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2022年2月28日月曜日

2月も終わり、明日から春

きのう(2/27)の最高気温は、都心で18.5℃(当地17.1℃)。すいぶん暖くなった。
朝方、ストーブをいつも通りつけたものの・・・それがわずらわしくなる。ひたすら身を寄せた赤い炎に、視線すら合わせない。たった一日で、自分の薄情さに驚く。ストーブは、部屋の片すみにポツンと置かれたままだ。

きょう(2/28)の最高気温は、都心で15.9℃(当地14.8℃)。きのうと比べて若干低めだが、冬を完全に脱している。すでに春に心変わりしている。

天気予報では、多少揺り戻しがあるだろうけど、春が実感できるとのこと。
体感(根拠はないが)として、春らしさを感じる境界は、14℃あたりだろうか(反対に、冬に向かう場合は、もう少し低めかもしれないが)。

2月も終われば、気象庁のいう「冬」(12月~2月)は終わる。明日から「春」(3月~5月)が始まる。

子どものころの春に、レンゲ畑に家族で行って、花の輪を作った記憶がある。
(Youtubeに登録のビリー・バンバン - トピックに感謝)

2022年2月26日土曜日

野鳥観察(30)

きょうの天気予報で、最高気温が14℃(結局は13.6℃だった)といわれて、早朝の野鳥観察(探鳥会)へ出かけるとき気分が緩んだけど、実際、午前7時ころの外気温は -1.8℃と冷え込み想像以上に寒かった。

それでも、春のきざしがするせいか、いのちの息吹を感じようと新しい参加者、特に親に付き添われた小学低学年の子どもたちが来てくれるのはうれしいものだ。朝陽が高くなったせいか、みなきらきらと輝いて見えた。

(本ブログ関連:”野鳥観察")

ところで、膝痛のリハビリは快調で、探鳥グループの後ろを遅れぬようと気力がよみがえってきた。外歩きに膝サポーターの装着を勧められていて、今回初めて使ってみた。結果、サポーターの効用かわからぬが、離れずに無事しんがりをつとめることができた。

そんななか、自分の目や双眼鏡で観察できた鳥を次に記す。
・コゲラ: ムクムクしてかわいらしい
・シジュウカラ: ソシンロウバイの花影に群れていた
・トラツグミ: 双眼鏡の視野にかろうじて見えた
・アオジ: 小川の岸辺を歩く姿が一瞬見えた(双眼鏡でも相変わらず自信がない)
・ハクセキレイ: 原っぱを楽し気に歩きまわっている
・アオサギ; 一羽が鉄橋の下にたたずんでいた(双眼鏡をスクロールしてふと気付く)
・カルガモ: 小川に沿って二羽が下流へ飛んで行った

これから春先の野鳥観察のポイントについて、探鳥の合間に会長さんから話をうかがったため、初心者の理解なので聞き間違いがあるかもしれないが、容赦。
・春の5月に「愛鳥週間(バードウィーク)」が始まるが・・・
・冬場と比べて、春には樹々が芽吹き、鳥たちが葉にさえぎられて見つけにくくなる。
・春は繁殖の時期なので、いろいろな鳥たちの<さえずり>を知る機会になる。
・ひな鳥など含めて知る機会になる。

水量の減った小川の水面に氷がうすく張っているのが見えた。日当たりの良い場所では水が流れ、ハシブトカラスやキジバトが水場に降りて何やらしていた。


(付記)
庭に吊るした<エサかご>の中の器からオレンジジュースが、ここ数日すっかり飲み干されている。メジロなのかヒヨドリなのか、その現場を直接目撃できずにいる。

(本ブログ関連:”エサかご”)

2022年2月23日水曜日

「シンガーゲイン2」で歌われた「ライラックが散るとき」

韓国の(総合編成チャンネル)JTBCで 2月21日夜放送された(無名歌手戦によるオーディション番組)「シンガーゲイン2」に登場したイ・ジュヒョク(이주혁)は、審査員のイ・ソンヒの代表曲である「ライラックが散るとき(라일락이 질때)」(1996年)を選曲した。

(本ブログ関連:”ライラックが散るとき”)

