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2025年9月9日火曜日

プラモデル:「Revell」と「MONOGRAM」の関係

子どものころ、プラモデル以前のこと、模型飛行機を作りたく親に頼んでデパートで求めた模型セットは、胴体各位置の断面図を基に木から削り出すものだった。風防は、セルロイド?樹脂を温めて木型に押し当て作るといった・・・完全な手作り。当然、子どもには歯が立つはずもなく断念した。

そこに登場したのがプラモデルだった。木製模型にすっかり自信をなくした子どもにとって、願ったり叶ったりだった。とはいえ、当時の私には彩色することなどこれっぽっちも思い浮かべることはなかった。ただ、付録のチューブ入り接着剤で、貼り合わせることしかできなかった。マルサンのマッチ箱シリーズから始まった。

(本ブログ関連:”プラモデル”)

やがて体験を重ね、外国製のプラモデルブランドを知った。アメリカのレベル社、モノグラム社。英国のエアフィックス社等々。レベル社の箱絵*は最高の描画で、それを見ただけで購入した。当時の価格で480円だったと思う(子どもには高額だった)。
思いつくまま並べると、飛行機(戦闘機・爆撃機)、ジープ、水陸両用艇、架橋戦車、レーダー搭載高射砲・・・。
(*)レベル:各社の箱ケースの中で、一番頑丈だった。箱絵を描いた画家を知りたい。

レベル製は縮尺に見合ったものだったが、モノグラム製はリベット(ネジ)の再現にこだわっているように感じた。模型の塗装、ジオラマ作りには考えも及ばなかった。ましてエアブラシなんか知らなかった。結局、作ったものは中途半端に終わり、いつの間にか行方不明になった。

ところで、プラモデルメーカーのレベル社とモノグラム社の関係について大きな経緯があったのを、次のYoutubeを見て知った。製品パッケージの表に、両社のロゴが並んで印刷されていたのだ。

■ Youtube(登録: POOH'S MODELING WORKS)
「最近手に入れたもの2025年9月」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=GPqApxtgHJE

レベルとモノグラム両者の関係が歴史的にどうだったのか知りたく、GoogleのAI Gemini にたずねてみた。

■ Gemini
Q.プラモデルに「Revell」と「MONOGRAM」のマークが合体したものがありますが、両社がどういう関係のときだったのでしょうか? 例えば、両社合併したことがありますか?
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A. はい、Revell(レベル)とMonogram(モノグラム)は、合併した歴史があります。

・具体的には、両社は1986年に合併し、「Revell-Monogram」となりました。当時、ビデオゲームやケーブルテレビの普及により、プラモデル業界の収益性が低下していたことが背景にあります。

・合併後、Revellの工場は閉鎖され、資産はMonogramの工場に移管されました。しかし、Revellのブランド名は世界的に認知度が高かったため、多くの製品で「Revell」がメインブランドとして使用されました。

・その後、2007年に両社は模型メーカーのHobbicoによって買収されました。さらに、2018年のHobbicoの破産を経て、現在ドイツの投資会社であるQuantum Capital Partners(QCP)がRevellを買収し、「Revell GmbH」として事業を行っています

このように、両社は一時的に合併し、Revell-Monogramとして活動していた時期があり、現在でもその当時の金型を使った製品が流通していることがあります。
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やっぱり、Revellの名は消すことができない。(アメリカからドイツに移ったようだが)