▼▼ 青字下線付語句のリンク先は、マウス右クリック+<新しいタブ>で進んでください。(本ブログ関連)の最下段に「次の投稿ホーム」があるとき次ページがあります。▼▼

2024年7月17日水曜日

フライ・ミー・トウー・ザ・ムーン

ジャズの「フライ・ミー・トウー・ザ・ムーン (Fly me to the moon)」(1954年)を知ったのは、リリースされたずっと後のこと、中学生のころだったか。ナット・キング・コール(Nat King Cole)が歌ったのを聞いたのが最初だったと思う。そのせいか、てっきり彼の持ち歌だと思い込んでいた。うっすらエコーの効いた彼の歌声は、月光の澄んだ夜空を浮遊するような感じがして洒落ていた。

(本ブログ関連:”フライ・ミー・トウー・ザ・ムーン (Fly me to the moon)”)

同名タイトルの映画が、今月19日に封切られるという。1969年に人類が月に初着陸を試みるとき、失敗を恐れた当局は、極秘裏にバックアップ用偽着陸シーンを制作するプロジェクトを進行させる。といった展開の中で繰り広げられる「ロマンチック ・コメディ・ドラマ」だそうで、興味津々、楽しい映画になりそう・・・近々見たく上映館を探している。

(本ブログ関連:”スプートニック・ショック”)

ところで、日本のバブル期に話題になった、映画「私をスキーに連れてって」(1981年)の題名の付け方が、フライ・ミー・トウー・ザ・ムーン の「私を月に連れてって」にあやかったのだろうと勝手に想像した。実は、この映画を見ていない。ただ、原田知世の白いスキー衣裳が印象に残っている・・・。

ジャズ・スタンダードであるフライ・ミー・トウー・ザ・ムーン について、誕生まで遡って調べてみたら次のことを知った(Wikipedia 他)、
・1954年、作詞・作曲家バート・ハワードが書き、初演はフェリシア・サンダース(Felicia Sanders)が歌った。
・原題は「イン・アザー・ワーズ(In Other Words)」で、確かに歌詞中繰り返される。
フェリシア・サンダースは、第二次世界大戦中、キャンプや病院で歌うことが自分の義務と考え、「歌ってみようと思った」という。また、ナット・キング・コールの解説には、この曲との関わりが触れられていない・・・残念。

そこで、Youtubeで、フェリシア・サンダースの歌う「In other words (Fly me to the moon)(1954)」を聞いてみようと思う・・・実は初めてのこと。ここ(この盤)では、しっとりと永遠の愛を願うように歌っています。

(Youtubeに登録の Manel Font Pons に感謝)