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2011年7月31日日曜日

余震

夜明け前にパソコンを触っていると、導入アプリSignalNow「緊急地震速報」のポップアップが表示して、報知音が鳴りはじめた。ポップアップ条件はマグニチュード5以上にしている。今回は、いつもと違う妙な予感がした。
そして地震が来た。SignalNow「緊急地震速報」はマグニチュード6.3、震度3(ただし都庁所在地)を表示しているが、その後の気象庁発表はマグニチュード6.4、震度2(ただし当地)だった。当地の実感は、震度3くらいに思った。

SignalNow「緊急地震速報」ログ
・2011/07/31 03:54:03 : データ受信: 013700110731035405110731035351ND20110731035401001N369E14120506333313251300250310311301340331252221
・2011/07/31 03:54:03 : 地震情報: 計算結果=正常,
電文発表時刻=2011/07/31 3:54:05,
地震ID=ND20110731035401(1),
地震発生時刻=2011/07/31 3:53:51,
震源地緯度/経度=36.9/141.2,
マグニチュード=6.3,
震源の深さ=50.0,
震央の確からしさフラグ=3,
震源の深さの確からしさフラグ=3,
マグニチュードの確からしさフラグ=3,
観測地緯度/経度=35.6894875/139.6917064,   ← 県庁所在地=都庁(東京都新宿区)
震度=2.95252465063545,
P波到達秒数=28.1374636756713,
S波到達秒数=48.9202832415942

気象庁の地震情報
平成23年07月31日04時03分 気象庁発表
31日03時54分頃地震がありました。
震源地は福島県沖 ( 北緯36.9度、東経141.3度)で震源の深さは約40km、地震の規模(マグニチュード)は6.4と推定されます。
各地の震度は次の通りです。なお、*印は気象庁以外の震度観測点についての情報です。

福島県  震度5強 楢葉町北田* 川内村上川内早渡*
                 ・・・
以下略

2011年7月30日土曜日

土砂降り

陽ざしの強い午後、荻窪の親類の医院まで行く。時間に余裕があって、杉並公会堂に隣接するレコード店に、荻窪駅から歩いたのだが、歩道の照り返しが強く、夏場には厳しい距離だった。夏向きジャケットの長袖の手首から肘にかけて汗でビッショリ濡れてしまった。店に着いてみると、ショップらしからぬ雰囲気のため、公会堂事務所の方に聞いてみると、レコード店の本社ビルという。ショップは荻窪駅の駅ビルにあるそうだ・・・ショップ探しを断念。(実は、駅に戻る途中にもショップがあるといわれたが、携帯ショップに変わったようだ。)
駅近くの停留所からバスに乗り、医院にたどり着いたときは、汗のため袖が腕にピッタリまつわりついていた。

さて、帰路中にちょっと寄り道したため、地元駅に着いたとき土砂降りになっていた。それもた叩きつけるように、間断なく降ってくる土砂降りだ。「雨にうたえばSingin' in the rain)」といった、ウキウキしたものじゃない。いっそ、子どもに戻って、思いっきり浴びるしかないほどだ。おかげで、上着は雨でずぶ濡れになった。(駅KIOSKでビニール傘を買ったにも関わらず。)

新潟、福島の豪雨と比べようもないが。

(Youtubeに登録のlbarnard86に感謝)

イ・ソンヒ全国ツアーコンサート 城南 (確定)

イ・ソンヒのファンサイト《Sunnylovecarrot》の公開情報(써니사랑 공지사항)によれば、彼女の「2011デビュー27周年イ・ソンヒ全国ツアーコンサート」が次の通りようやく確定した。感謝。

・コンサート名: 「2011デビュー27周年 イ・ソンヒ 全国ツアーコンサート in城南(성남)」
・日時: 9月9日(金)20:00~、9月10日(土)19:00~
・会場: 京畿道広州市 城南アートセンターオペラハウス(성남아트센터 오페라하우스)

・公演問合わせ:インターパーク チケット (TEL 1544 - 8117)
・チケットオープン:未定

2011年7月29日金曜日

ソウル国立国楽院の雨被害

ソウルの豪雨は大変な被害をもたらしており、中央日報(7/27)によれば、国立国楽院も影響を受けたと次のように報じている。
・27日午前、ソウル瑞草区(서초구)牛眠山(우면산)で土砂崩れが発生し・・・瑞草区だけでこの日、方背洞の田園村をはじめ、瑞草区民会館裏、牛眠山トンネル、国楽院など8カ所で土砂崩れの申告があった。

連合ニュース(7/28)は、国立国楽院の被害状況を更に詳細に次のように伝えている。
・国立国楽院も27日に続き28日と29日公演を全部取り消した。国立国楽院は前日地下電気室が浸水されて、停電になり、・・・ (同)関係者は「現在、軍人300人余りと共に広場前の土砂と石ころ、木などを片づけて、電気室も復旧中」・・・。この関係者は「牛眠山に近い(併設の)博物館の場合、押し寄せた泥で窓が割れて最も被害が大きかったが、幸いにも遺物は、あらかじめ他の場所に移した状態なので被害はない」と伝えた。

国立国楽院の背後にある牛眠山から直接の被害だったのだろう。Google mapで同地を見るとわかるが、山裾に多数の高層アパート(マンション)も林立している。環境はとても良さそうに見えるのだが。なお、牛眠山は293mの低山なため、平易なハイキングコースが多数開発されているようだ。

いつか国立国楽院を訪れて、国楽演奏を聴く機会を持ちたいと思っている。

2011年7月28日木曜日

孫の快気祝い

乳幼児に流行る手足や口に発疹ができる病気から治った孫と武蔵境で快気祝いする。父親に連れてこられた孫は、走り回るほどではないが結構元気になっていた。
祝いのテーブルに、先日、東京国際ブックフェアで孫のために求めた絵本を広げた。幼い男の子にとっての母親と父親の存在を上手く描いた2冊の絵本である。孫は直ぐに、ウサギの坊やとウサギのお母さんの物語を、自分に置き換えて理解した。そして、ウサギのお母さんのページを何度も開かせた。

