昼過ぎ(15:00~16:00)、公園に併設の自然観察園へ出かけた。鈍色に重く雲が垂れこめた空は、いつでも雨が降りそうな気配がした。そんな中でも、来園者がぽつりぽつりいた。
結局のところ、雨に濡れることなく巡ることができた。
オドリコソウ
コナラの雄花
観察園内の「ひょうたん池」に、「コナラ」の雄花が水面を埋めるほどに浮かんでいた。公園で配布の「レンジャーミニ図鑑」(テーマ別に印刷)に次のように解説されている。
------------------------------------------------------
コナラ(小楢)
・特徴:若葉は銀色に見える
・花の大きさ:約0.3cm
4~5月に黄色っぽい花をさかせます。雌花は葉の根元につき、雄花はひものように集まります。武蔵野の林を代表する気で、公園にも多いです。
------------------------------------------------------
落下していた、ひも状の雄花の長さは 7.5cm ほどあった。
「野川中流域の旧石器時代」展
改装された「自然観察センター」は、野川流域で発見された 35,000年以前の旧石器時代の遺物を紹介している。テーブル上に展示された国分寺崖線の立体模型を俯瞰して見るのは楽しい・・・まるで、鉄道模型のジオラマを想い起させる。また、いろいろな種類の旧石器標本は、ガラスケースのなかにおさまっている。成形した黒曜石の輝きが美しい。