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2018年4月6日金曜日

イ・ソンヒの「Jへ」(「春がくる」公演で)

イ・ソンヒが韓国芸術団の一員として、平壌コンサート「春がくる(봄이 온다)」で、彼女の代表曲「Jへ」を歌った動画が登録された。会場の雰囲気・反応も察せられる貴重な映像だ。

ソウルの公演なら、イ・ソンヒは、特にこのバラードに合わせて、会場にマイクを向けて一緒に歌うのを促すことが多い。観客は頭上でゆっくりペンライトを左右に振るし、周りを気にせず歌いだす。けれど、今回はそうならない(観客は舞台を見ているだけではない)*。

(本ブログ関連:”Jへ”、”イ・ソンヒと政治”)

この舞台が、4/1の韓国側単独公演のものか、4/3の南北合同公演のものか判別できない。また、平壌で「春がくる(봄이 온다)」ならば、ソウルで「秋がきた(가을이 왔다)」へと深めていこうという話題もあるようだが。(「ナムウィキ」より)

(J에게,알고싶어요,아름다운강산 : 2018 남북평화협력기원-평양공연 ”봄이온다” '18.04.01 동평양대극장)

(Youtubeに登録の가수/영상작가 전영월に感謝)

(*)追記
朝鮮日報(日本語版)の記事「韓国芸術団の平壌公演、観客は党幹部と芸術団員ばかりだった   住民は公演の詳細を知らず」(4/8、チョ・ユンヨン特派員)より抜粋。
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   (北朝鮮の事情に詳しい) この消息筋は、公演を鑑賞したのは主に海外生活経験のある党幹部の家族だったという日本メディアの報道について「それだけではない」と話した。

 観客らは公演について「南朝鮮の歌はまあまあだった」「われわれ(北朝鮮)の歌ほど良くはなかった」としか話すことができず「われわれの歌より良かった」という話は絶対にできないという。消息筋は「韓国の歌手たちは公演のときに観客席に向かって一緒に歌うよう呼び掛けたが、北朝鮮の事情を知らなすぎる行動だ」として「いくら観客が党幹部でも、韓国の歌を知っているという事実がばれてしまうため、一緒に歌うということは絶対にあり得ないだろう」と指摘した。
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