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2019年1月31日木曜日

今年もかくてひと月が過ぎた

田舎道をドライブしているとき、畑の中で仕事休みでもしているのか老人がひとりぽつんと立って、車が通り過ぎるのをじっと見送ることがある。余所者が来た警戒というより、何となく見続けていただけのようだ。
先日も、近所の路地を通っていたときそうだった。ある民家の門前に立って、こちらをじっと見る爺さんがいた。真正面に見返しやると、爺さんはフッとわれに返ったようにして家の中に入っていった。

歳をとると動作が鈍くなるだけでない。その間の意識を持続できないようだ。何となくぼんやりして、時間の感覚が薄れていくといった方がいいのかもしれない。
いってみれば、公園の日没の美しい景観に見入っていたつもりでも、実は「ボーっと生きてんじゃねーよ!」*とチコちゃんに叱られていたのに気が付かずいただけかも知れない。
(*)NHK「チコちゃんに叱られる」の5才のチコちゃんの決まりせりふ

子どもと大人の時間の長さに違いがあって、(物理的に同じ時間でも)子どもは経験することが新鮮で記憶に多くとどまるため、それだけ時間が長く感じるそうだ。一方、大人にとって人生は重ねるほど変化が乏しくなる。何もかも知ったことだらけだからだ。

大人には時があっけない。あっという間に終わってしまう。今年の一月は格別に速かった。

2019年1月30日水曜日

(雑談)プレスリーの生誕祭

誰も語りそうもないから、プレスリーの生誕祭記事を記す。(先日1/12のブログで触れた)

(本ブログ関連:”エルヴィス・プレスリー”)

YAHOOニュースに掲載のAFP記事「クレイジーなフェスで町おこし プレスリー祭で田舎に人とお金が集まった 豪」(1/30)についてだ。プレスリーのフェス(1/9~13)が、現在猛暑中の「オーストラリアのシドニーから西へ約300キロ。のんびりとした田舎町パークス(Parkes)」で開催され、「1977年に42歳でこの世を去ったプレスリーは、このイベントはおろか、オーストラリアを訪れたこともない」というから洒落がきいている。

AFP記事: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190130-00010004-afpbbnewsv-int

今回の記事に併載の映像やYoutube映像を見れば、集ったファンが自らの体形を全く気にしていないというか、プレスリーの最終ステージのいでたちに合わせたというか・・・年相応のスタイルで楽しんでいるのがわかる。わざわざ日本から参加したファンもいるようでうれしくなる。

Youtube映像(NBC News):  https://www.youtube.com/watch?v=kmQ8UXrIT68

(2015年: ニュー・サウス・ウェールズ(NSW)州政府観光局

(Youtubeに登録のParkes Elvisに感謝)

2019年1月29日火曜日

イ・ソンヒの「公式ホームページ」リニューアル

久し振りに、イ・ソンヒの情報を記す。

イ・ソンヒには、韓国内一般のファンクラブとは別に、公式のホームページ*がある。当初、有志によって記録性を重視して?作られ、交流サイトとして内容を充実してきたようだ。現在、カテゴリー「Biograph」と「Diskgraph」だけが一般公開されていて、他は会員(会員登録に、韓国特有の「住民登録番号」が必須)だけが視聴できる。
(*)https://www.leesunhee.com

公式ホームページの利用は会員限定のため、しばらく覗くことがなくて、最近になって気付いたことに、昨年末どうやらリニューアルしたようだ。
それに伴い、インデックスページ(HOME)に、イ・ソンヒから新年の挨拶が掲載されている。以前は、彼女のコンサート案内ビデオを登録することがあっても、今回のように会員へ向けて直接挨拶する映像は初めてのようだ。

2019年の新年の挨拶と、
公式ホームページ(構築)に関わったひとびとへの感謝、
および会員(ファン)に対して、ホームページを通じてますますの交流と
この冬を元気で過ごしていただきたい旨の挨拶があった。

(Youtube:2018/12/30 にアップロード)

(Youtubeに登録のJongrip Yeoへ感謝)

2019年1月28日月曜日

ディズニーの「ふしぎの国のアリス」

MSの検索エンジン「Bing」の画面に、「今日はルイス・キャロルの誕生日」といったコメントとともに、米ニューヨーク州のセントラルパークに置かれた「不思議の国のアリスの像」写真が表示されている。数学者にして(童話)作家である(ペンネーム)「ルイス・キャロル」は、1832年1月27日に生まれたそうで、誕生日は昨日のことではないかと思うけれど・・・。

童話「不思議の国のアリス(Alice in Wonderland)」は、青空文庫の「アリスはふしぎの国」(大久保ゆう訳)でも読める。物語とともに、いかにもビクトリア朝風の線描画の挿絵が載っている。今となって、その古風な表現が童話にそのまま残っているのは珍しい。

「不思議の国のアリス」を知ったのは、絵本でもなく、ディズニーの漫画映画「ふしぎの国のアリス」(米1951年)だった。今では「アニメ」と呼ぶが、その呼称はいつ頃から始まったのか気になる。

(本ブログ関連:”ディズニー”)