韓国歌謡で歌手がカバーするとき、元歌の歌手へのリスペクトを含めてアレンジを(日本の演歌歌手の場合と比べて)極力控えるように見える。今回(Youtubeで番組の一部を見ただけだが)、イ・ジュヒョクの歌った「ライラックが散るとき」は、それを度外視して換骨奪胎とまではいえないが本歌取りをした感があるよう感じる。果たしてイ・ソンヒの反応はどうだったのか。

韓国紙「MKスポーツ」の記事「『シンガーゲイン2』イ・ジュヒョク」(最終修正 2022.02.21 23:01:54)は、イ・ジュヒョクのカバーについてイ・ソンヒのコメントを次のように報じている。
http://mksports.co.kr/view/2022/166467/
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彼(イ·ジュヒョク)は、イ・ソンヒの「ライラックが散るとき」を選曲し、切々とした感性を表現し遂げた。これを見たイ・ソンヒは「これほど研ぎ澄ませているとは知らなかった。きょう、余りに私の歌を変形しすぎて他の歌みたいだった。それでも嫌ではなかった。うまく没入できた」と称賛した。
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イ・ソンヒの反応を、ある種違和感と納得による<称賛した>となっているよう報じているが、上記のコメントの一部を省いて報じた他紙( 「テンアジア」紙*)は、彼女が<絶賛した>と持ち上げている・・・。
(*)「イ・ジュヒョク、ナ・ギョムを押して 決勝戦進出・・・イ・ソンヒ『これほど研ぎ澄ましているとは知らなかった』絶賛(『シンガーゲイン2』)」(入力 2022.02.21)
https://tenasia.hankyung.com/tv-drama/article/2022022188564


■参考: Youtube「ライラックが散るとき」
・イ・ソンヒ
   https://www.youtube.com/watch?v=iyPlKmg041c   (KBS 같이삽시다に感謝)

・イ・ジュヒョクのカバー
   https://www.youtube.com/watch?v=9h68JXv6vTQ   (JTBCエンターテインメントに感謝)

2022年2月22日火曜日

雑談

(1)ゾロ目のこと
ゾロ目」とは、Wikipediaによれば、<2個のサイコロを振った時に同じ数字(目)が出ること。そこから転じて、2桁以上の数列が全て同じ数字で構成されていること> をいう。
きょうの日付は、2の数字が並び「2022年2月22日」となる。夜中の22時22分ならもっと面白いだろうけど、年月日のゾロ目のきょうについて書き残した(このブログのタイムスタンプは、年月日と曜日が記される)。

200年後の2222年になれば、上記の2の並びが完全になるけれど、それまで待てない。先のことなので・・・きょうの日付で良しとしよう。

ところで旧暦でも、きょうは1月22日となり2が続く。


(2)朝のモスバーガーのこと
膝痛の<運動療法(リハビリ)>を、医院の開始時刻(am 9:00)、つまり朝一番に予約している。さまざまなストレッチを教えてもらい、それを宿題にして自宅でも繰り返す。結果、驚くほど快方に向かっている。体が軽くなり・・・気分も前向きになる。

きのうのことだが、リハビリを終えて帰宅途中、商店街にあるモスバーガー店に寄ってみた。久しぶりの店内は朝方のせいか薄暗く、あちこちに人影があるものの実に静かなのだ。レジで注文して、適当なテーブルを探して気付いた。客の誰もかれもが、私を含めて高齢者(おじさん)ばかり。しかもこの時期らしく、隣接せず離れ離れになって黙々と食事していた。

朝のモスバーガーは、おじさんが一人来てだまって食事し、静かに去って行く場所のようだ。

2022年2月20日日曜日

自然観察(8)

月1回、第3日曜日に開催されている、公園の「自然観察会」へ久しぶりに出かけた。前回参加したのは、何と昨年(2021年)の4月18日のこと。10か月ぶりの出席となった。この間、新型コロナ感染防止のため中止となったり、その後も警戒が少しとけて実施されたこともあったが雨模様で自ら休んでしまったりとで、長きにわたり中断していた。(一昨年の8月に初めて参加して以来、今回でわずか8回目でしかない)

(本ブログ関連:”前回(7回)の観察会”、”自然観察会”)

