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2010年8月31日火曜日

大地震は予知できるのか

地元の公民館主催で、今日から4回に分けて「大地震は予知できるのか」という講座が開かれたので出席する。武蔵小金井駅の北口にある東京学芸大学の教室で、同大学の里 嘉千茂(さと かちしげ)教授が講演される。
第1回目の今日は、地球の内部構造、プレートテクトニクス、プレートと地震の関係について、写真、グラフおよび模型などを使って視覚的にわかりやすく説明された。
プレートは海嶺(海膨)で生成して、移動して海溝などで消滅する。太平洋プレートについて、電波望遠鏡で観測の結果、ハワイ島が鹿島/つくばに対して年間約6cmで接近移動しているという。結果的に、東から太平洋プレートが日本列島(東南海地域)に潜り込んでいて、そこには、西からユーラシア・プレートが、北から北米プレートが、南からフィリッピン・プレートが複雑に集中している。模型の説明はとてもわかりやすかった。

ところで、プレートの生成について、その数や形は何か地球モデルで説明できるのだろうか。たとえば、自転速度、赤道方向の遠心力、地球内部の粘度などのパラメーターを使って、どうだろうか。

地震には活断層による地震もあるわけで、近くの立川市あたりに立川断層があって気になる。これについても説明を聞けたらと思っている。

(追記)
明日、9/1は「防災の日」である。

2010年8月30日月曜日

奥華子

昨日、つじあやのという歌手を記した。スタジオジブリのアニメ「猫の恩返し」の主題歌「風になる」を歌ったそうだが、彼女と同じ年(1978年)生まれの歌手に奥華子(おく はなこ)がいて、角川映画アニメ「時をかける少女」の主題歌「ガーネット」を歌っている。このアニメはテレビで見たはずだが。
シンガーソングライターの二人は、メガネをかけていて、楽器を奏する。つじあやのはウクレレならではの飄々としていて、奥華子はキーボード(ピアノ)で少し情念的かな。ともに言葉を大切に歌っているように見える。
(Youtubeに登録のverbalyfc8に感謝)

そう、シンガーソングライターのイ・ソンヒがステージで、ギターを爪弾き、キーボードを弾いて歌っていたのを思い出した。

それから、ガーネット(柘榴石)だけれど、むかし鉱物(染料)のトークイベントがあって、美大の助教授が幼いころに育った福島県の石川町の思い出に、あぜ道に落ちている大きな正十二面体の柘榴石を拾っては遠くに投げていたという話をしていた。贅沢なこととうらやましかった覚えがある。今度の日曜日に、その石川町に行く予定だ。

★★★★★ 孫が、寝転がっている父親の懐に心得たように潜り込んで甘えている動画が届いた ★★★★★

2010年8月29日日曜日

つじあやの

名前から綾戸ちえと間違えそうになったが、同じ関西人のつじあやのという歌手がいて、ウクレレを片手に、ふんわりとナチュラルに歌っている。スタジオジブリの映画「猫の恩返し」の主題歌「風になる」を歌ったそうだ。
Youtubeに、デビュー10周年(1998年~)を記念して、「風になる」をBest Wind Videoに自選している映像がある。いかにも手作りに、プライベートに徹した話題を添えているのが楽しい。MVの撮影場所を「大分県と鹿児島の間の阿蘇の辺かな」というおおらかさも良いですね。
曲は、ウクレレの軽快さとマッチして、別れの想いなのにとても明るい。なお、「猫の恩返し」のアニメは未見だし、彼女のテンポのよい曲も初めて聴いたわけで。
(Youtubeに登録のtsujiayanochに感謝)

(追記)
武蔵小金井のイトーヨーカドーで、日用品のわけあり品売場に、なぜかELECOMのマウスが売られていた。新しいノートPCのために購入する。

(追記:8/30)
PANASONICのコマーシャルに彼女の曲「花よ花よ」が流れている。
(Youtubeに登録のtsujiayanochに感謝)