小学校に畳敷きの裁縫室があり、ときどき2クラスほど生徒をまとめて、アメリカのディズニーの漫画映画や、「小鹿物語」のような児童映画を16m/mの映写機で見せてくれた。もちろん、文部省推薦の日本の児童映画もたびたび映写した。

ところで、ディズニーの「ふしぎの国のアリス」をどんな風に見たかおぼろなのだ。でも、子どものころに確かに出会った、アリスは清潔な異国の香りを持った少女だった。以前のブログに次のように記したイメージだった。
「アリスの金髪は遠い国のアニメーションを強く意識させた。アリスの白いエプロンと水色の衣装は清潔さを思い知らされた。ふしぎの国は、色彩豊かな美しさゆえ、まるで菓子世界のように見えた。多分それらは、豊かなアメリカのイメージにつながっていったと思う。」
わたしは、アリスの水色が今も目に焼きついていて忘れることができない。

ウォルト・ディズニー(Walt Disney) - ふしぎの国のアリス(Alice In Wonderland) Part1


ウォルト・ディズニー(Walt Disney) - ふしぎの国のアリス(Alice In Wonderland) Part2


(Youtubeに登録のムービーコン - アニメに感謝)

2019年1月27日日曜日

(TV観戦)全豪オープン女子シングルス決勝戦

昨日(1/26)のブログに記した、「全豪オープン女子シングルス」の決勝戦を、今日の日付に変わったばかりの深夜に、NHKのテレビ番組で見た。大阪なおみとペトラ・クビトバの試合の模様(中継録画)を、最初から最後までしっかり視聴することができた。

にわかファンのため、得点(配点)の具合や、サービス位置などよく分からぬまま観戦した。ラケットの打ち方や受け方、攻め込み方、打ち込み場所など見当もつかない。ともあれ、あれよあれよという間に試合は終わってしまった。

野球なら、ピッチャーの配球とか、バッターの打撃方向を想像しながら楽しむ余裕があるが、馴染みのないスポーツの場合、出たとこ勝負で理解するしかない。次ぎに何が起るのか分からないのだ。だから、テレビで得点を聞くごと、画面に結果が表示されて、やっと気付くことになる。

2時間を超えて、互いにボールを打ち合う激しい試合だった。一対一の対戦競技に共通の、すぐに結着がつかない、長い駆け引きを腰をすえて観戦した。とはいえ深く理解するまでに至らず、両選手にお疲れさまの言葉を思い浮かべるのが精一杯だったが、頂上を極める凄さを、にわかファンならずとも感じることができる気がした。

2019年1月26日土曜日

全豪オープン女子シングルス 大阪なおみ優勝

にわかファンは、テレビの試合中継を見逃して、後で結果を知った。

全豪オープン女子シングルス決勝で、日本の大阪なおみ(21歳)がチェコのペトラ・クビトバをくだし初優勝した。これにより、「4大大会2連勝を果たし、日本勢初の世界1位が確定した」(朝日新聞DIGITAL、1/26)とのこと。

ネットを閲覧していた最中、背後のテレビニュースが、7―6、5―7、6―4で大阪なおみが優勝したと伝えた。えっという驚きから何だかうれしくなって・・・にわかファンの軽々しさを自覚しつつも大いに喜んだ。

錦織圭(にしこり けい、29歳)も、今大会の準々決勝で途中棄権したが大いに健闘している。日本の男女プロテニス選手が、4大大会でこんなに活躍する時代が来るなんて(中高年には)思いもよらないことだったろう。一方、若者にしてみれば、大阪なおみや錦織圭の活躍が当然に見えるだろうから、最初から自信を持てるわけで、いい意味でパワーを加速できる。そんな時代になったのだ。

テニス以外にも、野球やフィギュアスケートの新展開、そして卓球の復活など、若者たちは次々と突破する。展望が明るい。2020年のオリンピックにつながると、(どれもこれも)にわかファンだが、間違いないと確信する。

2019年1月25日金曜日

(情報)インフルエンザ流行レベルマップ

昨日、イディッシュ語教室の通学時に、インフルエンザの流行が気掛かりで、久し振りにマスクして出かけた。行きはしっかり付けたものの、帰りの電車内ですっかり付け忘れているのに気付いた。我ながらいい加減さに呆れる。

先日、テレビである医師がインフルエンザの予防に合わせて、「マスクをした後、マスクの表面(外側)を触らないように」と注意された。

インフルエンザ・ウィルスは、マスクを通り抜けるほど小さいので、マスクの表面に留まるはずもない・・・と思ったが、「自治医科大学付属さいたま医療センター」のネット掲載の解説「マスクの効果と正しい使用方法」*に、つぎのような注意書きがあった。(マスクは、風邪やインフルエンザ患者近くで、咳やくしゃみのしぶきを直接あびる可能性から予防効果があると考えられる・・・とのこと。)
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マスクの表面には、風邪やインフルエンザなどのウイルスがついている可能性があります。そこで、マスクの表面には触らず、耳の付近のゴムをつかみ外しましょう。外したら直ちにゴミ箱に捨て、手を洗います
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(*) https://www.jichi.ac.jp/center/sinryoka/kansen/taisaku_04.html

