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2018年3月22日木曜日

(雑談)聞き間違え

聞き間違えは、語彙不足の子どものころ、ラジオを聞く中で身につけたようだ。例えば、台風などの災害時、鉄道がマヒしたりして、「ふつう」になったと報道されると、てっきり「普通」の意と思った。速い汽車でも各駅停車になるくらいの災害だと。

あるいは、ニュースで「あらて」といった犯罪の解説を聞いて、「荒手」のことと思った。犯罪は荒々しいものだから、強面のイメージに結びついたようだ。ラジオで育ったせいか、文字まで思いがいたらなかった。テレビの場合は、映像に字幕が出るわけで、そうそう間違えるわけにはいかない。

最近でも、「なりすまし」といった言葉を、嘘をつきながら平然と「成り澄まし」ているといったイメージがする。思い込みが加わった聞き違えだろう。(市から送られてくる「安全メール」に、いろいろと注意喚起するものがある)

「ろうがい」という言葉も気になる。齢を重ねると、自身が「老害」になっていないか、そろそろ気にしなければならない・・・そんな自覚が芽生えている。ところが、もうひとつ「ろうがい」がある。まさに死語になりつつある「労咳」だ。古い話だが、結核患者が出た家の前を、昔の子どもたちは手で口を押さえて走り抜けたという。私にとっては、「労咳」よりも「老害」の方を気にしなければならないだろう。