2010年8月28日土曜日

はやぶさプロジェクト

夕方の西の空に浮かぶ雲のシルエットは、その背後に受けた夕陽で、輪郭を赤い光で輝かせていた。雲の上空にはまだ青い色が残っていた。ハッブル宇宙望遠鏡で覗いた7000光年の彼方にあるわし星雲の姿を思い出した。

NHKの番組「追跡A to Z」で、「はやぶさプロジェクト」における、さまざまな困難や危機をどのように切り抜けたかについて、当時の映像や資料を使い、プロジェクトリーダーと関係者たちにより回顧された。
「はやぶさ」は、小惑星「いとかわ」への不時着と土壌採取の失敗、機体の破損のため帰還が危うくなる。行方不明になった「はやぶさ」を呼びかけ、諦めることなく、いかにして救出したか、まるでドラマを見るようだった。そして、「飛不動」に無事帰還を願ったことを知った。
カプセルを回収するために、「はやぶさ」は最後に大気圏に消滅した。そのとき、「はやぶさ」は地球の姿を写真にとどめていた。プロジェクトメンバーが「はやぶさ」に母なる星を見させてやりたいという気持ちからだった。
「いとかわ」の砂の採取の可能性を期待したい。

(本ブログ関連:6/13

2010年8月27日金曜日

ソウル市議会広報大使

インターネットを訪ねていたところ、ソウル市議会議員(チョ・キュヨン(조규영)、九老第2選挙区、民主党)のブログ(8/4)に、ソウル市議会広報大使としてのイ・ソンヒと面談している写真が掲載されていたので記す。
恐縮だが写真の中央の方はどなたなのだろうか。許光泰(ホ・グァンテ:허광태)市議会議長のようにも見えるが・・・ブログに紹介されていないので。

それにしても、政治家に囲まれたイ・ソンヒのなんと華奢に見えることか。ソウル市議会広報大使として、どんな話題があったのか知りたいところだ。

(本ブログ関連:2009年の10/29

2010年8月26日木曜日

この素晴らしき世界

今回ノートPCを交換したにもかかわらず未練があるのかな、生きながらえる古いノートPCでブログを書いている。
PCの調子がダメだと書いた先日のブログ(6/25)に、Skeeter Davis の「The End of the World」(1962年)を触れたが、新しいPCを手に入れたのだから今日は、Louis Armstrongの「この素晴らしき世界What a Wonderful World)」(1967年)を聴こう。
何気ない日々の生活の中には、実はとても幸せで、ずっと続いて欲しいことがいっぱい詰まっている。走り回る孫を見たとき、雨上がりに雲間に青い空が見えたとき、夕日を浴びながら帰宅する人たちを見たとき。

(Youtubeに登録のSHARKStmatsuに感謝)

(追記)
マイデイリー(8/26)によれば、イ・ソンヒやイ・スンギが所属するフック・エンターテイメントに俳優のイ・ソジンが専属契約を結んだと報じられた。
(本ブログ イ・ソジン関連:2009年の8/148/22、2010年の7/12
(本ブログ フックエンターテインメント関連:2009年の4/229/28

2010年8月25日水曜日

変わらないイ・ソンヒ

ブログSoulog(소울로그)掲載の「歳月が流れても変わらない彼女 イ・ソンヒ、狐の嫁入り」(8/25)に、SBSテレビドラマで「狐の嫁入り」を歌うイ・ソンヒの円熟したボーカルについて、次のような賛美が記されている。
・東洋的な旋律とエレクトロニック サウンドの調和が新鮮ながらも美しい。誇張された技巧、感情表現を控えながらも訴える力を極大化させたイ・ソンヒのボーカルは円熟するということとは何なのかを見せる。歳月が流れても変わらないものの一つは、イ・ソンヒの深くて朗々とする響きではないだろうか。
(本ブログ関連:8/138/148/158/208/24

最近でいえば、映画「炎のように蝶のように」の主題歌を歌ったとき以上にメディアの反応が大きいような気がするがいかがだろうか。
(本ブログ関連:2009年の9/119/179/199/209/239/24、2010年の6/12

新しいPCで

今日から新しいノートPCで記す。画面サイズが以前のノートPCと比べて、縦方向の寸法はほぼ同じだが、横方向にワイドになった。ブログの「投稿」画面の右側が思いっきり開いて、もったいない感じだ。そんなことよりも、これから無事に動いてくれることを願う。

2010年8月24日火曜日

今日は映画を!