空模様が怪しくもあり、夕食後に別れることになった。孫は、即座にバイバイといった。そうだよね、妹と一緒に待っている母親に早く会いたそうだったものね。最後に、「ウサギのお母さんによろしく」というと、孫はニッコリと、ちょっと照れながら笑って手を振ってくれた。

帰宅すると、孫と孫娘のご挨拶の動画が届いた。孫娘は、布製の小さなネコの縫いぐるみを口にくわえていた。そして孫も負けじと登場して「ありがとう」といってくれた。完全に回復したら遊びに行くからね。

(本ブログ関連:"東京国際ブックフェア")

2011年7月27日水曜日

イ・ソンヒの「好きにならずにいられない」

イ・ソンヒは、「デビュー22周年 ライブコンサート "因縁(인연)"」(世宗文化会館 大劇場)で、エルヴィス・プレスリー(Elvis Presley)が映画「ブルーハワイ(Blue Hawaii)」で歌った「好きにならずにいられない(Can't Help Falling in Love)」を、この甘くせつないバラードを、イ・スンギとのデュエットで聴かせた。
いつもの力強い押し出す唱法とは違い、まるで少女のようにどこか夢見ているような可憐さを伴っている。彼女の可愛らしい一面を見る気がする。



この映像は、以前にも本ブログ(1/22)に載せたが、今はまさに夏、映画の舞台の季節に相応しいと、もう一度とりあげさせてもらう。

(Youtubeに登録のdlpine71526apolloに感謝)

(本ブログ関連:"Can't Help Falling in Love")

2011年7月26日火曜日

家門の受難

イ・ソンヒのファンが好む上位曲に「私はいつもあなたを(나항상 그대를)」があげられる。コメディ映画「家門の栄光」シリーズ第1作「家門の栄光」、第2作「家門の危機」の劇中で、この曲が登場人物によってピアノで弾き語りされる。第3作「家門の復活」は未見のため、この弾き語りがどうなっているか知りたいところである。
さて、第4作「家門の受難」は、確か5月にクランクインしていて、どうやら日本の福岡、佐賀でロケを敢行したようだ。韓国公開は、9月2日予定とのことで、イ・ソンヒの「私はいつもあなたを」が劇中にまた流れるのか期待も加わって早く見たい。

第1作「家門の栄光」で、乙女チックな主人公が想いをピアノで弾き語りするが、それが俳優のキム・ジョンウンで、とても可愛らしい。その彼女の音楽トーク番組「キム・ジョンウンのチョコレート」(←何と甘いタイトルだこと!)に、イ・ソンヒが登場して「私はいつもあなたを」歌う。このステージでは、キム・ジョンウンのイメージが強すぎてか、イ・ソンヒは随分と控え目である。そんな気がするのは考え過ぎだろうか。

(Youtubeに登録のpops8090、kattun2488、oldskool2u、azlondon100に感謝)

(本ブログ関連:"家門シリーズ")
(本ブログ関連:キム・ジョンウンのチョコレート"2010年11月3日"、"2010年11月15日")

2011年7月25日月曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 長短(チャンダン) 〔続々〕

先週、水曜日(7/20)放送の、KBS WORLD「国楽の世界へ」では、3週続いて、リズムの長短(チャンダン:장단)を紹介しているが、最も遅いテンポのリズムの<チニャンジョ(진양조)>について解説が加えられた。

「韓国の音楽は大抵、ゆっくりなテンポから始まり、徐々に早くなる構成で成り立っています」とのこと。
(例)器楽曲「霊山会相(영산회상)」:正楽
・組曲
・遅いテンポの「サンリョンサン(상영산)」(20拍)<・・・<速いテンポの「軍楽(군악)」で終える

(例)器楽曲「散調(산조)」:民俗楽
・組曲
・遅いテンポの「チニャンジョ(진양조)」(6拍)<「チュンモリ(중모리)」<「チュンジュンモリ(중중모리)」<「チャジンモリ(자진모리)」の順番に演奏

(参考)「コムンゴ・サンジョ」(「アジアの楽器図鑑」より)

<チニャンジョ・チャンダン>
▼ヤン・スンヒ(カヤグム)、チョン・ファヨン(チャング)によるキム・チャンジョのカヤグムサンジョの中から「チニャンジョ」を聴く。いやぁ、いいなあ、不思議としっくりきます。落ち着きます。とても聴きやすく、馴染みやすい音色とリズムだ。

「6拍を基本にして、はじめの一拍目にアクセントを置き、5拍目と6拍目にメロディーをのせてチャンダンの流れを掴む」。「6拍をワンセットとして、国楽界では『カッ』と呼び、『カッ』が4つ(押す、掲げる、結ぶ、解く)集まって、ひとつのチニャンジョチャンダンを構成する」とのこと。

(参考)NATE「知識」に、Q&A解説があるが・・・。

▼キム・ソヒ名人によるパンソリ「春香歌」の中から「オリジョン別れのテーマ」を聴く。解説を聞いたうえでいえば、心に響かせてくれる、アリアのように。

チニャンジョは、悲しく無念な表現に使われ、誕生の由来と関係があるとのこと。その逸話が紹介された。病床のパンソリの歌い手と、見舞ったパンソリの歌い手が、そのときの歌の掛け合いからチニャンジョが生まれたという。

▼キム・スヨン他による 南道民謡「ユクチャペギ」を聴く。正直、拍子だけ取り出して6拍を聴き取るのは難しいと・・・つくづく感じる。


★★★★★ 孫が、口内炎でも食欲が衰えず元気に遊んで、ぐっすり寝ている写真が届いた ★★★★★
★★★★★ 孫娘が、寝返りよりもベビー椅子が好きになり、可愛く座っている写真が届いた ★★★★★

