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2013年8月1日木曜日

登山

高齢者の人口比が増大しているのは、日本だけではない。韓国の高齢化率は現在加速化して、2050年以降は日本を超えるといわれる。高齢者は寿命が延びて、その分元気だ。時間があれば、行動範囲も広がる。その結果、国内にとどまらず、外国まで足を伸ばすことになる。アウトドア志向なら、その傾向は一層強まるのかもしれない。

ソウルの街をバスの車窓から覗くと、アウトドア用品の洒落たショップが随所に見られた。テレビの情報では、「東大門登山用品通り」があるそうだ。まずは形から入るという、スポーツファッションに関心が強いのかもしれない。御茶ノ水界隈のスポーツ用品店の賑わいと比べてどうだろう。

ソウルの背後に迫る山並みを見ると、行ってみようかなという軽い気分になりそうだ。その北漢山の峰々は標高799m~836mというから、高尾山の599mと近いようだ。

ところで、イ・ソンヒの若さと体力管理の秘訣は登山という。申京淑の短編にソウルの民家に接した山歩きがあったし、冬に岩肌を見せる北漢山に孤高を感じるという詩人の朗読を聞いたことがある。

(本ブログ関連:”イ・ソンヒの童顔の秘訣”、”詩と音楽の集い”)

花崗岩の多い韓国では樹木種が限定されているのだろうか。ハイキングコースではあったが、延世大学から奉元寺につづく山は松の木ばかりだった。韓国人の韓国語先生から聞いた話では、圧倒的に松が多いという。

花崗岩地質は山の高さにも影響するのだろうか。韓国の山は2,000mを越えるものはないが、日本は3,000mを越える山が(百名山中に)21山ある。

(本ブログ関連:”韓国の山”、”韓国の地質”、”(資料)韓国の鉱物資源”)

ちなみに、山登りは苦手である。ただし、鉱物採集のためなら多少はいとわない・・・鉱山跡で採集することは、鉱山の物流を考えれば元々高山ではないけれど。