昨夜来の雨は天気予報の通り早朝にやんだものの、雨上がりの草地を巡るため長ぐつ姿に身を固めて出て行った。幸い薄曇りの空から雨が降ることはなかった。(昨日、観察会の幹事さんからの会員宛てメールに、新型コロナ《オミクロン株》に注意のうえ参加は自ら決めるよう案内があった)

久し振りの観察会、ゆったりと公園や併設の観察園を巡った。膝痛のわたしは、きのう(2/19)に続きリハビリを兼ねながら歩を進めた。少し遅れ気味ながらみなさんの後に続くことができたと思う。いろいろな意味で貴重な催しであり、感謝している。

セツブンソウ
観察会の始まりに、会長から本日のポイントとして、節分の時期(早春)に花を咲かせる「セツブンソウ」が紹介された。白色の小さな花弁は萼(がく)であって、キンポウゲ科の花に多く見られる(「宿萼性(しゅくがくせい)」による)とのこと。実際の花は、萼による花弁の中にある、黄色のものがあたる。土壌としては石灰岩の地を好む(参加者から「ホウレンソウ」栽培でも同様などと話題があった)。
次のセツブンソウは、公園併設の「自然観察園」に咲いていたもの。


白梅
自然観察園に「白梅」があって、見方を工夫すると浮世絵を想い出し、いかにも梅らしい枝ぶりを観察できる。梅の花は、きょうの曇天にもよく似合った。


アオサギ
自然観察園を回っていたとき、池の辺にじっとたたずむ「アオサギ」と遭遇した。驚いたのこちらの方。アオサギの微動だにしないその超然としたたたずまいに感動してしまう。


ところで、解説いただいた植物をカメラに何枚も収めたつもりでいたが、いずれもピントが合っていない。コンパクト・デジカメの限界が見えたような気がする。とはいえ、ベテランの方から、きょうの観察会の写真をメールでいただいている。ならば鑑賞する立場に徹するのもよいかなと考えたりもする・・・。

2022年2月19日土曜日

雨水 2022

きょうは、二十四節気の二番目「雨水(うすい)」にあたる。降る雪も雨に変わり雪がとけ始めるころとのこと。先日(2/13)の東京の雪騒ぎは空振りに終わって、雪跡は全く見当たらないが、鈍天の空から微かに雨粒を感じたくらい。冬の終わりがた、天気予報は再来週あたりから温み始めるという。

(本ブログ関連:”雨水”)

鈍色の空に雨粒を一瞬感じたのは、久しぶりの公園巡りの帰り道だ。いままで膝痛で家に引きこもりがちだったが、治療を<運動療法(リハビリ)>に変えて1か月半ほど経過したところ、幸いなことに痛みがおおかた治まってきた。気分が楽になり、公園散歩へ出かけた次第。(指示に従って、自宅で軽いストレッチ運動を繰り返したところ、大変有効だったようだ)

公園内に樹苗園があり、同種の樹木を区画ごと育成している。この時期、「ソシンロウバイ」の他に、園芸種名は未確認だが、次の「紅梅」や「白梅」がきれいに咲きそろっていた。人だかりして、スマホやカメラで花の姿を撮っていた。

(本ブログ関連:”梅林”)



公園南側の奥に売店があって、そこで甘酒をもとめて体を温めていたところ、近くのベンチ脇に「ハクセキレイ」が2羽降りてきて辺りの枯れ芝の間をついばんでいたところ、追うようにして「ツグミ」が1羽近づいた。そんなとき、売店前の広場をサッカー練習帰りの児童たちが走り抜けようとしたため、鳥たちは飛び去った。

明日は、公園の植物などを中心に自然観察会がある。膝の痛みが「雨水」のごとく消え去りそうなので、久しぶりに出かけてみようかと思う。

2022年2月10日木曜日

2月の雪

朝、家を出たとき、まばらに雪が舞っていた。わずかな風と小雨の中、ドカ雪にならず木の葉に積もったけれど、それは漫勉でなく、木の背の一部に厚く重なったり、あるいは枝先を氷結したりとまばらだった。


テレビの天気予報では、大雪警報が出るとか、1月6日なみの大雪(都心での最大降雪量は10cm)になるかもしれないと報じたが、今夕まで上記のままつづいた。

(本ブログ関連:”1月6日の雪”)

