓮と身を飾るコブシといった違いだろうか。
(本ブログ関連:”小金井公園”、”白木蓮”)
公園隣接の「江戸東京たてもの園」ビジターセンター前広場の桜は、花を咲かせているものの全開とはいえない。未だ芽を膨らませているものもある。とはいえ春らしい陽光を受けて、両側のさくらの木立はうっすらと桜色に染まっていた。
子どもたちの広場近くに、コブシの木が小ぶりの白い花で全身を飾っていた。よく似ているが、ご近所の家に咲く、高木の白木蓮(ハクモクレン)の大きく白い花とは趣が違う。勢いの白木蓮と身を飾るコブシといった違いだろうか。
(本ブログ関連:”小金井公園”、”白木蓮”)
2017年1月10日火曜日
それでも春よ来い
今日の都内の最高気温は 12.7℃で、3月並みという。近所を歩けば、気を許すまでもないが、ほどほどの余裕だ。明日から寒波襲来、最高気温が一桁になるそうだ。当分、厳寒が続きそうで気が重い。こんなとき、どこやら春の兆しがないかと気になる。
近所を探せば、小学校の生垣におさまっている沈丁花が、小さな赤い芽を膨らませ始めているし、民家の庭先の白木蓮は枝先にあちこち白い芽を見せて揺れている。
(本ブログ関連:”沈丁花”、”白木蓮”)
新しい経験をひとつひとつするたび、幼子は喜びを満面の笑みにあらわす。そのはしゃぎ声は、遠くに置き忘れたものを呼び覚ましてくれる。童謡「春よ来い」(1923年、作詞相馬御風、作曲弘田龍太郎)の「みいちゃん」の期待に共鳴し心躍る。
「唱歌・童謡ものがたり」(岩波現代文庫、読売新聞文化部)の「春よこい」の項目には、作詞者相馬御風についてこんな一節が書かれている。
「(郷里)糸魚川に戻った御風は良寛の研究に没頭した。『大愚』と号し、一切の欲を捨てて村の子供らと無心に交わった希代の思想家・芸術家。今では知らぬ人のいない良寛さんだが、その足跡を発掘して世に紹介した最大の功労者が、ほかならぬ御風である。
『春よこい』では 『じょじょ』 『おんも』など、当時の童謡としては珍しく幼児語が使われた。雪深い越後の遅い春を待つ幼子の心が伝わってくるのは、言葉の技巧ゆえではなく、作者自身が子どもになりきっているからだろう。あの良寛さんのように。」
(Youtubeに登録のキッズボンボンに感謝)
近所を探せば、小学校の生垣におさまっている沈丁花が、小さな赤い芽を膨らませ始めているし、民家の庭先の白木蓮は枝先にあちこち白い芽を見せて揺れている。
(本ブログ関連:”沈丁花”、”白木蓮”)
新しい経験をひとつひとつするたび、幼子は喜びを満面の笑みにあらわす。そのはしゃぎ声は、遠くに置き忘れたものを呼び覚ましてくれる。童謡「春よ来い」(1923年、作詞相馬御風、作曲弘田龍太郎)の「みいちゃん」の期待に共鳴し心躍る。
「唱歌・童謡ものがたり」(岩波現代文庫、読売新聞文化部)の「春よこい」の項目には、作詞者相馬御風についてこんな一節が書かれている。
「(郷里)糸魚川に戻った御風は良寛の研究に没頭した。『大愚』と号し、一切の欲を捨てて村の子供らと無心に交わった希代の思想家・芸術家。今では知らぬ人のいない良寛さんだが、その足跡を発掘して世に紹介した最大の功労者が、ほかならぬ御風である。
『春よこい』では 『じょじょ』 『おんも』など、当時の童謡としては珍しく幼児語が使われた。雪深い越後の遅い春を待つ幼子の心が伝わってくるのは、言葉の技巧ゆえではなく、作者自身が子どもになりきっているからだろう。あの良寛さんのように。」
(Youtubeに登録のキッズボンボンに感謝)
2024年3月16日土曜日
ハクモクレン(白木蓮)、ジンチョウゲ(沈丁花)
きょうは春なのに、思いっきり暑い一日だった。何しろ最高気温が(20.6℃、14:37)で、今年に入って先月(2月)15日の20.4℃、同20日の24.2℃ といった20℃超えだ。
そんな陽気の午後4時過ぎ、いつも同様のジャンパー姿て外出した。同時刻の平均気温は 19.9℃だったが、街を行き交う人びとを見れば誰も躊躇したようで、冬の服装だったのはいうでもない。天気予報で、あす(日曜日)も20℃超えのようだが、あさって(月曜日)には下がる模様。三寒四温を期待したいところだが、どうもそうでないらしい。
ハクモクレン
