1月のカレンダーで、元日(一日)、二日、三日、四日、五日、六日、七日まで、新年の季語という。(「日々の歳時記」 広瀬一朗著、東京新聞出版局)
他の歳時記「写真 俳句歳時記」(横田正知編、教養文庫)も確認したが、三日までは季語の目次にあるが、四日以降は取り上げてない。たしかに、元旦から三日までは正月気分の「三が日」でもあるし・・・。
(本ブログ関連:”俳句”)
上記の両歳時記に、新年二日のこととして、高浜虚子(1874年[明治7年]~ 1959年[昭和34年])の次の句が載っている。
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老しずかなるは二日も同じこと
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同句は、虚子の「五百五十句」(昭和十一年 ~ 昭和十五年)の <昭和十四年> に収められている。
■ 青空文庫
「五百五十句」高浜虚子
ー https://www.aozora.gr.jp/cards/001310/files/51838_59542.html
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さきに『ホトトギス』五百号を記念するために改造社から『五百句』という書物を出した。これは私が俳句を作りはじめた明治二十四、五年頃ごろから昭和十年までの中から五百句を選んだものであった。先頃桜井書店から何か私の書物を出版したいとの事であったので、『ホトトギス』が五百五十号になった記念に、その後の私の句の中から五百五十句を選み出してそれを出版して見ようかと思い立った。
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佐藤愛子さんなら「なにがめでたい」と啖呵を切りそうだけど、虚子は60代前半にして斯様に自覚的だったのだろう。どちらも納得してしまう。