体操教室の帰り道、畑地の端に人の背丈ほどの高さの「ハナモモ」の木と出会った。
例年この時期、ハナモモの2本の木立が、白い花と薄紅色の花を同じ幹から咲かせている。紅白二色が見られることから、源平の戦で源氏(旗色:白色)と平家(旗色:紅色)の旗色に合わせて、「ゲンペイモモ」と呼ばれる「モモ」の園芸種である。
今年、なぜか手前の木(写真左側)の花に、白色が多いように見え、奥の木(写真右側)にはいつも通り、白色と薄紅色の花が咲いている。
(本ブログ関連:”ゲンペイ(ハナ)モモ”)
ハナモモの原木である「モモ」について:
・以前(2005年4月17日)、水晶の代表的産地である山梨県の「乙女鉱山」に鉱物採集に行くため、勝沼のICを降りたところ、盆地一面に桃の薄桃色の花が広がっていた。驚嘆して、目一杯春を感じた思い出がある。
(本ブログ関連:”乙女鉱山”
・陶淵明は、「桃花源記」で、桃の林の奥先に時間が止まった「桃源郷」との不思議な出会いの伝説を詩っている。モモの花には、サクラと違う物語がある(強いていえば、モモには時間の永続性が、サクラには時間の局面性が・・・)。
(本ブログ関連:”桃源郷”)
■ 資料(Googleの「Search Labs 」AI による)
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桃には、果実を食べる「実桃」と、花を楽しむ「花桃」の2種類があります。
実桃 花桃
用途 食用として栽培される 観賞用に栽培される
特徴 果実が大きく、甘みがある 花が大きく、八重咲きのものもある
生育環境 比較的暖かい地域を好む 寒冷地に強いという特徴がある
実桃
・ 「黄桃」や「白桃」など、よく知られている桃です。日本には弥生時代に渡来したとされ、平安時代には「桃の節句」に桃の花が観賞されるようになりました。
花桃
・ 園芸種として栽培されており、「ひな祭り」の時期に購入できることもあります。花桃は、枝いっぱいに咲き誇る桃の花が淡いピンクや白色の花びらで満たされ、その光景はまるで桃色の雲が空に広がるかのように美しいです。
・ 花桃には、実がなることもありますが、苦みや酸味が強かったり、あまり大きくならなかったりと、一般的に食用には向いていません。
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