底冷えする夕方、Amazonに注文した物が玄関先に「置き配」された。こんな天気の中を配達していただき・・・すっかり日の暮れた雨雪の中、置かれたものを見て本当に感謝です。

雪の日だから、<イタリア生まれのベルギー人歌手がフランス語で歌った>「雪が降る」(S.Adamo作曲、安井かずみ作詞、クニ河内編曲)を、前野曜子の歌で聞きたいものだ。彼女は、<ペドロ&カプリシャスの初代ヴォーカル>であり、「別れの朝」の歌は鮮烈だった(この曲は彼女以外に考えられない)。

(本ブログ関連:”前野曜子”)

Youtube
・「雪が降る」
    https://www.youtube.com/watch?v=h7ZaW7TIpkY
・「別れの朝」
    https://www.youtube.com/watch?v=a3NZjpdnbls

2022年2月5日土曜日

野鳥観察(29)

きょうの野鳥観察(探鳥会)に合わせて設定した<目覚まし時計>のアラームを聞き逃したらしい。家を出るべき15分前になって気づき、準備のため同時に2つ3っつこなすこととなり大いにあわてた。(前回も似たようなことが起こったが)

(本ブログ関連:”野鳥観察")

立春の前後、観察会へ出かけるたび、早朝の空がずいぶんと明るくなったことに気付く。通り道にある民家の塀から飛び出した庭木の薄暗い陰に、ツグミやシロハラらしきが一瞬見えたけれど、それを確定する眼力が残念ながらない。

集合場所での話題のひとつに、先日わが家の庭木に吊るした<エサかご>の成果があり、鳥たちが<ミカンを完食>したことと、<フンの問題>について報告した。(ネットでは、エサを食った鳥たちがフンを周辺にまき散らす問題が指摘されている)

相変わらず膝が不自由で、野鳥観察のみなに遅れがちになる。そんななか、自分の目や双眼鏡で観察できた鳥を次に記す。(望遠カメラの必要性をじわじわと感じ始めている)
・ムクドリ: 大群となって空を舞う
・シジュウカラ: 林間にさえずる声がして、遠く群れが飛ぶ
・アオゲラ: 一瞬目にとまる
・コゲラ: ほんの一瞬目にとまる
・ツグミ: 会員の足元近く(2mほど横)を逃げずにいた
・トラツグミ: 地上の一羽が、双眼鏡の視野いっぱいに収まる
・アオサギ: グラウンドの鉄網柵の上にとまり、孤高を保つ姿を見上げる
・カルガモ: 群れになって小川の流れに任せる
・ダイサギ: 悠々と一羽が飛び去った

ソシンロウバイが朝陽を受け、半透明の黄色な花弁を光が透けて美しく輝いて見えた。

2022年2月4日金曜日

立春 2022

きょうは二十四節気の「立春」、春夏秋冬の四季の始まりで、二十四節気の第1となる。とはいえ、この日は相変わらず厳しくて、梢(こずえ)に冬の寒さが残ったまま、大地に春の訪れを感じることもない。晩唐の詩人の詞を逆バージョンにして遊んたけれど、むしろこちらの感度が鈍いせいだけかもしれない。

(本ブログ関連:”立春”)

気象庁のいう「春」は、3月から始まる。天気予報では、来週あたりから徐々に温もりが増してくるだろうとのこと。そうそう、最近口にしていないことだが、「わたしは寒い冬が苦手である」。暑い「夏」はへっちゃらだ。

ところで、庭木に吊るした鳥の<エサかご>の中に置いたミカンの房は、早朝分も、昼過ぎ分もすっかり平らげられていた。その瞬間を残念ながら目にすることができていない。(カナリアシードのエサの方は、微妙だが少し減っている)

<エサかご>にやって来たのは何の鳥だったのだろうか。きのうのように、メジロとぱったり鉢合わせできたらいいのだが。

2022年2月3日木曜日

節分 2022

新型コロナウィルスの「オミクロン」株による感染予防のため、第3回目のワクチン接種に出かけた。接種会場に希望者が次々来場した。待合室は人であふれていたが、接種後に副作用が発症していないか確認のため、タイマーを持たされて待機(15分ほど)する人たちも合わせてのことだ。オミクロン株は、デルタ株と比べて症状が軽症化しているといわれる。今回の接種には焦りが薄く、念のためといった感じが強い。