ところで、先日このブログ(1/18)に転載した、国立感染症研究所の「インフルエンザ流行レベルマップ」**は下図のように変化している。上段は1月16日現在、下段は最新の1月23日現在である。国中、一部の県を除いて、警報ランクの最も高い(赤色)流行地帯に覆われた感じだ。
(**)https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-map.html

(2019年1月7日~1月13日)  2019年1月16日現在

                              
(2019年1月14日~1月20日)  2019年1月23日現在
ちなみに、マップの解説に「国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近の5週間(2018年第51週~2019年第3週)では、AH1pdm09(2009年に流行したインフルエンザ)、AH3亜型(いわゆる香港型)、B型の順であった。」と紹介された。

2019年1月24日木曜日

Yiddish語 2018秋-14, 15

2018年度秋期間に開催の「イディッシュ語初中級Ⅱ  本気で学ぶユダヤのことば」教室が本日をもって無事終了した。先週の休講と合わせて、本日は2時限分行なわれた。終幕を飾るに相応しい、たっぷりと濃い内容だった。(ところで、2019年度の講義はお休みとのこと、次の機会を待ちたい)

(本ブログ関連:”Yiddish語 2018秋”)

今日の授業は次のよう解説された。

文法理解(過去形について)
・行き先を示す前置詞には4種類ある
  - אױף , צו , אין , קײן
・動詞「行く」に2種類ある
  - פֿאָרן , גײן
・期間を前置詞(英語の for)を使わずに表現する
・「~がある」の主語(עס)は、単複両用に使える
  - ~ עס איז געװען ~ , עס זענען געװען
・「それぞれ(יעדער)」の格変化
・その他

ダイアログ(対話)
・リトアニアのヴィリニュスで開催されるイディッシュ語サマースクールについて
  - 対話の話題に、思想家であり宗教家のヴィリニュスの「ガオン」があげられた。
  - (情報: 2019年度のサマースクールは開催がキャンセルされたようだ)
・豪商イザック・イェクルスの見た夢
  - 橋の下に宝がある夢を見たイザックが探しに出かけたところ、近くにいた兵士が笑いながら彼の見た夢を話した・・・それこそイザックの家に隠された宝だった。

練習問題


ということで、しばらく「イディッシュ語」講義はないけれど、今後も自習を続けたい。同時に、ちょっと別の言葉もチャレンジしてみたいと思っている。

2019年1月23日水曜日

(雑談)言い訳にする話

昔の話だが、「コンピュータ」を言い訳にする話
・結果のミスを反論するとき
  -  コンピュータなので、ミスは考えられません。
・結果のミスを受け入れるとき
  - すみません、コンピュータなもので。

これって、恐ろしいのはコンピュータの代わりに、判断も決定する「AI」が入ったらどうなるだろう。
  -  AIなので、ミスは考えられません。
  -  すみません、AIなもので。

システムを作り上げる(プロジェクト)とき、大きな局面(フェーズ)に区切る。
  -  要求 → 設計(基本/詳細) → 開発 → テスト(単体/結合) → 導入 →(運用)
その局面ごとに、評価会議(レビュー)をして、次局面に移るのだが・・・。

言い訳できない仕組みはあると思うけど。

2019年1月22日火曜日

(雑談)不思議なこと

毎日のテレビドラマで、一体どれくらい犯罪劇が演じられているのだろうか。
不思議なことに、犯罪集団の中に純真無垢なヒロインがいる。
昔の日活映画はそうだった。

映画になるとボニーとクライドは美男美女。
週刊新潮の「黒い報告書」も妄想の中では悪くない。
けれど報道写真に登場するかれらの容貌は・・・。

テレビ番組「コンバット」はあることを境に登場したといってよい。
WWⅡで、米軍の小隊がドイツ兵をバッタバッタとなぎ倒す。
それ以前の西部劇で、騎兵隊がインディアンをあたりまえのように掃討した。
時代が変わって、代わりに出てきたのが「コンバット」だった。
だから、ドイツ兵の姿はインディアンとだぶった。

人間は、自分を誤魔化し、他人に嘘をつく。
そうならないよう努力するけれど・・・。
中島みゆきの歌詞の「男はいつも嘘がうまいね。・・・女はいつも嘘が好きだね」に納得。
そうならないよう努力するけれど・・・。

2019年1月21日月曜日

ズレて見えること

読売新聞のネット版 <YOMIURI ONLINE> の記事「定規当て国語問題読み、センター試験不正行為に」(1/21)は、「大学入試センター試験」(19日と20日)で見つかった不正行為について、次のように報じている(抜粋)。
-------------------------------------------
・(試験会場で)スマートフォンを使うなど、受験生4人の不正行為が確認されたが、大きな混乱はなかった。
・(そのうちの)1人は定規を当てて国語の問題文を読んだ。同センターは「受験上の注意」で定規の使用禁止を明記しており、不正行為と認定した。
-------------------------------------------