2011年7月24日日曜日

アナログからデジタルへ

今日から、テレビ放送はアナログからデジタル(地デジ)へ移行した。今はデジタル礼賛の時代だが、一つ気になる点がある。緊急地震速報の遅れだ。アナログ放送と比べて、デジタル放送では2秒程度の遅延があるという。これについては、2台のアナログとデジタルのテレビを並べて比較したわけではないので・・・。
デジタル受像機は、画像解析処理に2秒近く余計にかかり、アナログ受像機と比べて遅延が発生するという解説がインターネットに散見される。驚きと落胆を含めて、本当にそうなのかといいたい。

では、首都圏直下型地震が発生した場合、あるいは直近の立川断層帯で活断層による地震が発生した場合、震源に近いわけで、このとき緊急地震速報はどの程度役にたつのだろうか。地震データは、いったん気象庁に集約されて関係メディアに配信されるので、その時間も考慮する必要があるが・・・。
地震はP波=7Km/秒なので、2秒の遅れは7×2=14Km範囲内の地震には緊急速報は間に合わない。立川断層帯は約10Kmの距離に存在するので、テレビで知らされる間もなく、「きたっ!」と慌てふためくだけなのかもしれない。

聴くのはアナログのレコードからデジタルのCDへ、録音はアナログのオープンリールテープからデジタル録音機へ。見るのは、アナログのブラウン管テレビから地デジテレビへ。録画はアナログのVHSテープからデジタルレコーダーへと確実にデジタル化してきた。
技術の進歩は、メディアの変化をもたらしながらも、結局消費を促している。印刷技術が識字率を向上させたように、デジタルはどのような知的幸いをもたらしてくれるのだろうか。単に消費の繰り返しに終わらないようにしたい。

(本ブログ関連:立川断層帯、2010/9/282011/6/11

2011年7月23日土曜日

孫娘と旗本退屈男

額に月形の刀傷といえば、ぼくらにとっては市川歌右衛門の「旗本退屈男」だろう。彼以降もリメイクされたようだが、市川歌右衛門のイメージが一番強い。映画をどの程度見たのかといわれれば、記憶は定かでない。むしろ時代劇なら、子供向けの「笛吹き童子」や「紅孔雀」の方がはっきり思い浮かべられるのに・・・。

孫娘がニコニコ笑みを浮かべている写真が送られてきた。それも額に、スッと斜めに傷がついているものを。赤ん坊は、爪が大人に比べて小さくて薄い。そのため自分を傷をつけてしまうことが多い。孫娘も、いつそうなったのやら、気付けば額に「旗本退屈男」ばりの爪傷ができていたのだ。まあ、これも次第に消えてなくなるのだが。
そういえば、孫(お兄ちゃん)も、 赤ん坊の頃、同じように同じような傷をつけていたものだ。

(追記)
孫の水遊びに付き合った父親は、寝んねの孫娘のそばに横になって爆睡。孫はエネルギーを発散しきれず、まだ元気に遊んでいるという。平和なひとときである。

2011年7月22日金曜日

星に願いを

現在、孫は妹が生まれた都合もあって、母親の勤務地のそばにあった保育園から、新しい保育園に移り元気に通っている。元の保育園は、ピノキオの名にちなんでいたので、「星に願いを(When you wish upon a star )」を、通園初日のブログに載せた。この旋律は、妹思いの優しくて、そして母親につつまれるようにして甘える、そんな微笑ましい孫の光景を思い出させる。

何度聴いても美しい「星に願いを」を、ディズニー映画「ピノキオ」で、コオロギのクリケットが歌うとき、実際に歌ったクリフ・エドワーズ(Cliff Edwards)の声で聴いてみたい。
もう、スペースシャトルが飛ばない夜空になったけど、星はいつでも輝いている。

(Youtubeに登録のWANNSAに感謝)

(本ブログ関連:"孫と保育園")

2011年7月21日木曜日

スペースシャトル最後の旅

NASA公開写真
NASAによれば、今日am5:57米国東部夏時間(日本時間同日pm6:57)に、地球を200周回して5,284,862マイルの旅を終えた、スペースシャトルアトランティス(Atlantis」とSTS-135ミッション乗組員(4人)は、フロリダ州のNASAケネディ宇宙センター(KSC)にあるシャトル着陸支援施設の滑走路15に最後の着陸をしたこれは、ケネディ宇宙センターでの、27番目の夜間着陸であり、78番目の着陸であり、シャトル史においては133番目の着陸である。

STS-1 が1981年4月12日に打ち上げて以来、16カ国から355人(日本人宇宙飛行士は7人)がシャトルに搭乗して852回飛んだ。5機(現存は3機)のシャトルは、5.42億マイルを超える旅をし、地球(惑星)学、天文学、生物学、材料科学などの科学分野で2,000以上の実験場所を提供した。

考えてみれば、イ・ソンヒの登場する3年前からスペースシャトルは宇宙を飛んでいたわけで、かつてのガガーリングレン宇宙飛行士のようなヒーローを、アームストロング船長のようなリーダーを生み出さず、こつこつと研究と技術を積み重ねていく集団の物語を作ってきた。
スペースシャトルは、巨大な外部エンジンにおんぶされるようにして飛立つイメージが強い。そして、見慣れたせいか、宇宙をあまねく飛翔するというより、定期便のようになった。だから、子どもたちにとって、地球周回は驚異ではなくなっているだろう。大人にしてみれば、この巨大なプロジェクトを推進してきたマネージャーが表に出て、いろいろな体験を語って欲しいと思っている。

