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2015年4月6日月曜日

(資料) 昨年(2014年)のイ・ソンヒ所属事務所の業績

昨年2014年、イ・ソンヒは、<デビュー30周年>にあたり、15集アルバム「セレンディピティ(SERENDIPITY)」リリース、世宗文化会館および全国コンサートツアー*などにより、大衆の圧倒的な支持を受けた。

(*)コンサート規模は、「13都市27回公演で、デビュー30周年および15集発売記念の全国ツアーを全回ソールドアウトさせて、合計7万余のファンと会う大記録をたてることになった。」 ・・・ チケット代を仮に 10,000円とすると、7万×1万円=7億円 に相当。

また、韓国ギャラップの昨年についての調査から、歌手陣で圧倒的な上位人気を占めた結果を次のように知ることができる。

(資料) 韓国ギャラップ「韓国人が最も好きな歌手2004-2014」、イ・ソンヒ2位!
(資料) 2014年を輝かせた歌手 - イ・ソンヒ曲3位 ・・・ 「その中であなたに出会って(그 중에 그대를 만나)」(2014年)
(資料) 韓国ギャラップ調査「愛唱曲 2004-2014比較」 ・・・「因縁(인연)」(2005年)

今回、彼女が所属する事務所「フックエンターテインメント(Hook엔터테인먼트)」の昨年業績が発表され、イ・ソンヒの貢献の大きさを示す結果となっている。マネートゥデイ記事「イ・ソンヒ コンサート ソールドアウトして..所属会社の利益が何と・・・フックエンター、昨年営業利益46.8億ウォン・・・前年比218.1%↑」(4/5、キム・ゴンウ記者)は、次のように報じている。

まさに、彼女の実力の賜物であり、彼女へのファンの変わらぬ支持を示す。
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・イ・ソンヒ、イ・スンギ、イ・ソジンの所属会社である「フックエンターテインメント」は、昨年の営業利益が218.1%増えたことが分かった。デビュー30周年を迎えたイ・ソンヒの活躍が、業績の上昇を牽引したと分析される。

・5日、金融監督院によれば、フックエンターテインメントは、昨年の売上高が159億3,500万ウォンで前年対比61.8%増加した営業利益は、46億8,000万ウォンで218.1%増えた

・去る2002年に設立されたフックエンターは、イ・ソンヒ、イ・スンギ、イ・ソジンが所属している。イ・ソンヒのマネジャー出身である、クォン・ジンヨン代表が持分100%を保有している。

・フックエンターは、毎年100億~150億ウォンの売上高と、15億~16億ウォンの営業利益を着実に上げている。営業利益ネースでは、監査報告書が初めて報告された2011年以後最高実績だ。

フックエンターの営業利益率は、29.3%だ11~14%水準であるSM、YGエンターテインメントなど大手事務所より収益構造が優れたわけだ*。所属アーティストであるイ・ソンヒ、イ・スンギ、イ・ソジンが皆安定した収益源であるためであると分析される。

(*)下記(参考)の昨年発表資料(2013年について)では、17~20%だったと推定される。2014年については、「11~14%水準」となったのだろうか?

・フックエンターは、所属アーティストの数が少なくて、年間人件費が4億~6億ウォンしか発生しない。また、収益配分比率も各種費用を差し引いた後、7対3の水準で合理的なものと見られる。

・特に、昨年実績は、デビュー30周年を迎えたイ・ソンヒの活躍が影響を及ぼしたものと観測される。イ・ソンヒは、昨年3月、デビュー30周年記念15集アルバム「セレンディピティ」を発表した。

・タイトル曲「その中であなたに出会って」は、イ・ソンヒだけの深い響きがあるという評価を受け、音源チャートをを制した。特に、13都市で開かれた全国コンサートは、27回全て全席売り切れを記録した。

・フックエンターは、所属会社とアーティスト間の、長年の間を共にして互いの信頼度が高い方である。イ・スンギは、年利子なしで所属事務所に、47億2,500万ウォンを貸していることが明らかになった。
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(参考)
 昨年同時期に発表された資料 (今年発表資料は未確認):
中央日報「(2013年について)売り上げ急増の芸能企画会社、利益はYGが最も順調=韓国」(2014年4月10日
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・国内3大芸能企画会社であるSMエンターテインメント・YGエンターテインメント・JYPエンターテインメントの売上額が最近3年間で2倍になったことが分かった。9日、金融監督院の電子公示システムによれば
- SMの売上額は昨年(2013年)1,643億ウォン(約162憶円)で、2010年の864億ウォンから90.2%増だ。
- JYPも102億ウォンから178億ウォンへと74%増えた。
- YGは同期間に448億ウォンから2.4倍の1,057億ウォンに増えて、最初に1000億ウォン台を売り上げた。・・・

・売上額は急増したが営業利益・当期純利益はこれに及ばなかった。
- SMの営業利益は2010年から3年間で257億ウォンから346億ウォンに34.6%増えたが、同期間の当期純利益は244億ウォンから176億ウォンに27.9%減った。
- JYPもやはり営業利益が2010年には1億ウォンの黒字だったが、昨年まで3年連続で赤字を記録した。昨年の当期純損失は44億ウォンだった。
- YGだけが期間営業利益が111億ウォンから185億ウォンに66.7%増加し、当期純利益が83億ウォンから139億ウォンに67.5%増えた。
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(参考)
エイベックス・グループ・ホールディングスの「平成26年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
- p.3に「音楽事業」について、平成25,26年度の売上高、営業利益など記載されている。