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2018年5月15日火曜日

イ・ソンヒの「五月の陽射し」

日ごと明るさが増す。特に雨上がりや、強風の翌日は、木々の葉が細部に輝き、今風にいえば、まるで高精細画像であり、スーパーリアリズムだ。もっといえば、映画「ブレードランナー」で、ヘビのうろこに記されたコード番号を見つけるような、どこまでも細部に行きつく世界を感じる。

5月の陽射しは明るく、空気はすがすがしい。公園を横切る小川の辺に寄れば、せせらぎは耳に心地よくひびき、川面はきらきらと輝く。そんなまぶしい季節を、イ・ソンヒはまた違った観点から歌ったようだ。5集に収録の「五月の陽射し(오월의 햇살)」(1989年、作詞:ユン・ハンギ、イ・ソンヒ、作曲:ユン・ハンギ)を聴いてみよう。

(本ブログ関連:”五月の陽射し”)

どこかで呼ぶ声に  振り返りみれば
見えるのは寂しい通りを  吹く風だけど
風に乱れる  髪をなであげながら
歩んだ足取り止めて  また振り返るよ
*
暗い夜一緒だった若い声が  虚空に散らばって
朝が来るまで歌おうとした  友よどこへ行ったのか
留まっていた束の間  残されたきみのその声
五月の陽射しあふれる日  私たちの心暖まらん

(*以下繰り返し)

留まっていた束の間  残されたきみのその声
五月の陽射しあふれる日  私たちの心暖まらん


(Youtubeに登録の모모선희に感謝)