(追記)
アトランティスが暗闇のケネディ宇宙センター滑走路に着陸する姿は、最後の任務を終えてスペースシャトルの歴史の幕を閉じるに相応しい光景だった。もしこれが、明るい夏の陽ざしのもとだったら、人々の熱狂も加わり違った様相を見せたかもしれない。スペースシャトルは冒険でも挑戦でもなく、科学技術の申し子だった。次のステップへの偉大な踊り場だった。だから、静かに帰還するのが一番似つかわしいと思う。チャレンジャーとコロンビアを忘れないためにも。

(本ブログ関連:"スペースシャトル")

2011年7月20日水曜日

イ・ソンヒのコンサート映像の追加

昨日記した、動画サイトに登録されている、「2011イ・ソンヒ コンサート 五月の陽射し」の映像(第二部)に続き、第一部の映像も見つかったので、昨日のブログに追記した。
変わらぬ高音で透明感あふれる歌声と、ステージの上に清雅な姿を観賞することができる。

2011年7月19日火曜日

イ・ソンヒのコンサート映像(続)

イ・ソンヒのコンサート映像(長時間)が動画サイトに登録されていることを以前記したが、今年のコンサートも見つけることができた。

「2011イ・ソンヒ コンサート 五月の陽射し」
・公演時期:2011年5月21日~22日
録画時間:83分(公演の第一部) ← 追記
録画時間:24分(公演の第二部)
・動画サイト:youku

(本ブログ関連:"イ・ソンヒのコンサート映像"、"イ・ソンヒ ライブコンサート、SBSで(本日)放映")

IE微減、Chrome微増

ブラウザは、短期間Chromeを試しに使ったことがあるが、結局IE8に戻ってしまった。更に、IE9になっても、Chromeと同じようなものと思いながらも、使い続けている。
Bloggerの<本ブログ参照のブラウザ種類>の統計情報を見ると、2009年5月~2011年1月13日時点と、2009年5月~今日現在とのものとを比較してみると次の通りである。IE微減、Chrome微増傾向、およびMobile系登場が言える。
Internet Explorer (85→81%)
Firefox   (7→6%)
Safari   (3→5%)
Chrome   (1→4%)
Java   (1→<1%)
Jakarta Commons-HttpClient (<1→<1%)
Opera  (<1→<1%)
Mobile Safari 43 (<1%)
Mobile 27 (<1%)
PaleMoon 10 (<1%)
Pathtraq  (<1%→)
Jingoo (<1%→)
(via translate.google.com) (<1%→)

2011年7月18日月曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 長短(チャンダン) 〔続〕

先週、水曜日(7/13)放送の、KBS WORLD「国楽の世界へ」では、前回に続いて、リズムの長短(チャンダン:장단)のなかでも、<セマチ(세마치)チャンダン>、<クッコリ(굿거리)チャンダン>について解説が加えられた。民謡に使われるリズムということで、興味がますます強くなる。感謝。

<セマチチャンダン>
アリラン아리랑)」に使われているリズムで、「3拍子が3回続く」。(今回、言葉によるリズム表現の口音「ドク」、符号「|」が追加 されたが、打ち方が不明)

(参考)KoWikipediaによれば、少し早い3拍で、(洋楽では)通常”9/8拍”と書く。

▽(解説用の)セマチチャンダンの「アリラン」を聴く。チャングのリズムと「ア~~」・「ァ~リ」・「ラン~」の歌とが一致しているように聞こえるが・・・。
▼イ・チュニによるセマチチャンダンの「アリラン」(京畿民謡)を聴く。ゆったりと穏やかな感じがするものの、セマチチャンダンのリズムを意識して、手拍子を打つと・・・手がもつれて・・・難しい。

▽(解説用の)「珍島アリラン」(南道民謡)を聴く。力強く、踏み固めるように歌う。チャングの音が明瞭で、リズムは聞き取りやすい。
▼チョ・コンレによる「珍島アリラン」を聴く。伴奏のない歌声だけの魅力がある。次第に引き込まれていく。

<クッコリチャンダン>
「クッコリというのは、韓国の民間信仰で様々な占いやお払いなどを行うムーダン(巫堂:무당)という職業的宗教者が行う巫俗(フゾク:무속)儀式のことを指」していて、「この儀式をする際に演奏されたチャンダンがこのクッコリチャンダン」とのこと。民俗的な、宗教的な表現なのだろう、映像で肩を揺らしながら踊るのをよく見るが、そのことなのだろうか。

▼チョン・テリョン名人による「チャンブタリョン」を聴く。いつまでも終わることな縫うように軽快な調子が続く。

(参考)KoWikipediaによれば、セマチチャンダンとともに最もよく使われる12拍で、(洋楽では)”12/8拍”と書く。

(参考)「フォークギター教室(포크기타교실)」のギターによる洋譜解説。感謝。
セマチチャンダン
クッコリチャンダン

なでしこジャパン、世界一

asahi.comの記事「なでしこ、米破り初の世界一 PK戦3-1 沢がMVP」(7/18)の通り、なでしこジャパンは、サッカー女子ワールドカップ決勝で世界一になったことを、次のように報じている。
・日本女子代表(なでしこジャパン)は17日(日本時間18日未明)、ドイツ〔フランクフルト〕で米国代表と対戦し、延長戦を2ー2で終えた後のPK戦の末に米国を破り、初優勝を決めた。

凄い、驚きました。というのも、深夜寝床でテレビ中継を見ようとしながら、そのまま眠ってしまい、今朝のニュースで結果を知りました。俄かファンの極致でありますが、感動の渦に少しでも参加したいというわけで・・・。

世界一になった各選手のインタビューは、さすがでした。勝利の実感を確かめながら、冷静で、自信と今風にいえば品格がありました。女子サッカーを作ってきた先輩への言葉も忘れませんでした。
そう、「楽しむ」といった言葉がひとつも出なかったのです。彼女たちは、世界一という歴史を作ったわけで、勝利の喜びと同時に責任を痛切に感じていることでしょう。強くて美しい選手たちに感動しました。

