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2021年7月24日土曜日

野鳥観察(18)

このところ公園散歩して気付くこと、それは虫刺されだ。半袖の上着だと手首や袖口辺りをヤブ蚊?に刺され、ぷっくりと腫れてモーレツに痒くなる。いつも後悔する。

きょうの野鳥観察会(探鳥会)には、長袖の上着で防御して出かけた。念のため、虫に刺されたときのかゆみ止め(ウナコーワ)も用意した。幸い、ヤブ蚊に襲われることはなかったが、長袖に身を固めたため随分と汗をかいてしまった。(虫よけスプレーも持っているが、そこまで準備は・・・しなかった)

ところで、初めて探鳥会に参加させていただいたのは、ほぼ一年近く前のことになる。このブログに、毎回の感想を記述しているが、初回の昨年8月22日(土)については記していない。もちろん手帳にメモはあるのだが、半ページにも満たない。何をどうすればよいのか全く見当がつかなかったのだ。そこで、ベテランの方に初心者として率直に教えていただいてきた。以来一年の成果は十分でないが心意気はかたまったようだ。あとは時間との競争。

(本ブログ関連:”野鳥観察会”)

今回、ベテランの方から、野鳥専門の月刊誌「BIRDER」の昨年分をいただいた。ご近所にあった書店が今年になって閉店となり、そのため、これで最終回になる。回を分けて各年度分をいただき感謝している。すごい資料になって、野鳥への興味がますます深まっている。
また、ネットで入手したCD 「声でわかる山野の鳥」(日本野鳥の会)の音源をMP3プレーヤーに落として聞き取り練習しているが、それを話題にしたところ、他のベテランの方から「日本野鳥の会」のショップ案内(カタログ)をいただいた。東急目黒線「不動前駅」近くにあるという、日本野鳥の会直営ショップへ行ってみたいと思う。

緑に繁った木立の中の探鳥は、野鳥の鳴き声の聞き分けが必須。ようやく「ヒヨドリ」の地鳴きを認識できるようになったところなので・・・。
・ヒヨドリ: 探鳥スタート時に、あちこちで聞く
・キジバト: あたりまえのように身近に聞こえた
・シジュウカラ: 地鳴きが多いようで・・・(さえずりなら分かるのだが)
・オオヨシキリ(幼鳥): ベテラン方の指す葦の茂みに、薄茶色の背が見えた・・・

昆虫の「ニイニイゼミ」が絶えず聞こえ、排水溝中の「ウシガエル」の鳴き声がびっくりするほど辺りに響く。また、グラウンドの柵網に育った低木「アベリア」の小さく白い花が辺りに香りを漂わせていた。

2021年7月22日木曜日

大暑 2021、東京2020オリンピック競技大会開催に合わせた祝日の移動

きょうは、二十四節気の「大暑(たいしょ)」と同時に、祝日「海の日」にあたる。

「海の日」については、本来7月の第3月曜日であるが、「東京オリンピック競技大会」開催期間が次の日程になったため、開催日の7月23日に合わせて、7月19日(月)から本日へと移動した。また、オリンピック開会式当日7月23日には、10月第2月曜日に祝日の「スポーツの日」が、オリンピック閉会式当日8月8日には、8月11日に祝日の「山の日」がそれぞれ移動している。カレンダーを要チェックである。
・東京2020オリンピック競技大会: 2021年7月23日(金)~ 8月8日(日)

■ 大暑
まさに夏盛りの時期、風習に「暑中見舞い」があって、昔はそのため葉書にしたためたりした。暑さに負けぬようと呼びかけて、「うなぎ」を食うことが商業的イベントとして普及し、コンビニやファストフード店で予約販売を競っている。
肉、肉といってむさぼった若いころ、うなぎの蒲焼で夏ばてを乗り切ろうとした壮年のころ、いまとなっては何を食っても胃にもたれる。

(本ブログ関連:”大暑”)

■ 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会
オリンピックとパラリンピックの競技大会は、別々に開催される。運営組織の母体は、IOC、IPCと別々だが、一般観客のわれわれにとっては同じようなものという意識。というか、分ける必要があるのかといった印象だ。
・東京2020オリンピック競技大会: 2021年7月23日(金)~ 8月8日(日)
・東京2020パラリンピック競技大会: 2021年8月24日(火)~ 9月5日(日)

2021年7月21日水曜日

オリンピック競技会は始まっている

午前中、ネットの「神経衰弱」ゲームについてブログに触れたとき気付いた。そうだ、オリンピック競技会はすでに始まっていると。さっそくテレビで中継中の「女子ソフトボール」(日本・オーストラリア戦)番組にチャンネルを合わせた。

