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2009年10月7日水曜日

MISO(美笑)

東京新宿文化センターで催された、韓国劇場版ドラマミュージカル「MISO(美笑:미소)」を見ることができた。(韓国文化院に感謝)
「韓国伝統芸術を現代化・大衆化・世界化にアレンジした」とのことで、素直に美しく楽しい舞台だった。やはり歌と踊りは魅了される。鑑賞しているうちに、なぜかいにしえの東洋の古都で舞う緑眼の胡姫たちの姿を想像した。舞台終了後、出口に向かう人波の中で、日本語を話す西洋の男性に日本人女性が「日本の花祭りのように華やかでした」と語っているのが聞こえた。彼もきっと心の中で、自分の故郷のなにかを探し出しているに違いない。
(東京新宿文化センター行き帰りは幸い小雨だったが、24:00前の現在わが家をたたく大粒の雨音がする)

(追記)「jo!ns」の「外国人バイヤーが最も好む韓国文化は?」(10/21
「◇公演の中に韓国がある=米国と英国にブロードウェイ、ウェストエンドがあるなら、韓国には貞洞(チョンドン)がある。 訪韓外国人がよく観覧する公演は、韓国伝統文化を素材にした「NANTA」や「JUMP」、「MISO」などのミュージカルだ。 すでに世界的に広く知られている「NANTA」は、韓国伝統サムルノリ(打楽器演奏)のリズムを素材にした舞台で、外国人に大人気だ。 シネコア専用劇場の「JUMP」も伝統武芸のテコンドーなど韓国文化に関心がある外国人の興味を引く。 貞洞劇場の「MISO」は韓国舞踊・パンソリ(伝統歌唱)など伝統文化で構成され、外国人が楽しめる公演だ。」

イ・ソンヒと山寺音楽会

韓国の寺院は歴史的事情から山深くにあって、9月-10月の清々しい時期に山寺音楽会が行われているようだ。イ・ソンヒの音楽活動の場に、この山寺音楽会があるのはいうまでもない。
彼女の出自を別にすれば、特別に仏教との関係を強調しているか定かでないが、例えばNATE Q&Aに「仏教を信じるアーティストリスト」に、イ・ミジャなどとともに名前があげられている。

韓国仏教について、東国大学教授の金浩星氏による「韓国から見た日本仏教史」(山形大学「歴史・地理・人類学論集」第8号,13-22,2007年)という、ある書評をベースにされたものがある。韓国仏教のある事情を次のように説明されている。
独立前の「朝鮮仏教のほとんどのお坊さんたちは日本仏教の影響を受けて結婚してしまった。1945年独立の後、極少数の比丘(結婚しない独身の僧侶)たちが寺院から結婚していた僧侶(韓国語では「帯妻」といい、日本では「妻帯」という。)たちを追い出したこと。1954年8月24日、禅学院(ソウル)で「全国比丘僧代表者大会」から始まって、1970年5月9日、太古宗が成立されて終わった。比丘僧の宗団がいまの曹渓宗である。」

全羅北道の高敞郡にある曹渓宗禅雲寺(ソヌンサ)で、「禅雲寺の四季」を主題にした山寺音楽会が開催されて、イ・ソンヒが出演している。(「mediabuddha.net 」(9/10)、本ブログ:9/5)

(本ブログ関連:4/14、9/5)

韓国歌謡コンテスト

今日のNHK「テレビでハングル講座」で、先月開かれた「日韓交流おまつり」のイベント「韓国歌謡コンテスト」に、同番組出演の<ますだおかだ増田>さんが出場したことが紹介された。
ご本人照れていたが、よそのブログで彼の歌のうまさが書かれていた通り、なるほど上手でした。
歌われた曲は、中島美嘉の「雪の華」の韓国バージョン(パク・ヒョシン:박효신「눈의 꽃」)で、KBSドラマ挿入歌とのこと。なんと昨年、「淡路島」という曲で歌手デビューしたそうです。
(YouTubeに登録のlwhyukに感謝)