冬の朝は、起床するのにパワーがいるが、きょうは意外と楽だった。1/10~1/13の午前4時の時点の気温を見ると*、いったん下降したが少し持ち直している。おかげで底冷え感が薄く、スムーズに布団から抜け出せた。
(*)1/10~1/13: 午前4時の気温
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月日 気温℃
1/10 2.3
1/11 -0.5
1/12 1.3
1/13 2.0
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さて、今朝のテレビニュースの話題は、国民の祝日「成人の日」についてだ。むかしは 1月15日を定例としていたが、現在は「ハッピーマンデー制度により、1月の第2月曜日があてられている」(
Wikipedia)。
「成人」の境界(
成年)を、従来は20歳としていたが、選挙権など含めて現在は 18歳となっている。むかし、暴走族のアンちゃんが「20歳超えて、いつまでもやってられませんよ」とあっさり方向転換していたものだが、いまは 18歳が境い目となり、世間の目もだんだんと厳しくなっているのを感じていることだろう。
あらゆる情報がネット上を水平に流れ(IT:情報技術)て来る現在、その内容についてポジもネガも自分で判別できるようになっている。いってみれば、聖書がラテン語から、庶民の言葉のドイツ語に変わり、印刷技術が広範に配布したようなもの。
今の若者は、偏(かたよ)った情報、限られた情報から自由になり、情報源(ニュースソース)に直接手が届くようになっている。情報を、特定の集団に編集されたり、意図的に選別されることなく、知ることができるようになった。そして、情報が短期間で消えてしまうことなく、自分の手元に保存することができるようになった。・・・凄い時代になったと思う。
笠森お仙
ところで、江戸の三大美女といわれ、鈴木春信の錦絵に描かれた「
笠森お仙」(1751年:宝暦元年~1827年2月24日:文政10年1月29日)は、笠森稲荷の茶屋の看板娘であった。今風に満年齢でいう二十歳の直前(1770年:明和7年2月ごろ)に結婚したそうで**、彼女目当ての男客たちを残念がらせたようだ。
(**)江戸時代の女性の結婚年齢:(Google 生成AI Gemini)
「早い結婚が一般的: 町人の娘の場合、16、7歳で嫁入り時と言われ、20歳を過ぎると「年増」、24、5歳で「中年増」、28、9歳では「大年増」と言われるなど、現代よりもかなり早い年齢で結婚することが一般的でした。」