昔の「特攻野郎Aチーム」のテレビドラマが、新しい映画になって登場した。今日は(もう一人の)息子と一緒に有楽町の有楽座へ映画を見に行く。
テレビ版の特長は、軽妙なトークで家庭でも楽しめて、ストーリーの中で悪人といえども正義の名のもとに殺されることはなかったと思う。ところが、今回の映画版では、しっかり悪が殲滅されてしまうのだ。そこにいたる、チームの一人の葛藤に、ガンジーの言葉を出したりしていたが・・・。
内容は、ニセドル紙幣とその印刷原版を奪取するために、イラク、ドイツ、カナダ?、アメリカへと展開する。B級映画にしてはCGを駆使したアクション場面が、これでもかというほど繰り広げられる。
見終わった後、喫茶店で感想が出なかった。お楽しみは、スクリーンの上だけで十分だ。

(Youtubeに登録のgunboy1972、cinematodayに感謝)

イ・ソンヒのイメージ

「民衆の声(민중의소리)」の記事「師イ・ソンヒと弟子イ・スンギが作った『大ヒットOST』」(8/19)に、イ・ソンヒとイ・スンギの師弟関係が次のように記されている。
・80-90年代を代表した歌手イ・ソンヒと、彼女が育てた2000年代を代表する歌手イ・スンギ、師と弟子が共に作ったアルバム(SBSドラマ「僕のガールフレンは『九尾狐』」OST)が大ヒットの兆しを見せている。
・高等学校時代に生徒会長をやるほどの「模範生」だったイ・スンギは、・・・偶然の機会にイ・ソンヒの目につき電撃抜擢され・・・最高級のエンターテナーに成長した。
・イ・スンギの成功の基盤には、「正しい真っ直ぐな」イメージがある。このようなイメージは、あたかもイ・ソンヒから受け継いだような感じがするほどだ。イ・ソンヒはデビュー以来ずっとスーツスタイルと端正な容貌、清潔な生活のイメージを維持してきた。

そう、イ・ソンヒのイメージは、彼女の声質に似て透き通った清らかさにある。彼女の声は天がくれた贈り物なら、彼女はそれを結晶が共振するように歌い聴かせてくれる。

2010年8月23日月曜日

孫と科学博物館

こんなに早く、孫と一緒に国立科学博物館に行ける日が来るとは思いもよらなかった。処暑の今日、息子の休暇に合わせて、特別展「大哺乳類展-海のなかまたち」を観覧した。

海に戻った哺乳類を中心に、その標本、化石、映像などが展示されていた。クジラやイルカやジュゴンなどの祖先の化石を見ると、むかし四足獣であったことを改めて知ると同時に驚く。それ以上に驚いたのは、平日にもかかわらず、夏休みの親子連れで会場が熱気であふれていたことかもしれない。
バギーに乗りながら展示物を見ていた孫は、やがて会場を歩き回り、マッコウクジラがダイオウイカを捕らえている巨大な模型の前で大はしゃぎしていた。小さな目ながら、孫はしっかり見ている。

特別展を見た足で同館の日本館におもむき、日本の鉱物(桜井標本)を見に行く。小さな部屋の展示とはいえ、照明もよく、標本がきれいに整然と展示されていた。以前の展示とは比べものにならない。
先日、虹の話について記したことを思い出し、ミュージアムショップで、孫のためにプリズムを購入する。孫が光のスペクトルに興味を示してくれればと思っている。
孫の笑顔を思いっきり見られた、楽しい一日だった。そして歳相応に疲れた。
(本ブログ関連:8/21

