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2009年10月28日水曜日

鉱物学博物館

東京MXテレビの夕方番組「5時に夢中」で、パリの鉱物学博物館(Musée de Minéralogie)が紹介された。情報ソースは、在仏日本人向けの「パリの新聞:OVNI(オブニー)」(毎月2回発行)の記事だそうだ。同館は、国立高等鉱業学校(Ecole des Mines)の付属博物館のようだ。展示スタイルは、複数の標本室が、標本室中央を貫く通路で連なっている。いかにも古典的な博物館である。そこには、まるで鉱物図鑑に載っているような色・形がきれいな標本が展示されている。

同番組は他局との差異を強調して、ニッチ情報中心に構成しているだけに、このような話題もあるのだろうと思ったが、日頃ユニークなコメンテーターたちでも言葉をつなぐのに迷っていた。鉱物学博物館の情報はニッチ過ぎるかもしれないが、よい情報だった。

ところで、同館を訪問している様子を映したYouTube動画にある、鉱物標本の名前あてを楽しんでみたが、次の通り?の連発。
【隕鉄>翠銅鉱>??>孔雀石>?天青石>?中沸石>??>ダイヤモンド・母岩>水晶>(蛍光鉱物・・・)>水晶(日本式双晶)>ダイヤモンド(Cullinan鉱山)>?水入り瑪瑙】
(YouTubeに登録のairesparisに感謝)

紅葉

先日、鉱物採集に向かったとき、清里高原をのぼるにつれて木々の紅葉の変化に驚き、目的地川上村では山肌が一斉に橙色に染まっているのを見てその美しさに感嘆した。

日本の紅葉は北から南へと南進すると同時に、山頂から麓へと広がる。紅葉のイメージといえば、色づいた山々の光景が浮かんでくるわけだ。ところでカナダのような大平地の場合、紅葉はいかにといえば、大地をおおう森林を北から横一列にまるで波が押し寄せくるようにして秋の色に染めるという。

全山橙色の川上村の景色を見て、朱色のアクセントも欲しいという感想があった。他方、京都の紅葉はモミジが朱に染まり、かえって朱が強調され過ぎるという話を聞いたこともある。紅葉の美しさゆえに、みなわがままになる。