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2019年2月19日火曜日

雨水 2019

今日は二十四節気の「雨水(うすい)」。「空から降るものが 雪から雨に変わり、雪が溶け始めるころ」(Wikipedia)という。今冬、雪の気配が乏しかったものの、これから久し振りに春の雨が予報されている。「土の湿り、霞たなびく、草木の芽吹き」などしっとりした春の印象がある。本格的な春に一段と近づいたようだ。

(本ブログ関連:”雨水(うすい)”)

天気予報では、午後には雨が降るとのことだったが、夕方にずれ込んだ。日が暮れて外を見れば、音もなく路面が黒く濡れていた。こんな按配の雨降りに、季節を選ばない「小糠雨(こぬかあめ)」の言葉が浮かんでくる。

小糠雨を作詞に織り込んだ歌謡曲に、わたしら世代には何度となく耳にした欧陽菲菲の「雨の御堂筋」(作詞: 林春生、作曲: ザ・ベンチャーズ 、1971年)がある。ベンチャーズのエレキサウンド風味のままで、小糠雨を語るには少々賑やか過ぎるが懐かしい。(大阪の街は、出張時の道筋の印象しかないけれど)

雨水の今日、雨の今だから、小糠雨を思い浮かべ、彼女のむかしの曲を聴いてみよう。


(Youtubeに登録のkabaki kurataに感謝)