2010年8月22日日曜日

孫とダメダメ

現行のノートPCの動きが微妙なので、メーカーに修理の見積もりを出してもらったところ、新品を買ってくださいと言わんばかりの費用だった。(何と息子も同じ時期に同じ機種を購入して故障している)
インターネットで各社ノートPC情報を頭に入れて吉祥寺に行く。今日も暑い。
結局、LABI(ヤマダ電機)でノートPCを購入。明後日に入手予定。

帰り道、孫と一緒に留守番している息子から、孫と遊んでよろしいとの電話があった。すぐに進行方向を変え、孫に会いに行く。
今日はいっぱい遊んだ。積み木遊び、絵本を読んで、童謡を歌って、近所のスーパーにも行ったし(電子ピアノが好きのようだ)。
ところで、孫の心の綾が随分と成長しているのを知った。積み木遊びのときに、小さな積み木を口に入れて見せるので、(危ないので)ダメダメのポーズをとると、次々と積み木を口に入れ直しては反応を見るのだ。ダメダメを続けたところ、その後、相手にしてくれなくなった。そして、次の遊びで、父親にだけ甘える姿を見せるのだ。・・・何と賢くなったのだろう。

明日、孫と息子と一緒に、上野の国立科学博物館に行く。むかし息子たちと一緒に、この博物館の家族会員になったことがある。孫と一緒に行くことができるとは、これほどの喜びはない。

2010年8月21日土曜日

天気雨と虹とプリズム

晴れた空に天気雨(狐の嫁入り)が降った後、空気中の水滴が太陽の光を屈折、反射して「」が現れる。光の屈折と反射については、必ずガラスの「プリズム」を使って光の特性(スペクトル)が説明されるものだ。
子どものころ、空に架かる虹の根元には、あのガラスの三角形のプリズムがあると信じていた。だから雨上がりに何度か、虹が発生したところを求めて自転車で探したことがある。行けども行けども虹の誕生した場所は見つからず、そして空の虹も見失った。

光を反射するものに、光を透過するガラス製のプリズムや透明な鉱物結晶(水晶、緑柱石、それに金属鉱物ながら閃亜鉛鉱など)もあるが、閉じた空間内で光を交錯する万華鏡もあって、みな美しい。それらを覗くと、想像もできない世界が見える。

虹は、雨降り後に、天がくれたいっときの光の賜物だ。そういえば、この夏地元で、まだ虹を見ていない。狐の嫁入りにも会っていない。

★★★★★ 孫が、従兄弟と一緒に裸ん坊になり、とても嬉そうに遊んで(もらって)いる動画が届いた ★★★★★

2010年8月20日金曜日

「僕のガールフレンドは九尾狐」挿入OSTの反応

「イーデイリー総合NEWS」の記事「『ガールフレンド』ドラマよりも歌が先に浮かび上がった」(8/20)によれば、SBS水木ドラマ「僕のガールフレンドは九尾狐」に挿入されたOSTが熱い反応を得ていると、次のように報じている。
・「ガールフレンド」は、国民ドラマの隊列に昇ったKBS 2TV水木ドラマ「製パン王キム・タック」に押されて、10%前半の視聴率に留まっている。 しかしドラマ(「ガールフレンド」)のOSTは、各種音楽サイトのチャート上位圏に昇って人気を独占している。
・主人公のイ・スンギが歌う「気が抜けたみたいで(정신이 나갔었나봐)」は音源公開当日、各音楽サイトの1位を席巻した。
・ もう一つのOST、イ・ソンヒの「狐の嫁入り」とキム・ゴンモ-イ・スルビの「私が愛する人(내가 사랑할 사람)」も人気を得た。「私が愛する人」は、各チャート5位圏中に入る人気を誇示しており、「狐の嫁入り」も各種音楽サイト順位圏に名前を上げていて、「ガールフレンド」OST興行に一助となっている。

(Youtubeに登録のurnobody909に感謝)