問題文を読むとき、文の縦行に定規をあてて読んで何が悪いという意見がネットに投稿されているそうだ。「受験上の注意」の定規使用禁止に、読む行為があてはまるのか、はたして不正行為なのか疑問だ。(定規に何かしら細工は論外だけど)

日本語では、書籍(例えば、文学書とか新書など)は、縦書きが普通である。行を読み進めるとき、一つの行末まで目を下ろし、次の行頭に目を移そうとして微妙にずれてしまい、あわてて前に戻ったり混乱することがある。決して気分が散漫なわけじゃないのに・・・だ。

実は、誰もが視線が一定(正位)というわけではない。読書時に、字面が乱視のように複数に見える「複視」*がある。複視の症状をもたらす「斜視」については、眼球の位置などで気付きやすいけど、「斜位」は見た目も本人も気付かない隠れ斜視だ。

*複視: 日本眼科学界の「目の病気」より
 http://www.nichigan.or.jp/public/disease/hoka_w-vision.jsp

今回、不正行為とされた受験生が、もしかしたら「斜位」だったかもしれない。そのため、視線の位置を確実にするため定規を使ったのかも知れない。(もちろん、視覚対策のプリズムレンズ付きの眼鏡があるのだが・・・、これはいいぞ、目が疲れないから)

2019年1月20日日曜日

大寒 2019

春が立つのを起点に、一年を二十四(だいたい15日ごと)に分けて一回りした、最後の締めとなる「大寒(だいかん)」の今日になった。名前の通り一番寒いほぼ1月20日頃にあたる。

(本ブログ関連:”大寒”)

実際、東京の「平均最低気温」は、1月26日*であって、この「二十四節気」の「大寒」辺りに重なる。日頃の軽い挨拶に「近ごろ寒いですねえ」といえば委細触れることなく済ませる。

(*)「東京都における平均的な気候」(Weather Spark)による
 
話はとんと変わるが、青空文庫にある童話「神様の布団」(下村千秋)に、残酷な家主から、ちょうどこの「大寒」の時期に住み家を追い出された孤児の兄妹の話しがある。結果、彼らは神様の布団という雪にくるまれた姿で発見される。悲しい結末に胸を打つとき、はて、この展開どこかで聞いたと思い返せば、「鳥取のふとんの話」(小泉八雲)の兄弟と同じだ。二つのストーリー、作家の関係がどうなのか知らないが、鳥取のある町から始まる。同じ素材なのだろう。

寒いのが苦手である。そんなとき明るい話がすぐに浮かんでこないのは残念だ。

2019年1月19日土曜日

(雑談)小さなできごとの結果

風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざがある。何かのできごとに始まり、突拍子も脈略もなく連続して廻りまわって、自分の都合のよい結果がもたらされるという牽強付会の例えだ。

できごとがわずかでも、例えば「蝶の羽ばたき」ですら、もしかすると遠くの気象変動に影響するかもしれないという「バタフライ効果」の考えがある。予測できないものを扱う理論をベースにしたもの。遠くない将来を捉えようとするものだが。

ところで、気象予報のようなある程度連続した空間とは別に、一挙に未来に影響するとしたらどうだろう。タイムマシンに乗って過去にもどり、もしそこで「蝶」を踏み殺したら、現在に何か影響を与えるのではないか。レイ・ブラッドベリの短編集「太陽の黄金の林檎」にそんな物語がある。

(本ブログ関連:”レイ・ブラッドベリ”)

小さなできごとが儲け話につながる程度ならよいが、時間をこえて知らぬ間に大きな災禍をもたらしたらたまらない。

2019年1月18日金曜日

(情報)インフルエンザ感染拡大

どうやら「インフルエンザ」が流行しているようだ。FNN PRIMEの記事「インフルエンザ感染拡大  全国的『警報レベル』」(1/18)によれば、患者数が163万人と次のように報じている。
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・インフルエンザの先週の患者数は、163万人と推計され42の都道府県で警報レベルを超えたと厚生労働省が発表した。
・厚労省によると、1月13日までの1週間にインフルエンザで受診した人は、1医療機関あたり38.54人で、警報レベルとなる30人を今シーズン初めて超え、42の都道府県で警報レベルを超えた。
・患者数は163万人と推計され、前の週より、100万人以上増加した。
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テレビの情報によれば、今季流行のインフルエンザ「A型」ウィルスには、主に2種類(「H3N2」と「H1N1」)あって、一度感染して次に別種の型であれば、再感染するとのこと。

国立感染症研究所の「インフルエンザ流行レベルマップ (2019年1月7日~1月13日)」(2019年1月16日現在)によれば、「警報レベル」について、関東ほぼ・東海・九州の全域、および関西・四国の一部が警報ランクの最も高い(赤色)流行地帯になっている。

2019年1月17日木曜日

その気で「バスク語」入門

今日の「イディッシュ語教室」は、来週に2時限まとめてすることになった。次回以降しばらく教室が休みになりそう。あたらしい言葉を探したくなった。

そこで「バスク語」入門しようと次の教材を覗いてみた。言葉を見るさき、読むさき、ことごとく脳から揮発する。やっぱり、書かなくちゃダメなようだ。

① Youtubeに、「平易なバスク語でバスク語を学ぼう(Learn Basque with Easy Basque)」がある。(登録のEasy Basqueに感謝)

