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2014年4月14日月曜日

イ・ミジャ、イ・ソンヒに見る「良い先輩」

10(ten)アジアの記事「チェ・ジェウクの大人子供の文化探求、『事理に疎いこと』 イ・ミジャ(李美子)、イ・ソンヒ、キム・ジョンソ、果たして『良い先輩』というのは何でしょう?」(4/14、大衆文化評論家チェ・ジェウク)は、歌謡界を例にして、良い「先輩後輩」関係について次のように考察している。ここでは主に、イ・ミジャとイ・ソンヒに関連する先輩像についての記述を見る。(抜粋)

以前、三中堂で入手したVHS版の「国民歌手 李美子 歌謡40年」ビデオを見て、ステージに彼女を迎える後輩歌手たちの敬愛を感じたことがある。そういえば、「李美子 歌謡生活40年」のCDを教保文庫で、「李美子 デビュー45周年記念アルバム」のCDを新宿コリアプラザで・・・。私にとっては、パティ・キムを継ぐべき人だと思っている。

実力者だからこその振る舞いは、市井の凡人にとって、自律する意味合いから、なるほどと理解できる。特に、おじさんの軽率な口出しは、若者に疎んじられる・・・。
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(写真)歌手イ・ソンヒが「不朽の名曲」に出演して、相変わらず情熱的に後輩を感動させた。

現代社会で急変化する「先輩後輩」関係、互いに尊重して通じあう方法はないのだろうか。

・この世で最も難しいことの一つは、「良い先輩」になることだ。 ・・・

・こうした中、最近KBS2「不朽の名曲 - 伝説を歌う」を見て、「良い先輩」とは何かもう一度考えてみることになった。去る3月15日と3月22日放送された、「エレジーの女王 - イ・ミジャ特集」と、3月29日と4月5日に放送された「私はいつもあなたを - イ・ソンヒ特集」は、先輩後輩間の情が何であるか感じられて感動を伝えた。

(写真)伝説のイ・ミジャは、厳格な助言で最高級(トップクラス)の後輩たちを緊張させた。

・歌手経歴55年のイ・ミジャと歌手経歴30年のイ・ソンヒは、後輩の歌を聞いて異なる方法で愛情を表わして目を引いた。イ・ミジャは、後輩の歌に賛辞だけ乱発していた以前の伝説とは別に、厳格な助言をいとわず、後輩を緊張させた。現在の歌謡界で最高評価の(歌手たち)に伝える非常に率直な感想で、55年間歌手として積み重ねた自負心が強く感じられた。現在、頂上の位置に立っている後輩は、初めには慌てたが久しぶりに聞いてみる苦言に感謝する姿を見せて感動を加えた。先輩は、やはり仕事に関連しては決定的な瞬間がきた時、後輩に言うべきことは言わなければならない。

・イ・ソンヒは、厳格な先生であるより親しい(弟や妹から見るような)姉さんの感じが強かった。まだ現役で旺盛な活動を広げる歌手らしく、後輩の公演をつくづくと見て勉強して刺激を受ける感じがして、より一層新鮮だった。(デビュー)30年目だが、歌手としてあらゆることを成し遂げたのでなく、相変らず「腹を空かした」現在進行形という気がした。後輩の献呈(トリビュート)公演に、やみくもに感激するより、新しい精気をもらう姿勢だった。やはり人生は、絶え間ない学習の連続。自身があらゆることを分かったと自負する瞬間、退歩の開始だ。真の先輩は、後輩からも習う点を探さなければならない。

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