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2025年8月23日土曜日

処暑 2025、自然観察園のバードサンクチュリア

★ 今朝の、野鳥観察会(探鳥会)を寝坊をして欠席した・・・最近、昼夜逆転していて。

処暑
きょうは二十四節気の「処暑」、夏の暑さがピークを迎えズルズルと後退する、真に季節の変曲点にあたる。実際、この時期の子どもたちは公園の木陰で「ツクツクボウシ」の鳴き声を耳にして、夏休みが残り少ないのを知る(覚悟する)ことになるのだろうが・・・それでもまだ、宿題と遊びを天秤にかけているだろう。

(本ブログ関連:”処暑”)

七十二候
処暑の期間(8/23~9/6)を三つの「候」に分けた七十二候は次の通り。
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・初候: 綿柎開(わたの はなしめべ ひらく) 綿の実を包む咢(がく=【柎】)が開くころ
・次候: 天地始粛(てんち はじめて さむし) ようやく暑さが収まる(つつしむ=【粛】)ころ
・末候: 禾乃登(こくも【禾】の みのる【登】) 稲や栗などの穀物【禾】が実るころ
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自然観察園のバードサンクチュリア
ところで、探鳥会を休んだ埋め合わせのため(?)、公園併設の「自然観察園」に出かけた。公園入口広場にあった「野鳥観察施設」(壁の小窓から「バードサンクチュリア」の野鳥を観察できる)が何と完全に崩されていたのだ。
バードサンクチュリアは「野鳥の聖域」というより、「野鳥保護区」が実情に合っている。

「自然観察センター」で確認したところ、施設の利便性を向上するため再建している最中という。工事現場に看板があって、「生物多様性保全整備」と記されていた。

バードサンクチュリアは、立入禁止区域となっている。この場所を、てっきり公園と隣接する大学の敷地と勘違いしていたが、自然観察園のエリアである。だから、野鳥観察施設とバードサンクチュリア*も一緒に整備工事されているのを納得できる。
(*)バードサンクチュリアの木立を見通しよくするためか、木々が切り倒されている。

バードサンクチュリアには、「あか池」(別名:「ハス池」)があって、「2千年バス」といわれる大賀ハスが咲く・・・と聞いていたが実見したことはない・・・何という迂闊なこと。池の小魚を採りに「カワセミ」がきて、「ハス」の花で休むことがあるそうだ。

ヒオウギ
自然観察園に入って東側に進む小道**の随所に「ヒオウギ」と出会うことができる。オレンジ色の花弁(正式には「花被片」で、萼(がく)と花弁(花びら)の区別ができない)をよく見ると、赤い斑点があって野性味を感じる。一見、可愛らしい花なのだが。
(**)先日歩いたとき1羽の「オハグロトンボ」がステップ踏むように先導してくれた。きょうは、脇道の草をかき分けて進むと、大勢の「バッタ」が両側に跳ねた。