・Lesson 1- Subjects : 人称
   https://www.youtube.com/watch?v=f-fnSkI9e3A

・Lesson 2- To be verb- The "izan" : ~である動詞
   https://www.youtube.com/watch?v=f-fnSkI9e3A

・Lesson 3- To be verb- The "egon"  : ~がいる/ある動詞
   https://www.youtube.com/watch?v=tn0dWpecBDc

・Lesson 4- CHRISTMAS 特別編: クリスマス・新年・菓子などの単語
   https://www.youtube.com/watch?v=LP4nU8CsH4g

・Lesson 5- Adjectives- Adjektiboak : 形容詞
   https://www.youtube.com/watch?v=mZnomHEM49o


② <語学の始めの一歩>風な読み物にあたる、白水社の「言葉のしくみ」シリーズに、「バスク語のしくみ」(吉田浩美著)がある。(ミニCDに収録の音声内容をダウンロードできる)

・白水社ホームページ: 本の紹介と音声アドレス(書籍に98種の音声リストが記載)
   https://www.hakusuisha.co.jp/book/b206161.html

2019年1月16日水曜日

バスクのダンス

バスクについて何にも知らないけれど、雰囲気だけ少しかじってみたい。

先日、NHK BSの番組「世界ふれあい街歩きスペシャル」で「フランス 小さくても魅力的な街」を探訪する回(2018年12月25日)があった(再放送)。そのなかで、(フランス側)バスク文化を守る古い石つくりのバイヨンヌ(Bayonne)の街ををそぞろ歩きして、陽気なひとびととの出会いを紹介した。

番組内で、バイヨンヌの人々は、バスクについて過度に熱狂的でもなく、どちらかといえば冷静だった。でも、バスクの旗、赤地に白の十字架と緑のクロスを語るとき、当然ながら郷土愛がほとばしって見えた。

スペイン側バスクのイディアサバル(Idiazábal)の素朴なダンスを見てみよう。


(Youtubeに登録のAlexander Bilboに感謝)

2019年1月15日火曜日

小正月 2019

先日(1/7)、正月の終わりを、「松の内」の範囲で記した。松の内には、元日から「七草粥」を食す1月7日までという説と、「小正月」の1月15日までという二説がある。

(本ブログ関連:”小正月 20182017”)

今日は、松の内の長い方の終わりの日、「小正月」にあたる。ついに正月気分ときれいさっぱり別れなければならない・・・とはいえ、世間は日常モードにとっくになっていて、正月の気配は微塵もない。

1月15日は、本来なら「成人式」が行なわれる日でもあった。新しい世代の門出の時期だ。これまた、昨日(1/14)の「成人の日」に移されてしまい、今日は何とも無縁な平日の火曜日になってしまった。

暦が伝統と結びついているのを忘れて、今様な都合に合わせて変えてしまうと、いろいろ辻褄が合わなくなる。言葉だけでなく、季節感まで希薄になるのは惜しい。歳とともに繰言が溜まる一方。

2019年1月14日月曜日

成人の日 2019

従来、「成人の日」は1月15日と決まっていた。それが、土・日・月の3連休を狙った「ハッピーマンデー制度」(2000年)の導入により、1月の第2月曜日になっている。この制度は19年たって当り前になっているのだろうけど、いまだに馴染めない。

成人の日が、1月15日にこだわらないほど軽いのか、単なる通過点でしかないのか。自分にしても、昔の成人の日(成人式)の催しに出席しなかったこともあり、云々いえる立場ではないけど。

古く15歳前後のころ、子どもから大人(成人)へ変わる儀式(通過儀礼)を「元服」と呼んだ。現在の成人と比べて、生産人口に早く組み込む必要が求められたためだろう。従って大人への自覚も、5歳ほど早かったに違いない。

2016年から公職選挙権年齢が20歳から18歳に引き下げられている。若者人口が減って高齢者の割合が増え過ぎることによる、投票構成の不均衡を考えてのことだろう。老人特有の思考が選挙結果に影響をもたらす或る種の「弊害」を避けるためと思う(本音のところ)。選挙は未来を託すものであり、ダイナミックであるためにも、ますます若者の参加は必須。彼らが自覚をもって発言と活躍をしてもらいたいと思う。

2019年1月13日日曜日

ミツマタ(三椏)

日の傾き始めた公園を散歩した。西日を背に、木々が芝草の上に幹の影を長く伸ばしていた。その光景が現実味に乏しくて、まるで古いディズニー・アニメの背景画のように見えて、でき過ぎた感に思わずニンマリした。

広場から元気な叫び声が聞こえてきた。まるでブリューゲルの絵「子供の遊戯」のように、子どもたちが、てんでに固まり走り回っていた。冷気が広がり始めても、彼らの遊び心は止むことがない。若い親たちは、連休中日を子どもたちのためにつくしている。