(本ブログ関連:”節分”)

ワクチン注射した腕に痛みはほとんど残らなかった。実はこの後、膝治療で膝に注射することになっていて・・・憂鬱な気分で施設内を移動した。膝の注射は、これまでの2週間に1回から月1回でよいことになって、少しホッとする。

ところで、きょうは「節分」。本来、四季の変わる前日を指すが、今では、明後日の「立春」の前日であるきょうの節分だけを指すようになったようだ。

「鬼は外、福は内」の掛け声は幼い子どもたちがいてこそ。歳をとれば、豆を食うくらいだったそんなとき、関西方面の習慣といわれる(ノリ巻き)「恵方巻」が、コンビニのマーケティング戦略で地域を拡大している。商業的なニオイのする恵方巻に拒絶反応があったが、きょうの医療施設の帰り道、スーパーに寄って長いそれをついに買ってしまったのだ。

以上、ワクチン接種、膝注射、恵方巻の三題噺といった次第。


(追記) 庭木に吊るした、野鳥のための<エサかご>に「メジロ」が来た。
・エサかごの中に、ミカンの実(房にばらしたもの)とカナリアシードを容器に入れて置いたものの、なかなか野鳥が寄って来なかった。野鳥の食事具合を確認しようと、たまたまガラス戸を開けて覗いたとき、一羽のメジロが飛んできたのだ。一瞬互いに目が合ったわけだが、すぐに飛び去ってしまった・・・まことに身近で観察できたのは幸い。
・エサかごを確認したところ、ミカンの房は跡形もなく完食。カナリアシードも半分くらいに減ったが、それらがメジロによるものかどうか未確認。観察の仕方を考えねば・・・これからの課題だ。

2022年2月1日火曜日

(雑談)雑誌「BIRDER 2月号」ー 特集「まるごと エナガ」

野鳥に関心を持って、初めて探鳥会に参加したのは 2020年の8月のこと。以来、一年半近く経過しているが未だ初心者気分から抜けられずにいる。ベテラン会員のなかに、毎日観察エリアをめぐって野鳥の写真を撮り、メールで配信される方がいる。おかげで刺激となり、感化が緩まずにいられるのはありがたい。

きょう、近隣の街にある大型書店へ出かけたところ、表記雑誌「BIRDER 2月号」が随分と厚く平積みされていた。珍しいことと思い手にとったところ、表紙に水色の空を背景にした白い小鳥の「シマエナガ」が枝にとまっている姿が描かれていた。特集の「まるごと エナガ」の文字を白文字にして雰囲気をそこねぬよう添えている。
シマエナガのかわいらしい姿を見て、誰もがおもわず雑誌を手にすることだろう。書店の作戦勝ちである。

(本ブログ関連:”シマエナガ”)

シマエナガは、わたし好みの「ジョウビタキ」のメスのように飾り気のない美しさ・・・着物柄に例えれば江戸小紋のような見るほどにすっきりしたしとやかさとは違って、ただただ愛らしい、ひと目で心溶かすような存在であり、愛鳥のトップの座を維持し続けているようだ。

(本ブログ関連:”ジョウビタキ”)

ところで、シマエナガのつぶらなヒトミと手のひらに包みたくなるような姿から、有名な土産菓子「ひよこ」饅頭を思い出す。シマエナガには、「ひよこ」饅頭のような無防備な幼鳥を彷彿させるものがあり、ひとびとの目も心もひきつける。
ちなみに、和菓子「ひよこ」の<本家>は福岡県飯塚市にある。九州出身の者ならどうしても一言しておかねばならない。

今回の「BIRDER」2月号は、シマエナガ情報満載で生態・行動の他に、何とシマエナガ関連グッズから、漫画のページ「なぜエナガはシマエナガほど人気がないのか」(漫画:一日一種)や、(思わず芸能タレント光浦靖子さんの趣味が浮かんでくる)「羊毛フェルトで ふわふわかわいいエナガを作ろう」(作者:つぐみ氏)の制作過程の紹介といった記事まである。