孫娘が生まれた年の大きな出来事です。

2011年7月17日日曜日

孫娘の寝返り

先ほど、驚くべきニュース!が飛び込んできた。何と孫娘(4ヶ月と10日)が寝返りをしたというのだ。このことを知らせるメールには、感涙のアイコン絵文字が十数個並んでいる。母親の感激がわかる。
添付の、孫娘の寝返りを写した動画には、寝返り直前と寝返り後の姿が収められている。直前の姿は、体をねじらせているが、決して力んではいない様子である。そして、寝返り後は、いつものうつ伏せから頭を持ち上げたときの様子であるが・・・少し誇らしげかな。
動画には、母親の何度も「頑張って」と声援する声、寝返りを成功したときの「よかったね、パパ喜ぶよう」と誉める声がする。
孫娘は、家族と回りのものに素晴らしい変化を見せてくれた。

ところで、孫(お兄ちゃん)は、2009年8月11日(火)に寝返りを見せてくれた。

韓国伝統音楽公演と伝統楽器体験

韓国文化院は、昨日、今日と「みんなでいっしょに遊ぼう!見て・聞いて・触れて楽しむ 韓国文化こども週間」のイベントを開催している。子どものためのイベントである。
そのなかでも、今日、韓国の(民謡)音楽に触れることができる「家族みんなで楽しむ『韓国伝統音楽公演と伝統楽器体験』」(10:30~12:00)が開かれたので、韓国文化院のハンマダンホールに出かけた。
今回、関心がどれくらいか分からぬが昔の仕事仲間を誘った。結果は上々だった、子どもには、皆和んでしまう。

音楽指導者の金貞姫(金貞姫民謡研究院院長)さんのもと、東京韓国学校の子どもたちだけでなく、会場に集った日本の子どもたちもまじえて、韓国伝統の民謡や楽器などの紹介と演奏がされた。
子どもが中心になるよう心遣いして、微笑ましくあたたかい。そして飛び入りの明るく屈託のない、子どもたちの素直さに会場はのってしまう。

公演が昼に終わり、新大久保に場所を変えて昼飯にすることにした。
いやあ参った、夏の暑さだけではない、何ということだこの人混みは。じりじりと焼き付ける日光と照り返し、それに歩道を埋める人々の熱気のなか店を探した。テレビなどで紹介されたことのある参鶏湯(サムゲタン)の専門店に入る。参鶏湯が夏場の食事とて、2階の店内は満員である。待ち時間、今日の暑さに早く冷房の効いた店に入りたくて待ちきれない。
ようやく、参鶏湯をフウフウいいながら食す(塩味は自己責任)。漢方の香りはほとんどなく、あっさり美味い。鶏の小骨を取り除く手間が、かえって食事をゆっくりさせる。間合いのよい料理だ。
さあ、これで、夏を乗り切れるかも。

ところで、今日は別に四谷で鉱物の会があった。勝手ながら今回は、こちらのイベントを優先させてもらった。

★★★★★ 孫が、家を庭用ビニールの水につかって、従兄弟と水遊びしている写真が届いた ★★★★★
★★★★★ 孫娘が、仰向けに無心で安心しきった顔をして、ぐっすり寝ている写真が届いた ★★★★★

2011年7月16日土曜日

ティン・ホイッスル

昨晩の韓国語教室で、映画「タイタニック(Titanic)」のテーマ曲のイントロに流れる、哀調を帯びた音のする楽器が何かということが話題になった。映画を見たわけでもなく、その曲の流れる場面も知らないが、帰宅してYoutube映像をいくつか探してみた。

セリーヌ・ディオンのライブ「Celine Dion - Titanic」を見て、見当をつければ、アイルランドの楽器「ティン・ホイッスルTin whistle:英、feadóg:愛)」のようだ。
一見リコーダーのようだが、6穴の縦笛で、吹き口を(リコーダーのように)普通に吹けばよい。比較的入手しやすい楽器ということなので、今日でも探してみようかな。

(Youtubeに登録のAsuturiasに感謝)

追記
吉祥寺の山楽野器店で、一番手頃なClarke製のMEGティン・ホイッスル(D管)を求めた。音出しはリコーダーと思えばよく、すぐに出るが、Youtubに聴く、あのアイリッシュな郷愁を誘う音色を奏でるのは難しい。装飾音がなければ、リコーダー初心者と変わらない単調な音になる。


★★★★★ 孫が、母親と一緒に普段着のまま家庭用ビニールプールの中で、水遊びしている写真が届いた ★★★★★

2011年7月15日金曜日

流頭宴

今日は、旧暦の六月十五日である。「東国歳時記」(洪錫謨著:東洋文庫)の旧暦月の項、「流頭」に「流頭宴(유두연)」について、次のように記している。
・わが国〔韓国〕の風俗で、六月十五日を流頭日という。/かんがうるに、「金克己集」〔金克己:高麗時代の学者〕に、「東部(慶州)に伝わる風俗に、六月十五日には東に流れる清流で髪を洗い、不吉なことをはらい除く。またそのための酒宴をはる。これを流頭宴という」と書いている。李朝になってもこれはうけついで民間の名節となった。慶州になおこの風俗が残っている。

ちなみに同書には、「水辺に戯れる婦女たち」の解説で申潤福(신윤복)の絵が掲載されているが、Wikipediaの同人紹介にある参考図「端午風情」と同じようだ。

(本ブログ関連:”東国歳時記”)

女性の髪は、長ければ長いほど霊的なエネルギーが宿るように描かれることがある。子どものころに見た映画「雨月物語」「怪談」(小林正樹監督:1965年)では、原作の「浅茅が宿」(上田秋成)と類似した「和解」(小泉八雲)が脚色されて、物語の結末に約束を果たさなかった男の首に、亡き妻の黒髪が巻きつく場面があった。恐怖だった。長い髪が苦手なのはそんな記憶があるからかも知れない。