ところで、公園好きの中高年者たちの姿が余り目立たない。おじさん、おばさんは寒さが苦手なのだ。その寒さの中、公園に出かけたのは、この時期に咲く「ミツマタ(三椏)」の花を探すためだ。

ツアー旅行会社の定期案内(メインは春を告げる花見の旅行ガイド)冊子の最初に、今時期に合った話題として、「ミツマタ」が香りの高い「沈丁花」の仲間と記されていた。よく見れば、小さな花の群集する様は沈丁花そのもの。ただ香りは比較して高くない。見栄えも地味のようだ。不思議なことに、公園のミツマタの木にどこからともなく、おじさん、おばさんたちが寄って来た。

(本ブログ関連:”ミツマタ”、”沈丁花”)

2019年1月12日土曜日

都心の初雪 - Winter Wonderland

一日、家の中にいて気付かなかったが、都心で初雪だったそうだ。気象協会の記事によると、「(都心で)午前10時40分ごろから数分間、雪が降り、初雪が観測されました。平年より9日遅く昨年より12日遅い観測です。」とのこと。いつもと比べて遅い初雪になる。

テレビも視ずにいたところ、上記のネット記事を見て初雪を知り、夕方に玄関先を見れば辺りは濡れて黒く湿気っていた。もしかしたら、武蔵野周辺も雪が降ったのだろうか。ネットに、鉄道マニアが近隣駅で撮影していたとき、雪がチラついたと記していた。

ところで、雪にちなんで「Winter Wonderland」を聴いてみよう。この冬の不思議な国、恋人たちが夢見る雪降る国を作詞したのは、ニューヨーク生まれのユダヤ人。クリスマス時期に歌われるというに、でも、クリスマスとは直接語っていないけど。

先日(1/8)、テレビにチラリとだけ生誕84周年イベントが伝えられた、エルヴィス・プレスリー(Elvis Aron Presley:1935年1月8日 - 1977年8月16日)が歌う「Winter Wonderland」は、彼らしい最後をしめる。僕らの世代は、プレスリーに冬を預けたっていいのだ。

(本ブログ関連:”エルヴィス・プレスリー”)


(Youtubeに登録のDaniel Krienbuehlに感謝)

2019年1月11日金曜日

「罪と罰」

明日の日付に変わるギリギリ直前に帰宅。今日のタイム・スタンプ欲しさにまず登録する。
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今晩、渋谷の「シアターコクーン」で演じられた、ドストエフスキー原作の芝居「罪と罰」*を見てきた。何十年振りの芝居観劇であり、学生時代に仲間と連れ立って「赤テント」などの演劇を、地べたに近い状態で座って見た(眺めた)くらい。その後ほとんど縁がなかった。

(*) 芝居「罪と罰」:  http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/19_crime/

この芝居に、実は、「イディッシュ語教室」で一緒に学んでいるミュージシャン**(クレツマー演奏の第一人者)が、この舞台音楽に参加するということから、観劇する機会を得た。

(**)ミュージシャン: http://www.cicala-mvta.com/profile.shtml

会場が一体どんな雰囲気なのかと見れば、開場時、入り口にずらりと並んだのは、圧倒的に女性客が占めていた。芝居の主人公を若手人気俳優が演じることから当然であるが。そして、ベテラン勢が回りを固める。

この原作をどうやって舞台で演じるのか、どんな舞台装置になるの気になった。驚いたことに、あたかも一幕もののように、階段状にユニークな造りになっていた。場面展開に、ドアを巧みに使っていたのに思わずニヤリとした。まるで、どこでもドアである。

今回、イディッシュ語教室のミュージシャンは、階段舞台に最初から登場して、役者の演技と平行して演奏しつつ、ときに演技にも加わるといった凄いことをやられたのに驚いた。

(付記)
国家捜査官(=原作の予審判事)が、始めはコロンボ風にしたたかに、最後は正面から追い詰めるといった演技に対して、舞台挨拶のとき、観客の拍手が大きく響いた。

2019年1月10日木曜日

Yiddish語 2018秋-13

昨年から続いた2018年度後半「イディッシュ語教室」は、今日を含めて残り3回ばかりになった。クラスに新メンバーも加わり、授業は毎回さまざま工夫いただいた。このまま続けばと願ったが、今春以降むつかしそうなのだ・・・。

(本ブログ関連:”Yiddish語 2018秋”)

今日の授業は次のよう解説された。
・動詞の過去(זײַן、האָבן とセット): זײַן とセットの「過去分詞」のパターン。
・新しいユニット(章)のダイアログを輪読:
   ー ダイアログに登場のイスラエル各地を紹介いただいた。
および、セファルディ調査の拡張として訪問された、スペインのバスク地方の文化と言語を紹介いただいた。

本教室は残り2回、頑張りたい。

今春から、バスク語講座が始まるとの情報を事務局から聞いた。いろいろ考えることばかり。

2019年1月9日水曜日

(朗報)忘れた記憶を復活させる薬

生きていくために、覚えねばならぬことがいっぱいある。けれど、歳とともに忘れてしまう。思い出そうとしても曖昧なとき、妙薬というか霊験あらたかな仙薬を願うものだ。もし科学的な医薬が提供されたら、どんなにありがたいことだろう。

