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2025年7月13日日曜日

台風5号の風と熱帯低気圧の雨、春日八郎の「山の吊橋」

「台風5号」が接近しているが、当地のあす(7/14)の天気予報は、(台風外周の)北北西の風があるものの、大雨に至らないようだ。しかし、東シナ海発生の「熱帯低気圧」が西日本を経由して関東へ進んでおり、あさって(7/15)の午後に小雨が降りつづく模様。

あす、あさってと、台風と熱帯低気圧の時間差襲来があり、風と雨とじめじめした天気が続きそうだ。しかし、これを越えると関東・甲信も「梅雨明け」になりそうと、気象協会は次のように解説している。(先日(7/10)訪れた「自然観察園」の池に水が貯えられていたので、ここ数日雨が加われば、今夏の「水不足」の心配はないかもしれない)

■  tenki.jp
「明日14日 関東・東北に台風接近 西日本は別の低気圧の影響で警報級大雨に警戒」(福冨里香、日本気象協会 本社: 2025年07月13日18:22) より抜粋
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・明日14日(月)は、台風5号関東・東北に接近。また、別の低気圧*の影響で西日本~東海は警報級大雨のおそれ。
(*)東シナ海には熱帯低気圧があり、九州付近を通過する見込み。
    ー 台風5号は北上を続け、14日(月)昼頃に関東に最も接近15時には風速25メートル以上の暴風域を伴い、関東の東海上を北上する予想です。
    ー 15日(火)~16日(水)にかけては、東から太平洋高気圧が西へ勢力を強めるため、西から進んでくる気圧の谷との間で等圧線が混み、南から非常に湿った空気の流れ込みが続くでしょう。東海~関東を中心に同じような場所で雨が続き、大雨となるおそれがあります
・台風5号が離れた後も、関東や東海など東日本では西から強雨エリアが近づくため17日(木)にかけて大雨に注意が必要です。

・なお、18日(金)以降は、関東甲信~東北順次梅雨明けとなりそうです。
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ところで、「山怪」の著者(田中康弘氏)は、同シリーズ5巻目をもって終了されることを語られている。その理由に、なによりも語り手(山を生活の場にした、例えばクマ撃ちの山人)が高齢化していなくなるからという。

マタギが登場する歌がある。春日八郎氏の「山の吊橋」(作詞:横井弘/作曲:吉田矢健治、1959年【昭和34年】)がある、歌詞の最初に「山のつり橋ァ どなたが通る /  せがれなくした 鉄砲うちが」がある。仕事の呼吸が通じる息子を亡くした父親が、黙して渡る姿が浮かんでくる。

この歌が受け入れられた当時の人びとには、息子の戦死の記憶がまだ十分にあり、共有できたはず。山人の営みを伝えるべき若者もいなくなった。その父親もすでにいない。

■ Youtube(登録: CHH)
「山の吊橋 ~ 春日八郎」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=nbSuqmATyQc



■ Google Gemini

Q,春日八郎の「山の吊橋」で歌われる、鉄砲撃ち(猟師か?)の息子が死んでいるという表現がありますが、無くなった理由は戦死とイメージできますか? そんな解説はありますか?

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A.春日八郎さんの「山の吊橋」の歌詞に登場する、鉄砲撃ちの息子さんの死因についてですね。

歌詞には具体的な死因は明記されていませんが、「鉄砲撃ちの息子が死んだ」という表現から、戦死とイメージすることは十分に可能です

この歌が作られた時代背景(1960年代)を考えると、戦争の記憶がまだ生々しく残っており、若者の死といえば戦死が強く連想される時代でした。また、父親が鉄砲撃ち(猟師)であるにもかかわらず、息子が命を落とすという状況は、単なる事故や病死では表現しにくい悲劇性を帯びています


公式な解説や明確な情報として「戦死」と断定する資料は見当たりませんが、多くのリスナーが歌詞からそのように解釈している、あるいは当時の世相を反映していると考えるのは自然なことです。

歌詞が直接的に語らないからこそ、聴き手の想像力に訴えかける余地があり、その解釈の一つとして「戦死」は有力なものと言えるでしょう。

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