1回表に苦戦したが、その後はにわかファンにとっても快調な思いのする展開になった。なにしろホームランが3発も出たのだから。結果、5回コールド(8対1)で勝利した。正直いえば、回を重ねるたび心が落ちついたといっていい。にわかファンとはそういうもので、勝手に喜んだりあせったりする。

女子ソフトボールの結果に気をよくして、暑いなか公園巡りしてみることにした。

以前、訪れた観察園に隣接した小広場を通りかかったとき驚いた。前回ひっそりした原っぱと思っていたのに、大勢の母子連れであふれていたのだ。ここは若いお母さん方にとって、幼い子どもたちを安心して遊ばせることができる空間だったようだ。

(本ブログ関連:”公園広場”)

そんなにぎやかな場所を過ぎて、静かな小川に沿って下流へ進んでいたとき、反対側の岸辺に「アオサギ」が一羽いて、両羽を広げて喉を揺らしていた。まるで太陽に向けて腹を温めるようなしぐさに見えた。その姿勢はずっと続いた。かれらの生態を知らないので、どういう状況なのかよくわからないのが残念。


小川にかかる道路道に上がって、すこし先の飛行場と隣り合う公園へ向かった。

7月24日、25日に、武蔵野の森公園をスタート地点にする男子・女子の自転車ロードレースがある。スタート会場は、緊急事態下、当然ながら無観客処置がとられることになる。そんなわけで、事前にどんな様子かちょっと見したく寄ってみた。
スタートゲートは厳重に管理されていて、近づくこと能わずの様子。とはいえ、記念のため写真に撮ってみた。ひとびとがぱらぱらと来て、みな同じくカメラを向けていた。

スタートゲート
選手はゲートを出て、国旗掲揚のポールの並びに沿って池のふちを右に曲がっていく。そんな光景が浮かんでくるが、直接見ることはない。

スタート後の進行方向

■ Cycle Sportsのサイト:観戦自粛が呼び掛けられていて、当日はおとなしくしていよう。
https://www.cyclesports.jp/news/others/49963/
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東京2020組織委員会が沿道での観戦自粛を呼び掛けているが、民放テレビ局によるインターネットでのオリンピック公式競技動画配信サイト『gorin.jp』で視聴することができる。
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(追記)
女子サッカーの試合(日本・カナダ戦)は1対1で終わった。0-1で迎えた後半に1点を入れることで無事におさまった感じだ。
この試合、テレビで拾い見した。熱心に観戦していたらきっともう1点取れていたかもしれないなんて夢想する。

女子ソフトボールといい、女子サッカーといい、オリンピックの戦端は女性の力で切り開かれたようだ。

ゲーム: 神経衰弱(2nd)

アマチュアスポーツの華である「オリンピック・パラリンピック」の開催は間近。これまでスポーツ観戦は、もっぱらプロの世界で、ほぼYoutube画面を通してだった。MLBロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手や、無敵のボクサーの井上尚弥選手の驚異的な成績とその才能に驚くばかり。

これからは、にわかファンを承知のうえ、オリンピック・パラリンピックのテレビ中継を観戦することになる。開会式前日の今日、なんと「女子ソフトボール」と「女子サッカー」の試合が始まるという。にわかファンはせわしくなる。

ところで最近、他者と競い合うことはとんとない。唯一、PC上のネット公開ゲーム遊びするくらい。今回、「ゲームのつぼ」サイトにある、横8列、縦4行のマス目で競う「神経衰弱」ゲーム*で、初級レベルだが、30対2という完璧?な勝ちを得た。(前回:28対4)
(*)神経衰弱ゲーム: https://www.afsgames.com/mind.htm

(本ブログ関連:”ゲーム:神経衰弱”)


目指すは、32対0の完全勝利。果たしてそんなこと可能だろうか。

2021年7月16日金曜日

関東甲信 梅雨明け 2021

気象庁は16日、関東甲信で「梅雨明け」したとみられると発表した。今年の梅雨明けは変則的で、四国・近畿・東海に先んじて、関東甲信以北が梅雨明けしたことになる。

(本ブログ関連: ”梅雨明け”、”梅雨入り”)