イ・ソンヒのチャート順位は、今日現在、主なチャートでは次の通り。
・NATEカラーリング: 21位(23up)
・DAUMミュージック総合チャート:9位(New)

イ・ソンヒの「狐の嫁入り」シングルが発売されているので、早く入手したいものだ。
→ 新宿のCDショップに確認したところ、ドラマの場合サウンドトラック(アルバム)しかなくて、現在販売未定とのこと。(8/21追記)

2010年8月19日木曜日

バナナミルク

以前、韓国で人気の「バナナ味牛乳(바나나맛우유)」について触れたが、そのことから、子ども時代の懐かしい「フルーツ牛乳」の味を思い出して、武蔵小金井のイトーヨーカドーで購入したことがある。
(本ブログ関連:2009年の12/112/13

今回は、武蔵境のイトーヨーカドーで、何と「バナナミルク」を見つけて次の通り味比べした。
① 「完熟バナナミルク」(〔販売〕高梨乳業、〔製造〕足柄乳業、果汁1%、500ml):
「たっぷりミルク」のうたい文句の通り、濃いミルクのバナナミックスといった味だ。運動後の子どもたちが飲むのに十分な量が紙パックに入っている。
② 「Banana & Milk」:(〔製造〕トモヱ乳業、果汁1%、280ml):
あっさりしたバナナ味で、次第に甘味が増してきた。今時のおしゃれな丸いカップに蓋をしてストローで飲むスタイルだ。香りも良く、ちょうどよい量である。
③ 「豆乳飲料 バナナ」:(〔販売?〕キッコーマン飲料、〔製造〕フードケミファ、果汁4%、200ml):
豆乳の影響かバナナ風味は思いの外あっさりしている。紙パックは小型のため、量的に女性向きか。

バナナミルクは、メイン商品の影にいたが、決して卑屈にならず凛々しく並んでいた。バナナの威光が衰えた現在、連座したものみな平家の公達のように栄華を語るだけである。そのことを知ればこそ、なお愛着が増す。


★★★★★ 孫が、この暑さに裸ん坊をが気に入って、そのままの姿で本を読んでいる動画が届いた ★★★★★

2010年8月18日水曜日

韓国の風景

韓国文化院の四谷移転1周年を記念して催された公演「韓国の風景」を見に、(同庁舎内にある)ハンマダンホールに行った。公演は2部に分かれていて、1部は伝統音楽の演奏(4題目)を、2部は伝統舞踏の演舞(7題目)が行なわれた。

多数の演目を鑑賞したが、韓国の伝統芸術について印象しか語ることができない。そのうえで素人ながら一番印象に残ったものを挙げてみたい。

・1部の伝統音楽では、弦楽器カヤグムによる洋風な旋律の演奏や、力強く緩急のある二重奏などがあったが、やはり「シナウイ(시나위)合奏」(4名)にひかれた。シナウイは、本来巫俗儀式の「クッ」の伴奏音楽を指しているとのことで、韓国の大地から湧き出るようにエネルギッシュであり、まるで濃音と激音で構成されたようにリズムは途切れることなく、楽器演奏は互いに掛け合い、即興性があって興味深い。

・2部の舞踏では、「花ござ(화문석)」の上で静かに直立して優雅に舞うものも、鶴の衣装をまとったり、大きな人の仮面をつけたりして舞うものなど多種多数あったなかで、視線を下にして白い衣装で腰を落とすように踵で歩を進めて舞う「サルブリ舞」が印象に残った。「サルブリ舞」は儀式「クッ」から派生した踊りとのことで、当然ながら、シナウイ合奏の奏者が伴奏した。

(本ブログ関連:2009年の12/24

2010年8月17日火曜日

屋形船

夕方になっても暑さは衰えず、街全体が温室の中のようで逃げ場がない。昨日は練馬で37.1℃、今日も38.2℃と最高気温の猛暑日が続いている。都心でも3年ぶりの37℃越えだそうだ。天気予報は、この暑さも明日までとのことだが。
連日の猛暑対策として水分補給はおこたっていないので、幸い熱中症にならずにすんでいるが、夏の宵に風流を感じられないのは残念である。
こんなときは、夕暮れの屋形船に川風をうけて涼をとりたいものである。神野美伽の「春夏秋冬 屋形船」(1989年)はいかがだろう。

