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2018年9月29日土曜日

イ・ソンヒの詩 「片思い」

雨降りに出かけるのも気が重く、しょうもなく過ごしてしまった。10月から秋期コースが始まるというのに、雨をいいわけに予習をサボっている。

テレビで、洞窟好きのNHKらしい「秋芳洞」の鍾乳洞新発見についての話題(再放送か?)や、NHKスペシャルで伊豆諸島の先に浮かぶ「孀婦(そうふ)岩」の岩石(組成)や海底の深海魚調査のドキュメントに見入っていた。NHKの受信料は、科学系番組、および災害情報のためと思っている。

そんなわけですることなく、以前の今日のブログを見ると、イ・ソンヒの詩 「片思い」の朗読があった。なんとも可愛らしい声をした、イ・ソンヒの自作詩朗唱集「去る者だけが愛を夢見ることができる(떠나는 자만이 사랑을 꿈꿀 수 있다)」(1990年)に所収の「片思い(짝사랑)」を、カセットテープの映像を身ながら聞くことができる。(もちろんLP版の音源もある・・・持ってますよ)

(本ブログ関連:”「去る者だけが愛を夢見ることができる」”)

まるで、思えど届かぬ、たどり着かぬ外国語習得のようなものなのであります。


私に あなたがどんな意味なのか
あなたは お分かりにならないでしょう

けれど あなたが分からないといって
悲しがったり しないつもりです

ただ あなたが居るところに 私の
暖かい 祈りが届くように願うだけです

ひとりおぼつかないときは
もっと多くの勇気を振るうつもりです
もっと多くの愛で 立っているつもりです

初めてかなわぬ困難が
私の心にいっぱいだけれど

その心は全てあなたに向かっています

ひとり 愛が折れそうにさまよいます


(Youtubeに登録の이원호に感謝)