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2015年3月16日月曜日

沈丁花

今日はせっかくのぬくもりなのに、どこか冷え冷えする。雨脚が、春雨というには勢いがあって雅趣に乏しい。これを乗り越えれば、明後日は彼岸の入り、週末は春分の日だ。

春の近づきに気になるのが、沈丁花の花の香りだ。それがもう花弁を大きく膨らませ、一部の木々は花開いているというのに、まだ漂わないのだ。小学校の裏の垣根に咲く、この白い花を遠慮なく嗅いで見るのだが。

(本ブログ関連:”沈丁花”)

今日の雨に、沈丁花は香りを流されているかもしれない。こんな日だからこそ、石川さゆりの「沈丁花」(1978年、作詞東海林良、作曲大野克夫)の歌の始まりが思い浮かぶ。(Youtubeに登録のsui25huyoに感謝)

「降りしきる 雨の吐息に/濡れて傾く 沈丁花」、雨けぶる日には演歌がよく似合う。

このまま香りを逃してしまうのは惜しい。明日の晴れ間にもう一度出かけてみよう。