「忘れた記憶を復活させる薬」が見つかったという。その研究成果が発表された。

① ネズミにいっとき関心を向けさせたものを、再び関心持たせる(思い出させる)、②ヒトに一度見せた複数写真の一部を、後日に他の複数の写真と混ぜた中から発見させる(思い出させる)効果のある薬があるという。おぼろに忘れていく記憶(一見忘れたように思える記憶)を、回復させる(留める)ことができる。

(資料)
「忘れた記憶を復活させる薬を発見 -既存の薬物で記憶痕跡の再活性化に成功-」
 (要約)https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/press/z0111_00001.html
 (詳細)https://www.hokudai.ac.jp/news/190109_pr.pdf
          2.発表のポイント:
              ◆ 脳内の「ヒスタミン(生体内物質の1つで、覚醒状態の維持や食欲、記憶などを調節する)神経系」を刺激する薬物を投与すると、忘れてしまった記憶をスムーズに思い出せるようになることが、マウスとヒトの試験から明らかになりました。
              ◆ もともと記憶成績が悪い人ほど薬の効果が大きく認められました。
              ◆ 本研究成果は、脳内ヒスタミンや記憶のメカニズムの解明に有益であると共に、アルツハイマー病などの認知機能障害の治療薬開発の一助となることが期待されます。
 (速報)https://www.biologicalpsychiatryjournal.com/article/S0006-3223(18)32021-3/fulltext

(付記)
新聞記事によれば、ヒトを使った試験のとき、「めまいの治療薬として使われている『メリスロン』を飲んだ場合と、飲まなかった場合で正解率を比較した。」(産経新聞、1/8)と報じている。
 (記事)https://www.sankei.com/life/news/190108/lif1901080033-n1.html

2019年1月8日火曜日

イディッシュの歌

イディッシュの歌を弾いてという曲、「שפיל זשע מיר אַ לידעלע אין ייִדיש(Play me a little yiddish song)」があります。ブログ「AntiWar Songs」の解説によれば、1930年代の曲で、作詞Yosl Kotliar (1908-1962、ソヴィエト)、作曲Henech Kon(1890-1972、ポーランド)のようで、曲自体はかなり前の作曲ということです。
(קלעזמערל = Musician、pl:קלעזמאָרים)

どうやら、老いも若きも元気で楽しく歌おうといった、願いを込めた歌のようですが、詳しいことは、イディッシュ語教室で教えてもらうことにしましょう・・・。


(Youtubeに登録のThe Soul of Jewish Musicに感謝)

2019年1月7日月曜日

七草粥 2019

今夜も寒さが厳しい。明け方に比べれば深夜の冷えはまだましだが、春が待ち遠しい。

あるテレビ番組で、キャスターがクイズ風に「正月はいつまで?」とタレントたちに問うた。正月は元旦に始まり「三が日」までといった回答が主だったが、正解は「松の内」(門松のある期間)とのこと。「松の内」は一般に、1月7日と1月15日の二説あるが、番組でどんな結末だったか聞き逃した(というより忘れてしまった)。

「松の内」を今日の1月7日とすると、「五節句」の最初に行なわれる行事「七草粥」と重なり、いかにも正月の終わりにふさわしい。「七草粥」で、次の「春の七草」を食して、春の自然の効能を心身ともに感じようというわけだ。

(本ブログ関連:”七草粥”)

・せり 芹
・なずな 薺
・ごぎょう 御形
・はこべら 繁縷
・ほとけのざ 仏の座
・すずな 菘
・すずしろ 蘿蔔

野草ともいえそうな、これら植物を粥に混ぜて朝食にする。古い習わしに目を向けようと思いながらも、今朝はチャーハン風の飯を食っている。いつもながら、行為がさっぱり思いと結びつかない。

2019年1月6日日曜日

小寒 2019

昨日と比べて、今日は朝から寒さが厳しい。カレンダーの「冬」は、12月~翌年2月までであって、まだ2ヶ月を残す。旧暦の場合は、10月~12月までであり、(今日は旧暦12月1日なので)残り1ヶ月となり、こちらの方は「春」間近。

本当は、厳しい「冬」に一年を終わらせ、暖かい「春」に一年を始めたいのだが、そんな区切りのよい暦はないようだ。(毎度ながら「冬」は苦手である)

ところで、今日は二十四節気の「小寒」。次の「大寒」を過ぎれば二十四節気の始まりの「立春」に戻る。カレンダーはすでに一年を廻っている。1年の早さに驚くばかり。

(本ブログ関連:”小寒”)

(付記)
今年の外国語趣味は、やり直しもあれば休講もあり、仕切り直しになる。趣味とはいえ、仲間と続けていきたい。

2019年1月5日土曜日

パソコン売り場と本屋巡り

寒さが続くため、使い捨てカイロの「ホッカイロ」に似たものを、シャツの背中側にクリップして外出した。街を歩いて気づいた。じんわり汗ばんできたのだ。今日は、ポカポカ陽気で、都心でも最高気温14.0℃(14:30)だったのだ。