(付記)
韓国語教室の授業中、突然教室が揺れだした。久し振りに恐怖を感じさせるに十分だった。
・平成23年07月15日21時03分 気象庁発表:15日21時01分頃地震による強い揺れを感じました。
現在、震度3以上が観測されている地域は次のとおりです。
震度5弱: 栃木県南部
震度4: 茨城県北部、茨城県南部、埼玉県北部、埼玉県南部、千葉県北西部、東京都23区
震度3: 福島県中通り 栃木県北部、群馬県北部、群馬県南部、千葉県北東部、千葉県南部、東京都多摩東部、神奈川県東部、神奈川県西部、新潟県中越、山梨県東部・富士五湖

2011年7月14日木曜日

パールフルートのリペア

「孫娘が大きくなったら、どんな習い事がいい?」
「フルート演奏かな。可愛い孫娘にお似合いの楽器だよ。」

「使わずに置いてある、あのパール製のフルートはどうなんだい?」
「長いまま置きっぱなしなので、どうも1オクターブのCが出にくいんだよ。」

「タンポが痛んでいるかも、ティッシュをはさんで試してみた?」
「うん、やってみたよ、確かにCが出やすくなった。」

「フルートメーカーにタンポの交換などリペアを頼んだ方がよいよ?」
「今日、湯島にあるパールフルートギャラリーに行ってきたよ、きれいなリペア仕上がりに感激。」

「で、孫娘と、いつ頃から、一緒にフルートをやってみたいの?」
「・・・孫娘の両親に相談しなくちゃ。それに、孫娘にもフルートを用意しなくちゃいけないし。」


(生まれて4ヶ月目の孫娘に、両親は大きな期待をしている)
★★★★★ 孫娘が、母親の声援を浴びて、うつ伏せから頭をもたげる練習ムービーが届いた ★★★★★
★★★★★ 孫娘が、ハイハイが未だなのに、父親に支えられて立っちの練習ムービーが届いた★★★★★

なでしこジャパン、決勝進出

asahi.comの記事「なでしこ初の決勝進出 米国と決戦 サッカー女子W杯」(7月14日5時56分)の通り、「ドイツで開かれているサッカーの女子ワールドカップ(W杯)で、日本女子代表(なでしこジャパン)は13日(日本時間14日未明)、フランクフルトで準決勝を行い、3-1(前半1-1)でスウェーデンを破って、初の決勝進出を決めた。・・・日本は17日(日本時間18日未明)の決勝で米国と対戦する」ことになった。
驚いた、日本の女子サッカーは本当に強い。男子サッカーはもっともっと頑張らなくちゃいけなくなった・・・。

健康体操でわが身を見直しているのに比べれば、サッカーの運動の激しさに感心する。試合中、選手全員で、ずっと走って、ずっとフォーメーションを考えて、最適策を判断して実行するなんて、凄いとしかいいようがない。

夜中のサッカー試合放送を、米仏戦の途中で寝てしまい、日スェーデン戦は、後半目が覚めて、沢選手のヘディングと、川澄選手のロングシュートで得点するのをやっと見た俄かファンには、感嘆することばかりだ。

2011年7月13日水曜日

健康体操コース(続)

地元公園にある健康運動センターの運動プログラム「健康体操コース」に6月から参加して、第2四半期(7~9月)も続けている。週1回50分、ストレッチを主体にした体操コースで、回を重ねるたび、今までの不摂生をいやというほど気付かせてくれる。全然伸びない手足、背筋、首、等々。運動のたび、汗拭きと水の補給を繰返している。おかげで、少しずつ体の自由度が増してきているような気がする。感謝。
ところで、当日体操を終わるたび、塩分補給を口実に、センター内のレストランでラーメンを食べている。ほっと一息つくものの、少~し後ろめたさを感じている・・・。

------------------------------------------------------------!!
なでしこジャパン、準決勝ガンバレ!

2011年7月12日火曜日

2011イ・ソンヒ コンサート「美しい江山」

昨晩(7/11)、SBSから放送(23:15~00:45)された「2011 イ・ソンヒ コンサート」のステージ映像のなかから、Youtubeに「美しい江山(아름다운 강산)」がさっそく登録された。彼女の代表曲であり、観客が待望するコンサートを締める名曲をエネルギッシュに舞台狭しと歌う。
(本ブログ関連:”イ・ソンヒ ライブコンサート、SBSで(本日)放映”)



(Youtubeに登録のFuturist0911に感謝)

(本ブログ関連:”美しい江山”) ← 表示後、画面右下の”前の投稿”で継続参照します。

2011年7月11日月曜日

イ・ソンヒ ライブコンサート、SBSで(本日)放映

昨日記した未確認のSBS番組情報を、本日の10Asisaの記事「イ・ソンヒ ライブコンサート、SBSで放映」(7/11)で次のように知ることができる。
(今晩見たいし、その映像をDVD販売して欲しいのだが、どうすればよいのだろう)

・イ・ソンヒのライブ コンサートがSBSで放送される。去る5月21、22日の両日間、「ソウル世宗文化会館大劇場」で開かれた<2011イ・ソンヒ コンサート 五月の陽射し>が、(本日)11日夜11時15分から100分間に特集編成されたもの。全席が売り切れた、イ・ソンヒのコンサートには、ギターにハム・チュンホ、ピアノにチェ・テワン、ベースのイ・テユンなど数十年間イ・ソンヒと息の合った国内最上級のミュージシャンが演奏し、30人編成のオーケストラ、管楽器演奏、20人のダンサーなど100人余りがイ・ソンヒとピッタリと息を合せた。「少女の祈り(소녀의 기도)」、「いつもあなたを(나항상 그대를)」、「Jへ(J에게)」、「ひとしきり笑いで(한바탕 웃음으로)」、「生きてみると(살아가다 보면)」などが新しく編曲され、ショープログラムの<土曜日、土曜日は楽しくて>を再現したライブ公演をリリースするなど多様な構成でファンたちを楽しませた。
・現在、イ・ソンヒは去る(7月)3日水原(スウォン)コンサートを終えて、仁川(インチョン)、大田(テジョン)、釜山(プサン)地域のコンサートを控えている。

