▼▼ 青字下線付語句のリンク先は、マウス右クリック+<新しいタブ>で進んでください。(本ブログ関連)の最下段に「次の投稿ホーム」があるとき次ページがあります。▼▼

2014年9月23日火曜日

秋分の日2014

春と秋に、昼夜をほぼ二等分する日がある。今日は秋のその日、「秋分の日」だ。また、彼岸の中日でもある。といって、とりたてて何もない祝日だったが。

(本ブログ関連:”秋分の日”、”彼岸”)

そういえば、バナナ趣味の私としては、落としてはいけないビッグニュースがあったんだっけ。(人工)バナナ味にもっぱら関心持つ身としては、ちょっと趣旨が違うけれど、まるで漫画のバナナ皮ですってんころりんする物理的な課題について・・・だが。

(本ブログ関連:”バナナ”)

日経新聞の記事「『バナナは滑る』証明 イグ・ノーベル賞に北里大・馬渕教授ら」(9/19)は、ゴジラがバナナの皮に滑ってころんでいる絵を掲げて受賞スピーチした、日本人研究者を次のように紹介している。(抜粋)
----------------------------------------------------------
・ユーモアで笑わせた後、なるほどと考えさせる研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」の2014年授賞式が18日、米マサチューセッツ州ケンブリッジのハーバード大で開かれ、物理学賞にバナナの皮の摩擦係数を測定して実際に滑りやすいと証明した北里大の馬渕清資教授ら4人を選んだ。

・日本人のイグ・ノーベル賞受賞は8年連続

・人工関節の研究をしている馬渕さんは「痛みのもとになる摩擦を減らす仕組みはバナナの滑りやすさと同じだが、実際に滑りやすさを測定した学術的なデータはなかった」と研究の動機を語った。授賞式でも実際にバナナや人工関節の模型を掲げ、研究内容を歌いながら説明し笑いを誘った。

・馬渕さんによると、バナナの皮の内側は粘液が詰まったつぶがたくさんあり、足で踏むとつぶれて滑る原因になる。バナナの皮の上を歩いた時の摩擦係数は通常と比べて6分の1しかないという。ほか3人の受賞者は北里大の酒井利奈准教授ら研究チームのメンバー。
----------------------------------------------------------

この先生、スピーチ時間(たった1分間)をオーバーして、例によって登場する少女に制止(「もうやめて、私は退屈なの(Please stop. I'm bored.)」)させられるのだが・・・、いいなあ、何から何までジョークが効いている。しかも、受賞の賞金はないし、飛行機代から宿泊費用までみんな自前というのも、本当に洒落ている。
ここでは、「和を以て貴しとなす」じゃなくて、「奇を以て貴しとなす」だ。