■気象庁: 令和3年の梅雨入りと梅雨明け(速報値)
https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/baiu/sokuhou_baiu.html
地方令和3年平年差昨年差平年昨年
沖縄7月2日ごろ11日遅い20日遅い6月21日ごろ6月12日ごろ
奄美7月3日ごろ4日遅い17日早い6月29日ごろ7月20日ごろ
九州南部7月11日ごろ4日早い17日早い7月15日ごろ7月28日ごろ
九州北部7月13日ごろ6日早い17日早い7月19日ごろ7月30日ごろ
四国7月17日ごろ7月29日ごろ
中国7月13日ごろ6日早い18日早い7月19日ごろ7月31日ごろ
近畿7月19日ごろ8月1日ごろ
東海7月19日ごろ8月1日ごろ
関東甲信7月16日ごろ3日早い16日早い7月19日ごろ8月1日ごろ
北陸7月14日ごろ9日早い18日早い7月23日ごろ8月1日ごろ
東北南部7月16日ごろ8日早い17日早い7月24日ごろ8月2日ごろ
東北北部7月16日ごろ12日早い7月28日ごろ特定しない

(付記)
17日の朝のラジオで、昨日(16日)関東甲信が梅雨明けしたと知り、ブログのタイムスタンプをいじって7月16日付けで登録した。

2021年7月15日木曜日

なめらかバナナプリン

早朝の雨がおさまったと思ったころ、昼になっていきなりの土砂降りに驚く。それもすぐに止んだが。このところの雨は、空が急に暗転して雷鳴まじりで、「夕立」の風情はなくむしろ「スコール」といった降り方だ。先日も帰宅途中の雨に閉口した。雲間から太陽が射しているにもかかわらず、天気雨の「狐の嫁入り」なんてものじゃない、大きな雨粒が落下してきたのだ。

雨上がりに、近所のスーパーへ菓子でも買おうと出かけ、せんべい(柿の種、チーズ味の2種)と、プリン(「なめらかバナナプリン」果汁4%)をもとめた。久しぶりにバナナ味した商品を見つけて、すぐにショッピングカゴに入れた。

ブログでは、「バナナ」への郷愁をふくめてバナナ味する食品を見つけては、食味して感想を記している。

(本ブログ関連:"バナナ")

この洋生菓子は、雪印メグミルク製の食感工房シリーズのひとつ。「なめらかバナナプリン」は、見るからにそそる黄色のパッケージに、4個のプリンが詰め合わせられている。スプーン数回で口におさまる小さな容器に入っていて、ふわふわした蒸しプリンの食感と、昔懐かしいバナナ菓子に共通の味覚をしている。

プリンでバナナ味のものは初めてだ。容器が小さくて少量なので、食感、味覚とも納得できる・・・それ以上食べると感想が浮かんでくる一歩手前で終わるといった按配である。

それにしても最近、バナナ味した菓子類が少なくなっている気がする。バナナを礼賛する世代がぼちぼち消滅し始めているからだろうかと少々ひがみ交じりの気分になる。

(追記)
ところで、これから暑くなるとバナナが早く熟成して、皮の表面に黒い斑点が浮いてくる。まさに食べごろの合図というが、一斉に現れるわけであわてて3本、4本とは食えない。そこで、皮をむきラップで包装して冷凍庫に入れておくと、冷たいバナナができあがる。夏場はこれに限る。

2021年7月12日月曜日

昼の公園広場

月曜日の公園は静かである。しばらくの長雨で、公園の小川は水面を輝かせながら滑るように流れている。梅雨に入る前、すっかり水涸れして川底を覗かせていたが、様子ががらりと変わった。おかげで、幼い子どもと一緒の母子連れが、何組も水遊びに来ている。子どもたちのはしゃぐ声が復活して、公園は元気を取り戻したようだ。

公園併設の自然観察園の横に小さな広場がある。日なたを避けて、木陰のベンチに座ってのんびり眺める。ときどき吹く風は、梅雨の中休みとはいえ 30℃に等しく気休めでしかない。

気象予報は、今週の土曜日に小雨が降り、それ以降連日晴れ間のようだ。来週、梅雨明けになるかもしれない。そうなれば、晴天と厳しい暑さがつづくことになる。

小さな広場の奥に小川に流れ込む支流がある。そこでも母子が水遊びしている。何かを見つけているのだろうか、しゃがんでいるようだ。ときどき母親の帽子と幼い子の頭が見え隠れする。なんだか楽しそうだな、秘密の遊び場所があるようだ。

2021年7月10日土曜日

ゲーム: 神経衰弱

きょうは土曜日。すっかり勘違いして早起きし、早朝の探鳥会へ出かけるまで準備して気付いた。きょうじゃない、再来週なのだと・・・。

その昔、「神経衰弱」という言葉があった。今でいう「ナイーブ」な感受性といった側面と、本格的な精神的疲弊の意味合いで「ノイローゼ」に近い側面でとらえていた気がする。Wikipediaの神経衰弱の項に、「知的労働を伴うデスクワークを行う、上流階級の人々に発生しやすいとされた。日本でもエリートの病気とされた。」という記述がある。夏目漱石の病歴があげられている。戦後になると、そういった意味合いから「神経質」という言葉が、都会的センスのように扱われたりもした。

