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2025年7月12日土曜日

守るネコ

夕方、門塀を開けて外へ出ようとしたら、前の道をネコが一匹、悠然と道に沿って歩いていった。余りの堂々振りに感心した。

通りに出て歩んでいくと、先ほどのネコが路肩で何かを庇うようにして、こちらを見ているのに気づいた。敵意を見せるでなく、ただし用心深く見上げていたのだ。

何だろうと思い、ネコの様子を見ると、そこにはもう一匹のネコがいた。そう、母ネコが子ネコ(だいぶ成長している)をわが身の後ろに置いて、守るように身構えていたのだ。

わたしは、彼らへの視線をはずして、何事もなかったように反対側に向いてゆっくりと通り過ぎた。母ネコと子ネコが、じっと私を凝視しているのを知っていたけれど。

自然のなかで生きて行くのはどんなに厳しい*ことか。野良ネコの親子に思いがいく。
(*)カルガモの母に続くヒナの数が減ったりしたのを聞くとつらい。先日(6/28)、私が欠席した野鳥観察のとき、オオタカがドバトを捕食した光景があったそうだ。