きょうは、薄曇りとはいえ明るく、北風はゆるく吹き、最高気温は 20.7℃(12:38)もあり、穏やかな一日だった。そんな昼下がりに、週一開催の健康体操教室に出かけた。
教室の時間帯にも 20.1℃ あり、体が自然と動く。きのう*と比べて、きょうはずっと楽だった。
(*)きのうの最高気温は 15.8℃(13:24)で、きょうより5℃ も低かった。
体操教室は、ひと通りメニューをこなした後、余興というか、コミュニケーションをはかるためにゲームやクイズをすることがある。きょうは、初めてのことだが <フォークダンス> をした。遠いむかし、中学校の校庭でした覚えのある「マイム・マイム」だ。
マイム・マイムは、Wikipediaによると、イスラエルで演じた劇のために作曲(1942年)されたものだそうだ。私にしたら、ユダヤ民謡としか理解していなかったが。
幹事さんの指導のもと、全員が手をつなぎ輪になって回転**すると、次第に記憶がよみがえったような気がした。踊りの際、足の動きを気にしてはダメだ・・・ただでさえバランスが悪いというに。(下記Youtubeで解説の全てのステップをしたわけではないが)
(**)輪の中で位置が決まると、定位置のまま、全体が回転しながら踊る。
「マイム マイム マイム マイム」の後につづく「ウ マイム ベッ サ ソン」の「ベッ サ ソン」が、まるで掛け声のような気がしてくる。
ところで、イスラエルのヘブライ語と違う、東欧を主体としたユダヤ人の言語であるイディッシュ語をかじったことがある。そのとき知ったイディッシュ文化の音楽「クレズマー」に合わせて踊るダンスを思い出した。実際、クレズマーのコンサート会場で列に引っ張り出されて仲間とほんの一瞬だが踊った経験がある。あの感じかな。
(本ブログ関連:”クレズマー”)
ダンスの題名「マイム」はヘブライ語の「水(מים:マイム)」であり、イディッシュ語の「水(װאַסער:ワッサー)」は、ドイツ語の「水(Wasser:バッサー)」に近い。とはいえ、いずれも普通の水を意味する。水を喜ぶ歌、踊りだ。
曲の由来について、Wikipedia、下記の日本フォークダンス連盟の資料に詳細な解説がある。
■ Youtube(登録: 日本コロムビア 公式YouTubeチャンネル) ← ダンス指導の映像
「マイム・マイム ~学校フォークダンス 小学校編 DVDより~(日本フォークダンス連盟)」(2020/04/24)
ー https://www.youtube.com/watch?v=trMj65wx_C4
■ 解説資料(登録: 日本フォークダンス連盟)
「マイム・マイム」
ー http://www.folk-dance.or.jp/06.06.マイム・マイム(イスラエル).pdf
(付記)
理髪店に行った帰り道、西の空に浮かぶ雲が赤く染まっていた。