現在、神経衰弱は神経症の診断名から消滅したそうだ。いまでは、複雑分散化しているようで、素人にはあずかり知らない。誰もが何らかの症状(かたより)を持っていると診断され、それにより行為に根拠が与えられ、いいわけになるようで少々怖い気がする。

ところで、<神経衰弱>をGoogle検索すると、まず目に飛び込むのはトランプゲームだ。記憶力を競い合うもので、複数人でよし、PC上で一人遊びもよし。
記憶力が心配なわたしは、時間の隙間をみて、ネット上の「ゲームのつぼ」サイトにある、横8列、縦4行のマス目で競う「神経衰弱」ゲーム*に最近すっかり漬かっている。
(*)神経衰弱ゲーム*: https://www.afsgames.com/mind.htm

今まで最も高得点だったのは、28対4で勝ったこと。ソフトが相手のゲームで、初級レベルとはいえ相手も様子見するのだから、スコンクとはいかないわけで、これが精いっぱいだ。


勝ったり負けたりがつづき、しまいに「これくらいにしておいてやる」と捨てぜりふを吐いたりもする。

2021年7月7日水曜日

小暑、七夕 2021

きょうは、二十四節気の「小暑(しょうしょ)」であると同時に、節句の「七夕(たなばた)」(本来旧暦の7月7日)でもある。小暑が7月6日になることもあるので、かならずしも七夕と同日に重なるわけではないのだが。

(本ブログ関連:”小暑”、”七夕”)

この後に来る「大暑」に対して、小暑は文字通り本格的な暑さのはじまりである。実際、きのうの公園散歩では、ジリジリと焼けるような日射しを感じた。きょうは、最高気温が30.4℃まで達した(先月の今ごろの8日に32.1℃となり、9日、10日とも連続して30℃を超えている)。晴れ空のもと、地元の街を巡ってみたりもした。

とはいえ、全国的に見れば、九州から関東にかけて梅雨前線による大雨被害がおさまらない。そんな中、東京の天気は晴れたり雨が降ったりと小競り合いが続いている。

今晩、お天道さまは星空まで見せてはくれなかった。夜の空は残念ながらうすい雲におおわれたものの、昼間、街中で見た子どもたちの作った七夕の飾りは、その役割を果たしたことだろう。子どもたちの願いが空に十分に届いたに違いない。


(付記)
先日、ネット書店に発注した「CD 声でわかる 山野の鳥」(日本野鳥の会)のCDが届いた(7/5)。始めから順に聞いていくと、次第になにがなんだか分からなくなってくる。そんなとき、探鳥会に新しく参加した小学生たちなら、しみ込むようにして記憶されるのだろう・・・と思ってしまう。聴き取り(聴覚)のよさは、語学力のセンスにも通じるような気がする。

2021年7月2日金曜日

半夏生 2021

きょうは七十二候の「半夏生(はんげしょう)」。二十四節気の「夏至」の期間を三つに分けた(初候、次候、末候)最後の候で、田植を終わらせる節目という。梅雨の小雨にぴったりな情景が浮かぶ・・・農事を知らぬものの勝手な妄想かもしれないが。

(本ブログ関連:”半夏生”)

小雨がつづいている。きのうはそんな合間に都議選の期日前投票に行った。きょう、天気がよければ自然観察園に出かけて、半夏生と同じ名を持つ植物の「ハンゲショウ」を見たいと思っていたが・・・。そして、あすの空模様はどうだろう、探鳥会が無事実施されるか気がかりだ。

ところで、この時期、ハンゲショウが葉の表面を白く変色する姿(カタシログサ、片白草ともいうそうだ)は、妙に艶っぽい気がする。和服姿の女性が項(うなじ)に白く化粧を施した様をつい想い浮べてしまう・・・。
でも、このハンゲショウを掘り返したことはないが、庭にはびこるドクダミと同じドクダミ科の植物であり、きっと地下深く根を張り巡らしていることだろう。

(本ブログ関連:”ドクダミ”)

植物のハンゲショウの想いが二転三転してしまったが、七十二候の半夏生について、「四季の詞」(川崎典宏、角川選書)の <半夏生> の項に次のような解説がある。
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半夏生に降る雨には毒気があるから、前の晩から井戸に蓋(ふた)をするようにとか、この日降る雨は大雨になって災害をもたらすとか、男女が交わってはならないとか、とにかく、一日を家にこもってつつしみ深く過ごす日、とされて来たのでした。
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わたしも、きょうは家の中でじっとしている。