近所の民家に植えられたハクモクレンの高木は、毎年この時期に真っ白な花を上向きに咲かせている。以前、半分ほどの高さに切られ、枝も随分と随分刈り込まれたが心配なかった。さすが植木職人の仕事ぶりで、立派に花を咲かせている。
ジンチョウゲ
この花もロウバイと同じく香りを持つ(芳香とはいえ「キンモクセイ(金木犀)」と似て強い)。実は、寒いころから香るのだが、小学校の生垣に「カイヅカイブキ」(ヒノキ科)の並ぶ間にジンチョウゲと交互に植えられていたけれど、いつの間にか抜かれてしまったようだ。
帰宅する夜道、ジンチョウゲの存在に気付き、早春を感じさせ寒さから解放される観がするものだったのに・・・。
(付記)
とはいえ、季節の変化への覚悟はなく、相変わらずストーブを点けては消すの繰り返しをしている。
2016年3月17日木曜日
2010年3月10日水曜日
春の寒さ
昨晩の雨は、屋根の雪を固まりにして、深夜にドスンドスンと音を立てて落した。それは驚かせるに十分な響きだった。
今日の風は随分と寒い。まるで雪の上を走って来る風のようだ。芯から冷たい。
そういえば以前のこと、まだ雪が残っている茨城県の錫高野で鉱物採集したときに、沢を下りてくる風の冷たさに閉口した。熱燗できる缶の日本酒を飲んだが、寒さを癒すことはできなかった。顔だけ赤くして震えていた。
図書館から借りた「生き急ぐ」(内村剛介著)を返しに行った帰り、あるお宅の白木蓮(ハクモクレン)のつぼみが膨らんで、白い花を僅かながら覗かせているのが見えた。寒風のなか春はひた走ってくる。
「生き急ぐ」には、デカダンスにモスクワに散ったエセーニンの詩「母への手紙」を載せていて、その詩の中に、無頼をつづける息子を気遣う母への気休めに「春 わが家の白い庭で木々が枝をぐっと伸ばすころ/ぼくは帰ってくよ/八年前みたいに 朝早く/起こすのだけはやめとくれ」という気を許す一節がある。
(本ブログ関連:1/13、2/16)
★★★★★ 孫が、皿の料理を手づかみでゆったりと食べている動画が届いた ★★★★★
2010年1月13日水曜日
春の兆し
近くを散歩すると、ある民家の庭先に、冬の風に揺れる一本の白木蓮(ハクモクレン)と出会う。青空に伸ばした枝々には、もう小さな芽がついている。路上から、この木を見上げると暖かい日差しを感じることができる。今年も、春の陽いっぱいに白く大きな花びらを咲き誇って欲しいものだ。
路地に沿った栗園は丁寧に整理され、樹下は掃き清められている。ここの農家の仕事振りがうかがえる。
歩を進めると、放課後の子どもたちが遊び叫ぶ声が聞こえてくる。小学校の垣根に植わった沈丁花(ジンチョウゲ)は、未だ芽がかたい。これから、蕾のほころびを気付くのは夜だろう。夜道を通り過ぎるとき、後を追うように沈丁花の香りがすると、そのとき本当に春が近いことを知る。
(付記)
「沈丁花」は夜がよく似合う。赤坂小梅の「沈丁花」(1933年)はいかがだろうか。
(YouTubeに登録の1985ataru0628に感謝)
(付記)
沈丁花(서향)は、ブログ「花愛(꽃사랑)」によると、韓国では「南部や済州島のような土地の表面が凍っていない場所でよく育つ花木である。だから、冬の気温が5〜8℃以上になると冬を過ごすことができる。」とのこと。
路地に沿った栗園は丁寧に整理され、樹下は掃き清められている。ここの農家の仕事振りがうかがえる。
歩を進めると、放課後の子どもたちが遊び叫ぶ声が聞こえてくる。小学校の垣根に植わった沈丁花(ジンチョウゲ)は、未だ芽がかたい。これから、蕾のほころびを気付くのは夜だろう。夜道を通り過ぎるとき、後を追うように沈丁花の香りがすると、そのとき本当に春が近いことを知る。
(付記)
「沈丁花」は夜がよく似合う。赤坂小梅の「沈丁花」(1933年)はいかがだろうか。
(YouTubeに登録の1985ataru0628に感謝)
(付記)
沈丁花(서향)は、ブログ「花愛(꽃사랑)」によると、韓国では「南部や済州島のような土地の表面が凍っていない場所でよく育つ花木である。だから、冬の気温が5〜8℃以上になると冬を過ごすことができる。」とのこと。
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