(Youtubeに登録のstanak3557に感謝)

2010年8月16日月曜日

乙女の密告

図書館で、「文芸春秋」(9月号)掲載の、第143回芥川賞受賞作「乙女の密告」(赤染晶子)を一気読みしようとしていたら閉館のため中断し、書店で同誌を購入して駅前のモスバーガーで読了。

京都にある外国語大学ドイツ語学科の女子大生のものがたりで、短いセンテンスはまるで、ハードボイルドではなくて、学園少女マンガの吹き出しのようでテンポがよい。ものがたりの時制は錯綜することなくリニアに進み、ドイツ語スピーチコンテストにいたる過程が主軸であり、登場人物は随分とエキセントリックなキャラクターばかりである。
ところで、ものがたりにはバックグラウンド・プロセスがあって、「アンネの日記」のある一日の記述の解釈なのだ。少女マンガのような展開は、最終、アンネ・フランクの日記を通じて、主人公がアイデンティティーや他者について理解を獲得していくことになる。

なお、この小説について振り子の大きな「芥川賞選評」は、小説読後に読んだほうがよいだろう。ちなみに、「アンネの日記」は未読である。それから、<少女マンガのような>と述べたが、少女マンガについては勝手な印象しかない・・・けれど。

2010年8月15日日曜日

狐の嫁入り

イ・ソンヒが、SBSのロマンチック・コメディ「僕のガールフレンドは九尾狐」で歌っているメインテーマ曲の曲名「狐の嫁入り(여우비)」について調べてみた。
「여우비」は狐(여우)雨(비)となるが、韓日電子辞書Primeに見ると、「狐の嫁入り」、「日照り雨」(いわゆるお天気雨)と記されている。

韓国文化院のコーナー「韓国語ひとこと」に、この「여우비」について次のような投稿(가을、2006年)がある。
・「天気の良い清い空で急に雨が降る時、韓国では『여우비-狐の雨』が降ると言います。」
・「韓国ではもう一つ、『여우비』以外に『호랑이 장가간다-虎が妻をめとる(虎が結婚する日)』と言う表現もあります。(略) 韓国でも日本でも日照り雨は、動物の結婚と言う面白い言葉で表現するらしいですね。」

上記についてさらに詳細な説明が、「狐の嫁入りとライオンの出産:日照り雨の比較民族学」(小馬徹:一橋研究3(2): 80-99、1978年)に次のように記されている。
・狐の嫁入りについては、「物の怪・妖怪が出没するのはいずれも(略)中間的カテゴリーに属する時間であって、狐と言う魔性のものが嫁入りと言う大事業を挙行するのも、雨でもあり晴でもあり、或いはそのいずれでもない日照り雨と言うカテゴリーの混乱をもたらす現象の現出する時なのである。」と説明している。
・虎が妻をめとることについては、韓国の結婚儀礼の第一日目の妻家訪問のプロセスで、特に「村の正門のところ」で、「機智に富んだ問答によって新郎の持参した扇を(新郎側と新婦側で名誉を賭けて)奪い合う」儀礼について論じている。

★★★★★ 孫が、ブドウの実を食べ物として実感できず鼻先に付けて遊んでいる動画が届いた ★★★★★
★★★★★ 孫が、口に入れたブドウの皮を選り分けられず実も出してしまっている動画が届いた ★★★★★
★★★★★ 孫が、ようやくブドウを上手に口にでき得もいわれぬ嬉しい顔をしている動画が届いた ★★★★★