そうそう、5/21のコンサートを、しっかり見てきましたよ。

(追記)
見ましたよ!見ました、PCで。舞台下から見上げていたときとは違い、カメラが縦横に巡り、かつ俯瞰する映像と、イ・ソンヒのアップの映像など、臨場感を一層充実してくれます。
ゲストのキム・ボムニョン(김범룡)のステージは、後日イ・ソンヒもインタビューで主旨を語った<土曜日、土曜日は楽しくて>の再現だったのですが、少々端折りましたね。それに、コンサートの最後にアンコールに応えて彼女が歌った「Jへ」も。
PC上のテレビ画像でですが、イ・ソンヒを真近で見られるのが良かった。彼女は、本当に清雅で美しい。

(Youtubeに登録のnaragoyoに感謝) ← 彼がステージで歌った3曲が聴けますよ!


(息子家族が、お嫁さんのご両親と一緒に、山梨に”桃狩り”に行っている中継メールが届く。)
★★★★★ 孫が、談合坂インターで、満足気にブドウソフトクリームを食べている写真が届いた ★★★★★
★★★★★ 孫が、桃狩りの木陰で手にした大きな桃に、いきなりかぶりついている写真が届いた ★★★★★

2011年7月10日日曜日

7/11、SBS「イ・ソンヒ コンサート」放映か

Twitter情報によると、内容・規模など詳細不明だが、7月11日(月)の23時15分に、SBSテレビにて「2011 イ・ソンヒ コンサート」を放映するとのこと。

KBS WORLD「国楽の世界へ」 長短(チャンダン)

水曜日(7/6)放送の、KBS WORLD「国楽の世界へ」では、前回説明した打楽器によるリズムをとる長短(チャンダン:장단)法について、さらに詳しく解説された。
(この番組のおかげで韓国の国楽を初めて体系的に聴くことができる。感謝。)

韓国の伝統音楽の分類KoWiki)に、「正楽정악)」と「民俗(音)楽(민속 음악)」があり、今回は「宮中やソンビたちの音楽、いわゆる<正楽>に使われている長短」の演奏技法、記譜法が紹介された。

<トドゥリ(還入:도드리)>
「正楽の中でも最も代表的なチャンダンがトドゥリです。トドゥリはチャンダンの名前でありながら、楽曲の名前にもなっている」とのこと。
▼正農樂會による「トドゥリ演奏」を聴く。宮中をイメージしながら聴くと、六拍子のリズム、旋律ともに軽快で、思った以上に華やかな感じる。

【杖鼓:チャング장구)の奏法】
(奏法:叩き方)
チャンダンの場合は「左手は手のひらで直接叩き、右手は竹を薄く削って作ったチェ(채)という撥(ばち)を持って叩」く。
(→サムルノリの場合は、両手の撥で叩く。)

(声で表す奏法)
・両手で(杖鼓の)両面を同時に叩く場合:"トン"
・左手だけで打つ場合:”クン”
・右手に持ったチェを使って叩くとき:”トッ”
・(右手に持った)チェでちょっとした技巧を使って打つ場合:”キドッ”
・(右手に持った)チェを小刻みに揺さぶって打てば:”トロロロ”
・(右手に持ったチェを)点を打つように軽く当てる場合:”ト”
実際に、言葉だけによるものと、楽器(杖鼓)と一緒に言葉もまじえたものと両方紹介された!!
「トン」、(一拍休止)、「キドッ」、「クン」、「トロロロ」、「ト」
(なるほど、楽譜のように視覚で伝えるものと違って、言葉によるので口伝えしやすそうだ。ただし、上記の声で覚えて、合わせて、六拍子で自分の手を動かしてみると・・・難しい。)

(記譜法)
上記の声を、六拍子の升目に記号に変えて表示している。
(五線譜しか知らないが、和楽器でも同様な記譜法があるのだろうか・・・)

<タリョン(打令타령)>
「(トドゥリ)よりもちょっとテンポのある曲には打令(タリョン)というチャンダンが使われます。タリョンもさきほどのトドゥリ同様に、チャンダンの名前でありながら、楽曲の名前でもある」とのこと。

「トン」、(二拍休止)、「キドッ」、(一拍休止)、「ト」、「クン」、(一拍休止)、「キドッ」、(二拍休止)
▼ミン・イシク(カヤグム)、チョン・スニョン(ヘグム)、パク・ヨンホ(テグム)による「靈山會相」の中からタリョンチャンダンを聴く。奚琴(ヘグム)の緩やかにのぼりさがりする音が印象的で、舞を伴うように気がしてくる。

参考)Web上に、五線譜にして聴くことができるものがある。

<シジョ(時調시조)
「韓国の伝統詩を・・・音楽に合わせて、言葉を長く伸ばして歌う」とのこと。
▼羽調時調(우조시조)で、イ・ジュナによる「月正明(월정명)」を聴く。言葉を演奏する・・・やがて楽器と一体化する。
월정명 월정명커늘/배를 저어 추강(秋江)에 나니/・・・

(Youtubeに登録のddaengsunに感謝)

(歌うこと、演奏すること、そして舞うことなど自然なことだから、それらは次々発生し、派生する。音楽の分類は、演奏の楽器・奏法、歌の唱法・題材、そして成立時期・場所、継承などに細分化されるだろう。大きな分類を知ることで、理解が深まればよいのだが、・・・難しくなってきたよ。)


