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2023年2月23日木曜日

石神井公園の自然観察

日頃末席に参加している「自然観察会」は、毎月一回、固定のフィールドで開催されている。これまで、積極的に参加した(計16回)つもりだ。さらに季節や観察対象を考慮して、観察フィールドをアレンジした催しが月一回用意されている。こちらへは膝の具合と相談して、できるだけ参加するよう頑張ってきた。

(本ブログ関連:”自然観察会”)

体が冬に慣れてきたおかげもあり、今回「石神井公園」をフィールドにした自然観察会へ出かけた。集合場所は、いくつかの交通手段をつなぐ必要があって、参加者さまざまに苦心されたようだ。私の場合、自転車 → 私鉄 → バス → 集合場所といった按配。時間に余裕を持たせて動けば、たっぷり余ってしまう始末・・・まったく外出下手になっているのに気付く。

石神井公園には二つの池があり、さまざまな水鳥の観察を楽しむことができた。
・自然湧水の「三宝寺池」と人工造成した「石神井池」は、ともに自然環境が守らている。
    ー 三宝寺池は、国の天然記念物の沼沢植物群落がある(直接に観察機会はないが)。
・二つの池は、現在は揚水により自然景観が維持されており、水鳥も多く集まっている。

今回、同公園で自然観察を進められている方々に案内をいただき、午前をかけて多数(30種近くの野鳥と水鳥)が観察された。特に、いつもは見られない水鳥を観察できたのは幸いだった。

ベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視・双眼鏡で確認したものを整理して次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・アオジ: ヨシ(=アシ)の中にいて見られてないつもりかリラックスした1羽がいた
・モズ: 双眼鏡で樹上の1羽を確認、太く見えた。別に、民家のフェンスでも1羽確認
・ツグミ: 枝の中に確認
・ハクセキレイ: 2羽ほど確認
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石神井池
・オオバン: 口ばしとひたいの白色を除いて他は黒色。栓が抜けるような鳴き声が楽しい。
・キンクロハジロ: 初めて観察した。オスのボディの白色が目立つ
・カルガモ: いつも見なれているが、ここではおとなしい少数派に見えた
・ホシハジロ: 体が白色、頭が茶色のオスを1羽みかけた・・・もっといるはず
・カワウ: 水面上空を滑空していた
・マガモ: メスといわれて、図鑑で再確認

三宝寺池
・アオサギ:池の中にあるヨシの茂みに巣の存在を確認できた
    - 池を半周して再確認したところ、親鳥だろうか2羽がたたずんでいるのが見えた
・ダイサギ: 1羽が飛翔するのが見えた。別の場所でも1羽がヨシの茂み混じって見えた
・カルガモ:(こちらにも 6.7羽が池に浮かんでいた)
・ゴイサギ: 池に接する木立の中に2羽が背を向けてひっそりとまっていた
・カワウ: この池の岸辺にも1羽いた

「オオバン」(手前の黒羽、留鳥)と「キンクロハジロ」(黒白の羽、冬鳥)


ところで、昼の時刻に観察会は無事終了して解散した。その後、広場にあるテーブルでおじさん数人で昼食をとった。ベテランの方から、どのように観察対象を絞るべきかアドバイスいただいた。何しろ、時間と記憶力と根気との勝負だから無理はできない。