2010年8月14日土曜日

九尾の狐

イ・ソンヒがメイン テーマ曲「狐の嫁入り(여우비)」(歌詞)を歌う、イ・スンギ主演のドラマ「僕のガールフレンドは九尾狐」の九尾狐(クミホ)の由来は、Wikipedeiaの「九尾の狐」に紹介されていて、中国の地理書「山海経(せんがいきょう)」(紀元前2世紀~紀元3世紀頃)にあるそうだ。

・日本の伝説では、宮廷で美しく高い教養を見せたものの妖気ゆえに悲痛な最期を遂げる「玉藻前(たまものまえ)」の姿に描かれている。いってみれば、食べられることをいとわないほどの美女か。

・この世の争いごとは新旧の対立の中にあり、伝説では宮廷から追いやられた彼女(一族)が最後の抗戦をしたのが、「殺生石(せっしょうせき)」で知られる、栃木県那須町の那須湯本温泉辺りということになるのだろう。玉藻前つまり九尾の狐は、死後毒石に変じた。この殺生石の「付近一帯には硫化水素、亜硫酸ガスなどの有毒ガスがたえず噴出して」いるとのこと。美しきものの毒気はすさまじい。

死と隣り合わせの妖気に触れようとするのは伝説だけではない。火山噴火や溶岩流の写真家でもあった火山研究者のクラフト(Krafft)夫妻が、雲仙・普賢岳の火砕流の犠牲になったことを忘れることはできない。
彼らが世界の火山を撮影したビデオのなかで、モーリス・クラフトがハワイの滑らかに流れる溶岩流を解説しながら、その溶岩流に金属の船を浮かべて乗って流れてみたい誘惑にかられることがあると語っていた記憶がある。

2010年8月13日金曜日

イ・ソンヒの「僕のガールフレンドは九尾狐」

メディアダウム掲載のヘラルド経済の記事「イソンヒ '僕のガールフレンドは九尾狐' OST参加」(8/11)によれば、イソンヒは、SBS新ドラマ僕のガールフレンドは九尾狐」のメインテーマ曲を歌ったと次のように報じている。
・ロックバンド「イブ」出身の作曲家Gゴリラ(G고릴라)が書いたメイン テーマ曲「狐の嫁入り(여우비)」(歌詞)を歌った。
・やわらかいメロディに、イ・ソンヒ特有の訴える力が濃い音色でお目見えすることになった。

待ち望んだイ・ソンヒの新曲だ。滑らかにして繊細な何処までも清雅な彼女の歌声を聞くことができる。
なお、ロマンチック・コメディであるこのドラマの主人公として、イ・ソンヒの愛弟子であるイ・スンギが出演している。お相手役は、シン・ミナ(신민아)である。
(Youtubeに登録のVietsub501、LuvBiRain7に感謝)

ところで、九尾狐구미호)について、韓国と日本の民俗伝承にどの程度共通性があるのだろうか。


★★★★★ 孫が、何処から探し出したかサングラスを得意気にかけている写真が届いた ★★★★★

(追記:8/9受信)
★★★★★ 孫が、まるで文字をたどるように声を出して絵本を読んでいる動画が届いた ★★★★★

(追記:8/8受信)
★★★★★ 孫が、父親と二人で行ったファミリーレストランで食事している写真が届いた ★★★★★

ブログ再開

ノートPCを修理に出している間、ブログを夏休みすることにしていたが、昨日届いた修理見積書を見て断念した。今日、PCが戻ってきたのでブログを再開する。
見積書の修理内容によれば、マザーボードの交換、CPUにヒートシンク追加、バッテリー交換?などと、それなら少し足せばエントリーモデルが購入できるので、新しいPCを探しつつ、しばらく現行機で進めることにした。

2010年8月4日水曜日

ブログ夏休み

PCの調子が悪く、ついに修理に送るため、今日からしばらく(来週一杯かな)ブログは休みです。
メーカーの問い合わせ窓口によれば、盆も近いことでもあり、修理日数に余裕をみて欲しいようだ。

