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2011年11月11日金曜日

空間線量率マップ

本日の日本経済新聞(11/11)は、文部科学省の報道発表「文部科学省による、岩手県、静岡県、長野県、山梨県、岐阜県、及び富山県の航空機モニタリングの測定結果、並びに天然核種の影響をより考慮した、これまでの航空機モニタリング結果の改訂について」(11/11)を報じている。同記事リンク先の報道資料は、下記の通り10 月13 日現在(補正込)の空間線量率のマップ(参考1)図を掲載している。
3/11の福島原発事故の結果、風向と地形により、放射性物質が二方に分かれて南下していることがわかる。何度見ても、複雑な気持ちになる。果たして風向きが違っていたら、本当にこれほどの騒ぎになっていたのかどうかということだ。

<報道資料>
(参考1)「文部科学省がこれまでに測定してきた範囲及び岩手県、静岡県、長野県、山梨県、岐阜県、及び 富山県内における地表面から1m高さの空間線量率」

・1m高さの空間線量率の分布状況を示したマップ及び土壌表層への放射性セシウムの沈着状況を示したマップの作成にあたっては、今回の航空機モニタリングの結果を使用した。

・モニタリング結果を岩手県の航空機モニタリングの最終測定日である10 月13 日現在の値に減衰補正している。

地球「外核」は2層構造

日本経済新聞の記事「地球の『外核』は2層構造 東工大など定説翻す発見」(11/11)は、地球内部の構造〔地表>地殻>(上部>下部)マントル>コア(外核>内核)〕の「外核」について、新説を次のように報じている。
日本経済新聞の科学記事は、いつもながら理解しやすくありがたい。(参考図

・海洋研究開発機構と東京工業大のチームは、地球の内部にある外核が従来考えられていた1層構造ではなく、上下に分かれる2層構造になっている証拠を見つけた。地球の磁場が数万~数十万年周期で反転する現象の原因解明につながる。米科学誌サイエンスに11日掲載される。

・地球の内部は中心に近い方から順に、固体の金属でできた内核液体の金属でできた外核岩石質のマントルがある。外核は地表から深さ約3千~5千キロ。主成分は液体の鉄で、「酸化第一鉄」という酸化鉄の固体を30%ほど含むとされる。

・研究チームは地球内部に似た高温高圧の条件を再現。約240万気圧、4千度程度になると、酸化第一鉄の結晶構造が変化し、これまで知られていなかったより重い構造になることを発見した。

・この条件は外核の深さ4千キロ付近に相当。外核はこの辺りで2層に分かれると考えた方がよく、2層で別々の対流が起きているという外核の対流は地球の磁場を生み出す原因とされ、2層の対流が乱れると磁場のN極とS極が入れ替わる可能性があるという。地球の磁場は、太陽から高速の粒子が噴き出す「太陽風」や宇宙線から地表の生物や大気を守っている


(付記)
2011/11/11、11:11、新宿のフルート教室にいて、その時になったら一言ジョークでもと思っていたが、結局言い忘れてしまった。この「11」の数字を日付に結び付けるには、少し重過ぎる。

イ・ソンヒの涙

STOO.COMの記事「イ・ソンヒ、『偉大なる誕生2』収録中に涙こぼし・・・なぜ?」(11/10)は、オーディション番組「偉大なる誕生2」のイベント「偉大なるキャンプ」で、イ・ソンヒが涙した話題を次のように記している。(キム・ギョンロク(김영록)記者)

・「小さな巨人」イ・ソンヒ メンター(指導者)が、「偉大なるキャンプ」の最終日、ついに堪えた涙を流した。

・手厳しい忠告で、いつも真っ直ぐな姿を見せてきたイ・ソンヒも、最終合格者が決定される最後の日には、厳しい道を歩んできた先輩の心に戻っていた。

・イ・ソンヒは、舞台を終えた参加者たちに評価をしている途中、「一日で新しい歌をマスターするのは、私にも大変なことだ」といいながら、脱落者たちにねぎらいを語りかけた。続けて、震える声で「与えられた時間に、課題を誰より上手くしたかの差だけだから、脱落したという理由で傷つかないでね」と呼びかけて涙を流してしまった。

・これを見守ったパク・ジョンヒョン(Lena Park)も、イ・ソンヒの真心と脱落者たちの切実さの前に涙を浮かべた。

・サバイバル特有の緊張感と涙を見守ってきたメンターたちは、「短い期間だったが最善を尽くしてくれて本当にありがとう」という言葉で、「偉大なるキャンプ」参加者に挙げて直接でないが言い送った。

・涙と歓呼の「偉大なるキャンプ」の最後の話、「メンタースクール」進出に向かって全力疾走する総34チームの栄光の顔は、11日(金)夜9時55分放送を通じて公開される。