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2018年6月21日木曜日

夏至 2018

二十四節気の「夏至」というに、一日陽の照りを知らず終わった。日中が最長となる夏至が「梅雨」にあるのは、考えてみれば落ち着かない。例年どうだったか、どんな気分だったのか思い返したくなる。

(本ブログ関連:”夏至”)

天気は、澄み渡る晴空のとき、雨の日の憂鬱を忘れているし、雨に濡れれば、汗が乾く爽快さを知らない。そんな忘れっぽさに、天気予報は天候にさまざまあるのを、当り前に気付かせてくれる。

今日は、曇天ながら雨降らずしめたもの、湿気も忘れて「イディッシュ語教室」へ出かけた。

春期イディッシュ語 2018-10&11th

それは驚いた、「イディッシュ語教室」のドアを開いたとき、みなが揃って授業を受けていたのだから。スケジュールが変更されていたのを、教室に入ってようやく思い出したのだ。

実は家のカレンダーに、今日は昼から始まる2コマの授業と記していたのに失念して、いつも通り(早目だが)教室へ出かけたつもりでいた。大失態を言い訳しながら席についたけれど・・・。結局、1コマ目の授業の最後を少しだけ後追いして、2コマ目からは、いつも通り学ぶことができた。そんなわけで、今日のブログタイトルは、<10&11th>である。

(本ブログ関連:”春期イディッシュ語 2018”、”イディッシュ語”)

① 超正統派の「レベ(Rebbe、רבי)」の解説
 ・テキストの「文化の視点」の項で、超正統派「レベ」(指導者)の系譜概要を知る。

② 捕捉テキスト「プラハのゴーレムדער גולם פֿון פּראָג)」の伝承
 ・ラビが川辺の泥で泥人形「ゴーレム」を作る。ゴーレムは人々を危機から救いやがて泥に戻る・・・輪読。

(映画「ゴーレム」の簡略版 ⇒ Full film版は別Youtube映像にある)
(Youtubeに登録のRavenwood2008に感謝)

③  先生がイスラエルで入手の新入生用テキスト「ייִדיש  צום נײַעם לערן ־ יאַר」から
 ・「איך בין אַ ייִדיש ייִנגעלע」、「קומט אַלע אין שול」を読む。
 ・「דער רעגן(雨)」を読む。
    (追記) 鴨志田先生の「ブログ」に本テキスト「雨」の詩の美しい訳が紹介されています!

今日の授業を最後に、クラスメイトのひとり(アーティスト)がイスラエルにイディッシュ語を学びに行くことになった。神様は容易に人に二物を与えるようで、若くて才に恵まれた人が新天地に出向くのは素晴らしい。流暢なイディッシュ語が次に聞かれるのを楽しみに待っていますよ。

KBS WORLD「国楽の世界へ」 「春香歌」ほか

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(6/13)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズとして、パンソリ「春香歌」ほかについての話を紹介した。

(同回番組を聞き逃したため、放送された内容のみ記す)

▼ パンソリ 「春香歌」から、春香が「ブランコに乗っている場面(그네 뛰는 대목)」
  ・그네=ブランコ

徐廷柱(서정주)の詩(1956年)に旋律を付けた、2001年初演の「鞦韆詞(추천사)」の歌と演奏(カヤグム)
  ・鞦韆(しゅうせん)=ブランコ
  ・Youtube:歌い手は同じ

▼ 巫俗音楽「プノリ(푸너리)」をベースにした前衛的な演奏
  ・Youtube:同曲でないが奏者が同じ