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2017年6月7日水曜日

梅雨入り 2017

どんよりした空に窓の明かりがくすめば、気掛かりがあるわけでもないのに何となく気が重くなる。ネットの注文とコピーついでにコンビニに行けば、途中、ぽつぽつと雨滴を感じる。そして、それ以上のこともない。

ハフィントンポストによれば、「気象庁は、6月7日(水)、四国、中国、近畿、東海、関東甲信地方が『梅雨入りしたとみられる』と発表しました」(6/7)とのこと。以前ブログに記したものを見返せば、だいたいこの時期。桜の開花時期と違って心が踊らないことに、モンスーン地帯の米作の末裔のくせ申し訳ない気がする。ちなみに、一週間天気予報では、曇り空がしばらく続くようだ。

(本ブログ関連:”梅雨入り”)

(付記)「新聞エンマ帖」
話しは違うが、月刊「文芸春秋」に「新聞エンマ帖」があった。辛口な小批評で、大手紙の事件記事を中心に比較していたが、いつのまにか消えたようだ。中学生のころ、いわゆる中2世代にとって、面白いページだった。大手紙を当時でも併読するユーザーがそんなにいたとは思えなかったと思う。ただ、小ネタに終始していたような気がする・・・。今は、ネットがいろいろな幅を以ってその役割を果たしている。

KBS WORLD「国楽の世界へ」 想像の生き物

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(5/31)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズとして、想像の生き物に関連した曲を紹介した。(未聴取のため他語版を参考にした)

火を吹く西洋の「ドラゴン」と違って、東洋の「」は水中(地中)に発生する。仏教伝来の水神を「竜王」とも呼ぶ。朝鮮時代初期の宮廷曲目に「水龍吟(수룡음)」があった。(今回聞く、「水龍吟」は朝鮮時代初期のものと違う)

▼ 「短簫(タンソ:金管)」と「笙簧(センファン:日本の「」に似る)」の演奏による「水龍吟」を聞く。

いままで使われることのなかった「笙簧」は、構造・材質を新しくして、現代曲演奏に登場するようになった。

▼ 「Libertango」を聞く。音色はアコーディオン(小型の「コンサーティーナ」のよう)に似る。今様に軽快に。

李氏朝鮮後期の風俗画家、「申潤福(신윤복、1758年~没年不明)」の絵に、蓮の花の池を眺めながら、長めの喫煙パイプと笙簧を持った女性を描いた「蓮の池の女(연못가의 여인)」がある。

▼ 「蓮の池の女」を想像しながら、笙簧演奏「거울자아(鏡自我)2」を聞く。今様に。