秘密の桜並木がある。ここでは気兼ねなく、満開を愛で、花吹雪を浴びることができる。住宅街の一隅にあって、50mに満たない小さな道路だが、車が滅多に通過することがない。サクラの樹は、空高く枝を伸ばしている。
開花の状況を知りたく、久し振りに訪れてみた。枝先の蕾(つぼみ)は、ふっくら膨らんでいたが、花の気配はまだない。武蔵野の地ゆえ、都心の靖国神社の標本木(ソメイヨシノ)*より少し遅れそうだ。
(*)標本木の、きょうの状況は「つぼみがピンク色に色づき、開花間近」とのこと。
(追記)本日の最高気温は、25.7℃(14:34)となり今年最初の「夏日」となった。
サクラ(写真左)、レンギョウ(写真右)
・「サクラ」のツボミが膨らんで、そこから花弁をかすかに覗かせるには、もう少し日にちを要することだろう。
・サクラ並木の端に、サクラの開花を予告するかのように、腰ほどの高さに選定された「レンギョウ」が黄色の花をすでに咲かせている。
都心の開花予想は、あした3月24日(月)とのこと。やはり、春はサクラだ。本格的なサクラの春が待ち遠しい。