★★★★★ 孫が、母親の実家で、西瓜を両手に抱えてニッコリ美味しそうに食べている動画が届いた ★★★★★

2010年8月3日火曜日

山寺音楽会

鉱物採集に向かう山道を走る車窓から、路傍のススキが艶やかな葉を風に揺らせているのを見ると、秋もそんなに遠くないことを知る。
父親が仏教音楽「梵唄(ポムペ)」の伝授者であったことから、インターネットのプロフィールに仏教徒と一般に流布されているイ・ソンヒは、今年も秋には山寺音楽会(コンサート)に出演することだろう。
(本ブログ関連:2009年の4/147/258/279/510/711/712/31、2010年の2/25/205/22

山寺音楽会について、朝鮮日報の昔の記事「住民と一緒に楽しむ山寺の秋の音楽会」(2001年9月27日)は、次のように経緯を記している。(Life in Koreaに掲載)
・この(2001年の)秋、山寺で行われる音楽会が波に乗っている。紅葉が山すそを美しく染めている中、聴衆が集まった法堂のまわりから仏教音楽や国楽(韓国の伝統音楽)・クラシック・歌謡曲が鳴り響く山寺音楽会は、2年前(1999年)に初めて登場して以来、全国に広まりつつある。

韓国の山寺音楽会の歴史は10年近くあるようだ。ところで、イ・ソンヒは仏教の宗派を隔てず出演している。
(本ブログ関連:2009年の9/59/2610/7

2010年8月2日月曜日

孫と街中散歩

日中に久しぶりに孫と会う。しかも武蔵境の街なかで。父親が押すバギーにどっかと座った孫は、笑顔を見せながら近づいたけれど、ちょっと訝しげである。しばらく会っていないからかな。母親は小さな命を身にかかえて家で静養、今回はお休みである。
パッケージに包んだ絵本と水遊び用フロートを渡す。街中では開けないので、あとで自宅で楽しんでくれればよい。食後、本屋(八重洲ブックセンター)で仕掛け絵本を求める。絵本から流れるメロディとリズムに合わせて、保育園で覚えたのか孫は体を振って楽しんでいた。
楽器店(新星堂)では電子ピアノの自動演奏が大層気に入ったようで、鍵盤を打つ楽しさを知ったのか電子ピアノから離れようとしない。3台ほど電子ピアノ巡りをさせられた。孫はもしかするとモーツァルト・・・。
ビル内の空調は体に按配よくないだろうと、駅前の小さな公園でベンチに座り風にあたる。意外に心地よい風が吹いてきた。孫は、石畳の上を走る蟻に目を向けた。逃げ足の速い蟻をいつまで追いつづけても、捕まえることはできないのだが。

さてさて、今回初めて孫の面倒に疲れた。なにしろ、孫の動きに合わせて、半径5m全方位に神経を集中して安全確認をする。公園の中の人のすれ違いに、路上のバギーのそばを走り抜ける自転車に、ショップ内の逃亡に。成長して力強くなった孫は、機敏さも増した。だんだん追いつけなくなるのだろうか。

★★★★★ 孫が、帰宅して、今日渡したおもちゃで楽しく遊んでいるよと伝える動画が届いた ★★★★★

2010年8月1日日曜日

富井鉱山の紫水晶

先月末(7/25)、栃木県の鉱物仲間と日光の西沢鉱山に鉱物採集に訪れた際、富井鉱山の紫水晶標本を分けていただいた方から、xаякава氏が同(富井)鉱山の紫水晶採取場所情報を得て、本日急遽出かけることになった。
朝方の曇り空はやがて強い陽射しの晴れ空に変わり、木漏れ日の中で採集を楽しむことができた。採取場所は、前回(6/6)とほぼ同じエリアであるが、少し目が成長したのだろうか、じっくりと探してついに、紫色がはっきりした小さな紫水晶の群晶(密集していて単結晶をめでることはできないが)を採集した。
今回採集は次の通り。
・紫水晶、水晶(白色)、黄鉄鉱、珪孔雀石、赤鉄鉱、緑泥石

(本ブログ関連:2009年の4/1511/28、2010年の5/36/6