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2009年5月22日金曜日

詩と音楽の集い

韓国文化院は四谷に移転し、新庁舎を5月からオープンした。そのハンマダンホールで、「韓日交流 詩と音楽の集い」が催された。プログラムは、韓国伝統音楽の演奏、舞踏、および日韓詩人による詩(日本語・韓国語訳)の朗読に演奏を併せる協働(コラボレーション)である。
詩人による詩の朗読は以前、NHKの「詩のボクシング」で見た程度だ。そんな者にでも聞き入ることを許してくれたのは金宗吉氏の詩「孤高」である。主題の北漢山の<孤高>をどこまでも透明に墨絵のように表現している。北漢山は、景福宮北側の北岳山の後ろにあって、その峰の白雲台(837m)や仁寿峰(811m)は基盤岩の白い花崗岩を露出している。そのうえで、詩の終りに「(略)/その孤高な高さを取り戻そうとすると//白雲台や仁寿峰だけが軽く雪を被る/ある冬の明け方までは/待たなくてはならない」(訳 李承淳)と描いている。
古生代(ジュラ紀?)からの隆起と長期間に渡る浸食により形成された両峰の花崗岩は、光を乱反射して日中遠景に白く浮かぶが、薄雪を被ることで表面は滑らかになり冬の朝日にその孤高を際立たせて輝くのだろう。

参考)ソウル隣り陽州郡(議政府所?)の北漢山国立公園に連なる賜牌山の北東における、花崗岩と片麻岩からなる山地斜面の土層構造や表層崩壊の形状の実態の報告がある。花崗岩について、ジュラ紀の大宝貫入岩体(Taebo intrusives)中の花崗岩類に分類されるとのこと。その他は専門的過ぎて・・・。