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2016年11月23日水曜日

勤労感謝の日 2016

今日は祝日「勤労感謝の日」だというに、みな寒さに家に閉じこもったのか、近所の余りの静けさに驚く。それに、深夜から明日にかけて積雪の予報もある。寒い一日になりそう。

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(付記) 最近気になること (イ・ソンヒが騒ぎに巻き込まれていないか、杞憂に終わらんことを・・・)

■ YTN(ニュース専門テレビ局)掲載のOSEN記事、「パク・クネ大統領 - キム・ヨナ - イ・ソンヒ、『最後の舞台終わらせて』 (私は大韓民国)」(2015年8月15日、OSENパク・チュンヒョン記者)は、2015年8月15日の<国民大合唱「私は大韓民国」コンサート>のフィナーレ場面について、次のように報じている。(抜粋)
なお、このフィナーレ壇上の、イ・スンチョルキム・ヨナ、パク・クネ大統領(&大統領の親友)の3者関係について、現在、韓国の世間で噂が大きく賑わっている。真実は不明だが。
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写真) 左から:イ・スンチョル、パク・クネ大統領、キム・ヨナ、イ・ソンヒ

・(8月)15日午後ソウル、上岩ワールド・カップ競技場で開かれたKBS光復(解放)70年国民大合唱「私は大韓民国」コンサートで、イ・スンチョルとキム・ヨナ、パク・クネ大統領、イ・ソンヒが退場している。
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朝鮮日報(日本語)の記事、「歌手イ・スンチョル事務所 朴大統領親友との関係を否定」(11/04)は、イ・スンチョルの大統領背後との関係否定主張を次のように報じている。(抜粋)
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・韓国の人気歌手イ・スンチョルさんの所属事務所は、3日、国政介入疑惑や財団私物化疑惑に関連して職権乱用などの容疑で逮捕された朴槿恵(パク・クネ)大統領親友の崔順実(チェ・スンシル)容疑者とのつながりが取り沙汰されていることについて、「とんでもなくあきれた主張だ」と崔容疑者との関係を否定した。
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■ 朝鮮日報(日本語)の記事、「『ヌルプム体操で不利益』報道、キム・ヨナ側が立場表明」(11/21)は、キム・ヨナが<「スポーツ英雄」リストから突然彼女の名前が削除された>疑惑について次のように報じている。(抜粋)
なお、日本のテレビは、<国民大合唱「私は大韓民国」コンサート>壇上で、キム・ヨナが大統領からの手つなぎを拒絶した(ように見える)ことの因果関係を推測している。
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・朴槿恵(パク・クネ)大統領の親友で職権乱用や強要などの罪で起訴された崔順実(チェ・スンシル)被告の側近、チャ・ウンテク容疑者が制作を手掛けた「ヌルプム体操」。フィギュアスケート選手のキム・ヨナが、この体操の普及のためのイベント出席を断ったため不利益を被ったという疑惑が持ちあがり、キム・ヨナ側が疑惑について立場を表明した。
・しかし、2014年に開かれたヌルプム体操の普及イベントを断った後、15年に大韓体育会が選定した「スポーツ英雄」リストから突然キム・ヨナの名前が削除されたことが分かっており、なおも騒動は続くものと見られる。
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KBS WORLD「国楽の世界へ」 撥弦(打弦)楽器「玄琴(コムンゴ)」

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(11/16)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズとして、<撥弦(打弦)楽器「玄琴(コムンゴ거문고)」>に関連した3曲を紹介した。

(本ブログ関連:”玄琴(コムンゴ)

始めに、「玄琴」の由来にまつわる高句麗宰相「王山岳(왕산악)」の伝承、楽器の構造について次のように紹介された。
・撥弦(撥弦)楽器「玄琴」の由来は、高句麗時代にさかのぼるという。当時、中国から伝わったこの楽器を、高句麗では楽器だと分かるものの、奏法を知らなかった。宰相王山岳は、その楽器に手を加え、演奏できるようにした。それが、玄琴だ。玄琴は、琴の一種で、6本の弦を左手で押え、右手の「匙(スルテ、술대)」という棒ではじき演奏する。一説に、王山岳が奏する玄琴の音に、黒鶴が飛来して踊ったという。そんな伝承が玄琴にある。東洋で、鶴は平和を意味する縁起の良い動物である。
・ところで、玄琴の起源は、王山岳より以前の高句麗に、似た楽器があったという説もある。文化は、移動(遷移)し適合するようだ。

また、正楽の六拍子で構成される「還入(ドドリ、도드리)」、それに関わる学者ソンビの生き方について次のように紹介された。
・「還入」とは、ひとつのリズムが六拍子で構成される曲。適当なスピードで、余計な伴奏はせず、一拍ずつ演奏する。速く華やかな現代のリズムと比して退屈かもしれないが、長く聞けばその真価が分かる。昔の学者ソンビは、何事も、有りのままの姿に従い、そこから心の平和を見出し、世の中と融合するのが、彼らが追及した暮らしだった。「還入」には、そんな精神が感じられる。

▼ 玄琴の独奏曲でリズム(長短)を意味する「還入」を聴く。3+3拍子のようにゆるりと、たおやかに流れる。

次に、「並唱(병창)」と、玄琴並唱の創作者の「申快童(신쾌동)」(1910年~1977年)について次のように紹介された。
・並唱は、楽器演奏と歌の両方ができねばならぬため容易でない。玄琴並唱の創作者が申快童だ。今でも、彼の弟子一人以外は、玄琴並唱をきちんとできる人がいないという。玄琴は長らく学者ソンビに親しまれたが、朝鮮時代末、喜怒哀楽の感情を玄琴で奏する刺激的な音楽が登場したため、ソンビは世が乱れたと嘆いた。

▼ 玄琴を演奏しながら歌う(並唱)で「玄琴並唱、名人の並唱」を聴く。詞を追うように玄琴が響く。

最後に、玄琴の現代化について次のように紹介された。
・最近、電子玄琴とか、変わった形の棒で奏する玄琴、弦数を変えた玄琴など登場したり、親しみやすい演奏も試みられる。伝統を守ろうとする人々の一方で、伝統の枠から抜け出て新しいものを作り上げようとする人々もいる。文化は、そうした変化と発展をするようだ。

▼ グループ「コムンゴファクトリー」演奏で、「コムンゴ・アンド・タンゴ」を聴く。コムンゴとタンゴ(洒落?)ばりに今様である。