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2014年8月14日木曜日

シルヴィ・ヴァルタン「アイドルを探せ」

ドアを開けると、玄関先の床のタイルの溝に沿って、いつもと変わらぬ蟻(アリ)の列が続く。上から覗いて、隊列一匹一匹の区別がつく筈もない。この夏を懸命に生きて、来年に命をつないでいる。

(本ブログ関連:""、”にわかファンの困惑”)

始まりと終わりを知らぬ蟻だけど、自然の中で、一匹ずつ命を持ち、運命が待っている。彼らは(仲間の中で)ほかとの違いを主張しているようでもない。

私たち(人間)は、共通の言葉を持ち、価値まで作ってしまった。「私は、ほかと違う」という思考で、そう生きようと四苦八苦する。ファッションも知識も、ほかと違うことに一生懸命だ。
でも、蟻は言葉なんて持ち合わせてないから、その場、その瞬間に行動するのが精一杯だろう。黙々とあんな風に仕事をこなす。仕事を放棄したり、逃亡した蟻は知らない。

でもねえ、私が一番というのも悪くない。神様がくれた最高の賜物かもしれない。たとえ実現できなくても、最高の夢を見られたのだから。

イ・ソンヒが誕生した年に大ヒットを飛ばした、シルヴィ・ヴァルタン(Sylvie Vartan、1944年8月15日~)の「(邦題)アイドルを探せ(La plus belle pour aller danser:踊りに行く一番の美人)」(1964年)は、彼女のデビュー頃の好みの笑顔で、聞かせてくれる最高の夢だ。

(本ブログ関連:"シルヴィ・ヴァルタン")

(Youtubeに登録のwin081に感謝)