最近、ブログに使用のPCの調子が怪しくて、電器屋を2軒廻り、替わりになりそうなパソコンを探した。けれどネットで見かけるような手ごろな価格帯と違う。若い人は陳列のパソコンを熱心に見入っていたが、私はネットで購入することにして、さっさと店を出た。(初売りセールとは名ばかり)

近々、観劇予定がある芝居の原作(ロシア文学の小説)を(文庫本で)もう一度読み直そうと、大型書店で探す。翻訳者が競うように各社文庫本棚に並んでいて、どれが一番よいのやら・・・。昔、読んだ記憶にあるのは、文学全集の1巻に収まっていた。文庫だと、上下2冊、上中下3冊などと多様で気になる。(とりあえず、昔読んだ翻訳家のものを購入)

考えてみれば、観劇は来週末予定のため、今から読み直す時間もない。芝居を見終わった後、芝居と比較しながら原作に目を通すのも悪くはないだろう。

2019年1月4日金曜日

オール読物1月号 夢枕獏「野僮游光」

「オール読物」今月号の巻頭に掲載の短編、夢枕獏の「野僮游光」は、夜な夜な都におもしろおかしく現れる、十人に余る童子の列が引き起こす怪異の物語。野僮游光について、中国の古書「白沢図」に図解入りで説明があって、妖魅に出会ったときの対処法まで記しているという。安倍晴明は見事に退散させてみせた。

(本部ブログ関連:”安倍晴明”)

この世で怪しげなものと出会ったとき、正体を知らずにいると次第に体を蝕まれ腐らせていく。解決策はただひとつ、相手の本性を明らかにすればよいというのだ。相手はたちまち消えうせる。(知っているのに知らぬ振りは論外である)

2019年1月3日木曜日

(雑談)テレビ出演者の名前を忘れること

人の名前を覚えるのは得意でない。若い頃はそうでもなかったのに。最近、テレビに出演するタレントが一体誰なのか、名前すら浮かんでこなくて慌てる。

テレビは、情報を次から次へと視聴者に送り込み、選別整理する余裕を与えない。視聴者は、テレビの垂れ流しをそのまま受け、出演者を顔かたちだけしか認識せず、それ以上関心を深めることもなく、聞き流し、見流す。

テレビタレントの名前を思い出したいときに便利なのは、リモコンに付いている「番組内容」ボタンだ。テレビのデジタル化以来、番組内容を別画面(文字情報)にして見られるようになった。そこには、番組内容だけでなく、出演者の情報まで載っている。人物について更に知りたければ、PCで調べればよい。

なぜ、歳とともに他人のことを忘れるのか、単に老化だけとはいえないだろう。生物の発生(過程)で、最適な形態を形成するとき、例えば人は胎内で指の間にあった水かきの細胞をなくす(アポトーシス)ことで、5本の指を独立させる。何かを失うことで何かを得るという意味がある。だから、他人の名を忘れるのも、人生の最適化と思えばいいのではないだろうか。

2019年1月2日水曜日

新年一般参賀者数(平成以降)

今年、宮中への新年一般参賀は、「平成」*最後の行事となることもあり、予想の通り参賀者数が平成で最大となった。宮内庁のサイトは、「これまでの新年一般参賀の参賀者数(平成以降)」について、下表のように記している。
(*)平成:「平成」は、1989年(平成元年)1月8日から現在にいたる間をさす。

(本ブログ関連:”一般参賀”)

新年の一般参賀者数は、「天皇誕生日」と同様、参賀者がここ3年急増(平成29年   96,700人、平成30年 126,720人、平成31年 154,800人)している。

  年         参賀者数
平成2年行われず)
平成3年   77,770人
平成4年   80,930人
平成5年   52,700人
平成6年   111,700人
平成7年   71,800人
平成8年     64,700人
平成9年     59,300人
平成10年   68,200人
平成11年   64,200人
平成12年   57,240人
平成13年   70,870人
平成14年   72,850人
平成15年   77,710人
平成16年   68,100人
平成17年   75,080人
平成18年   50,210人
平成19年   68,830人
平成20年   79,610人
平成21年   75,790人
平成22年   79,290人
平成23年   77,110人
平成24年   70,770人
平成25年   78,760人
平成26年   81,540人
平成27年   81,030人
平成28年   82,690人
平成29年   96,700人
平成30年 126,720人
平成31年 154,800人

(付記)
一般参賀者数の推移で、平成6年(111,700人)に特に増加したのは、前年の平成5年に「皇太子・雅子さま御結婚」によるものと考えられる。

2019年1月1日火曜日

2019年元旦

あけまして おめでとうございます。

今年の干支(えと)は「(い)」。「イノシシ」の意を持つが、その年がどうというよりも、亥の年に生まれた人の性格の例えにしたりする。もっぱら、年賀状の裏にイノシシの絵が描かれたりすることの方が分かりやすい。

イノシシの「猪突猛進」に合わせて、今年こそ「いっちょやるか」なんて・・・「いっちょ」をダジャレて「一猪」でどうだろう。

十二支で、亥は十二番目に当る区切りの年でもある。