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2012年3月29日木曜日

「偉大なる誕生2」を襲った雨風のその後

MBCニュースの記事「イ・ソンヒ側 『イ・スンファン、メンターとファンの皆さん方に』 ...謝罪」(3/28)によれば、「偉大なる誕生2」を襲った雨風はどうやら沈静に向いたようで、新しい展開を次のように報じている。
(ソウル=ニューシス)

・MBC TV「スターオーディション-偉大なる誕生2」にメンターとして出演中の歌手イ・ソンヒ(48)とイ・スンファン(47)の(間に投じられた)葛藤が結末を迎える見通しだ。

・イ・ソンヒの(所属する)マネジメント社「フックエンターテインメント」のクォン・ジンヨン代表は、28日新しく作ったTwitterのアカウントで、「去る23日、(わたし)個人のSNSを通じて熟考が足りぬままの表現でイ・スンファン、メンター各位とファンの皆さん方に心配をおかけして、不快にしました点を深く謝罪申しあげる」と書いた。

・「今回のことで、私の軽率さと愚さに対する反省と自責をずっと抱き続けて行く」として、「このことで、これ以上番組とその関係者の方々に迷惑をかけないことを切に望む」と残した。

・合わせて「去る8ヶ月の間激しかったが、美しい競争を繰り広げてきたメンティーたちと彼らを導いてくれたメンターの方々と、そして制作スタッフにも心より申し訳ない気持ちを伝える」と付け加えた。

・さかのぼって、クォン代表は23日「偉大なる誕生2」の放送が終わった後、自身のTwitterに、「イ・ソンヒ女史のメンティーたちを減らすためのイ・スンファン歌手の8.7という点数破壊だ、本当に!本人はすごく恥をかいて照れるのだろうか? 我慢の限界だ」などの文を残して、「イ・スンファン diss」論議を触発した。言い争いが起きるとすぐにTwitterのアカウントを削除したが、すでにリツイート文が広がり波紋が大きくなった。

・すると、イ・スンファンのマネジメント社ドリームファクトリーは、27日公的にクォン代表の謝罪を要求してきた。「クォン代表のSNSを通したとんでもない公的誹謗で大きな傷を負ったイ・スンファン氏と彼のファンたち、尊重されて信頼を受けなければならないメンターの点数を、否定することによって権威を失墜させた点、全情熱を傾けた制作スタッフ、他のメンーの方々など複合的対象に対して公的な謝罪が必要だ」と声を高めた。

・一方、「偉大なる誕生2」は、30日ク・チャミョン(22)とペ・スジョン(26)が正面対立するファイナル舞台を送りだす。二人は皆イ・ソンヒのメンティーだ。


(付記)
アーティストが連綿と作りあげてきた世界に尊敬の念を持って、ステークホルダーは言葉を慎重に選択するだろう。これから輝き増す才能ある若者たちが安心して羽ばたける基盤(インフラ)を作ってこそ、マネジメントの役割があり、そこにファン以上に重要な存在意義があるのでしょう。