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2014年7月16日水曜日

イ・ソンヒの「いつも愛してる」

自転車(ママチャリ)の幼児席に小さな子どもを載せて走る母子を見て思うことがある。母親は、幼いわが子に、まるで回答を求めるかのように、日常の何気ない会話をしている・・・もしかして、自問自答の延長ではないかと思ったりするが。言葉を教えるのではなく、自然にわが子と共有しているようだ。家の中でもきっと、同様な会話しているのだろう。

母親と幼児の会話が素晴らしいのに、じっと待つこともある。誘導せず急がず、子どもが言葉を出すのを待ち続けることだ。これは、家の外で会話をして過ごす父親にはなかなかできないことだろう。先日、ラジオ番組で、言葉の起源を研究している男性科学者が、誕生したわが子をよき観察対象にしようとしたができなかったと述懐したのを聞いて、そうだろうなと納得した。

イ・ソンヒの8集に所収の「いつも愛してる(언제나 사랑해)」(1992年、作詞・作曲キム・ヨンドン)は、愛するものと、愛されるものとの、色や光の違いを想わせる。包むような光、そして風さえ感じさせる。

カンホンの歌手列伝」のイ・ソンヒの項で、苦戦した8集ではあったが、この歌も含めてカンホンは次のように記している。
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・イ・ソンヒのボーカルは、暖かいながらも、強靭な女性のエネルギーを抱いており、西欧的な発声の中でも、東洋的な静寂美が流れる。彼女のディスコグラフィーで最も挑戦的だった8集でキム・ヨンドンの「小船」や「ハンネの別れ」をリメイクしたファン・チョンウォンの詩にキム・ヨンドンが曲を付けた「あなたに会いたい時は」や、キム・ジハの詩の「あるおばあちゃんの極楽」、そしてどのような愛の歌よりも美しく、親しみやすい「いつも愛してる」を歌った時のイ・ソンヒは、ブラウン管とコンサートのスーパースターの枠組みから抜け出して、より深く広い音楽の世界に飛翔する。
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(本ブログ関連:”いつも愛してる”)


愛してる、私の愛する人
あなたは、日ごとまぶしい光で私へ近づいてるのね

愛してる、う~ん~
永遠(とわ)に、一緒に私たちの幸せな人生の夢見るのね
貴方の、愛の香りが私にいっぱい飛んでくるのね

(トゥル~ル~、トゥルットゥ ルルットゥ ルルットゥ ルル~ル~ル~)

私の魂、私の愛する人
貴方は、私にいつも新しい光で現れるのね
その光は、いつも虹の色をして私に近づくのね

愛してる、私の愛する人
愛してる、私の人生


(Youtubeに登録のlys218に感謝)