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2016年10月15日土曜日

市民祭りと沖縄の同窓会

天気も良く、足を伸ばして地元公園へ散策に出かけた。大変な人出だった。そうか、今日・明日、地元の「なかよし市民まつり」が開催されるのだ。野外施設前の広場を囲むようにテントが多数並び、人々であふれていた。

テントでは、市の公共機関やNPOなどの広報以外に、それぞれの団体が屋台ふうに食べ物を売っていた。官製の郷土意識の醸成といった感がないでもないが、土・日の連休、家族連れには楽しいイベントとなっている。広場中央の特設舞台で、近隣市から出演したアマチュアのスイスホルン・グループがのどかに奏でていた。秋晴れの空、ちょっとした高原気分だ。

帰路、図書館の読書室に寄る。なんと、隣りの会議室からにぎやかな物音がした。そういえば、入館したとき、沖縄の学校の同窓会があると掲示されていた。民謡、踊り、演奏など次々続く。迫力満点な響きが読書室に入ってくる。不思議なことに、それが気にならないというか、心地よいのだ。すっかり聞き耳を立てていた。

気付いたこと。わたしたちが同窓会をしたとして、民謡、踊り、演奏を通じて、こんなに楽しく郷土愛を表現することができるだろうか。受け継ぐ郷土文化、土地に根付いた先祖とのつながり。そんな経験もなく、知らぬまま歳をとってしまったようだ。