★★★★★ 孫が、人形劇を見た帰り、茹でたトウモロコシを両手で咥えている写真が届いた ★★★★★
★★★★★ 孫娘が、仰向けに寝たまま、可愛い瞳でカメラを見上げている写真が届いた ★★★★★

(孫たちにとって、ふくらまして使う家庭用ビニールプールの季節になった)
★ 孫と孫娘が、空プールに横になり、まるで浮いている様に見える写真が届いた ★
★★★★★ 孫が、空プールの中で、上手につづけて「でんぐり返し」する動画が届いた ★★★★★

2011年7月9日土曜日

梅雨明け 2011

もう梅雨は明けた!
今日、日本経済新聞の記事「関東甲信・九州北部など梅雨明け 平年より10~15日早く」(7/9 11:24)によれば、「気象庁は9日、関東甲信、九州北部、北陸地方が梅雨明けしたとみられると発表した。いずれも昨年より8日早く、平年に比べると関東甲信は12日、九州北部は10日、北陸は15日早い。」とのこと。
・関東甲信の梅雨入りは、平年に比べて12日早く、昨年に比べて17日早い。
・関東甲信の梅雨明けは、平年に比べて12日早く、昨年に比べて8日早い。

第18回 東京国際ブックフェア

一般公開が今日、明日の「第18回東京国際ブックフェア」に行く。新宿で乗った”りんかい線”の国際展示場駅から東京ビッグサイト会場(江東区有明)までの石畳は、去年同様に陽の照り返しがきつく、わずかな距離ながら暑くて喉に渇きを覚えた。(マクドナルドに寄ってアイスコーヒーで癒す、ホッ。)
昼近くの会場は、猛暑にも関わらず客で溢れていた。実は、時間とともにますます混雑することになるのだが。

孫が生まれて以来、なぜか関心は子供向けの絵本に向いてしまう。主催側も子ども連れを意識していて、児童書の出版社が多数ブースを構えている。さらには、子ども参加型のスペースを作ったり、キャラクターのぬいぐるみを登場させたり工夫を凝らしている。

孫のために、「ぼく おかあさんのこと・・・」(酒井駒子、文渓堂)、「ぼくのパパはおおおとこ」(カール・ノラック、セーラー出版)を、孫娘のためにネコの人形付きの「セピーのぼうけん」・「やんちゃねこのセビー」(ヴァネッサ・ジュリアン・オティ、冨山房)を求めた
・・・ああ、また孫たちに会う口実ができてしまった。

わたしの関心は、まず韓国のブースを見て回ることだったが、印刷会社は熱心にビジネスに励んでいたが、出版書籍の展示ブースは担当者不在で・・・。昨年より若干減っているのだろうか。
次に、自分のために求めた一冊は、「長安の春」(石田幹之助、平凡社「東洋文庫」)だ。名文で讃えられる本書を手元に持ち、すこしでも西域の臭いを嗅げればとおもっている。

暑さに疲れて、地元駅に帰り着いたものの、ホームの熱気は少しもおさまっていない。

(本ブログ関連:”ブックフェア”)

2011年7月8日金曜日

(資料)イ・ソンヒのソウル市議会議員選出馬の背景 (続き)

デイリーポットの記事「国民歌手イ・ソンヒ、候補登録中に歯齢まで調査」(6/21)は、元政治家の張慶宇(장경우、民自党)による、イ・ソンヒを1991年6月20日にソウル市会議員選挙に27才で麻浦地区から出馬(民自党)意向を確認するまでの前回インタビュー記事の(6/14本ブログ紹介)の続編である。
続編では、イ・ソンヒへの正式な選挙出馬要請、選挙候補登録と選挙経過について次のように記している。

 (党としてどのように要請したか)
・直接的に話すことはなかったけれど、組織と広報はもちろん「資金」支援までを全部包括する問いかけは明らかだった。さすがに、(彼女の)周辺で「しっかりしている」、「賢い」という声を聞くほどで、かえってそのような声が出てくるので、私の立場ではより安心した。
・(出馬した場合)「今後1ヶ月の間は、一切の放送活動と演芸活動はすることはできないでしょう。それについては、確実に約束をしてくれなければなりません。選挙が余りにも大変だということを、あらましご存知のようでしたよ。・・・ところでさらに大きな問題は、こういうあらゆることをイ・ソンヒさんがどれくらいはやく消化するかにかかっています。」
・(彼女の回答は)「ひとまず、お父様と相談してみてご連絡さしあげます。」とのことだった。

(イ・ソンヒの父親との面会)
・翌日すぐにお会いしたイ・ソンヒさんのお父上の立場は次のようだった。
・「娘をそのように考えてくれると有難いが、心配になる」という立場であったし、私は「心配なく、大丈夫」という言葉で安心させた。

(党本部への連絡)
・それから党指導部に報告をして、イ・ソンヒさん公認の有無を相談した。党指導部も非常に良い反応だった。がんばれば個人の当選を越えて、全体選挙戦略にも良い影響を及ぼす可能性があるという言葉まで出てきた。そして一瀉千里で進行した。

(問題の発生-戸籍年齢の確認)
・ところで実際に候補登録をしようとしてみたら、一つ問題が発生した。戸籍*に年齢が間違って記載されて、(彼女の)故郷の忠南(忠清南道)の大川(テチョン)まで訪ねて行って証人を探し、当時の医師を探す一方、歯齢(歯の年齢)まで調査してあたふたと裁判を受けてやっと候補登録を終えた。
・それでひとまず私の役割は終わった。
(*)戸籍:下記(本ブログ関連:”戸籍”)にて、実年齢との差異を紹介。

(選挙経過)
・しかし実際に出馬をさせながら・・・心配が山積だった。一部否定的な見解は主としてとても幼いということであった。
・ところで数日後、(麻浦)地区党から電話がきた。
「張議員殿!大成功です!大成功。」
「何だ?何のことだ? じゅんじゅんに少し話してみてよ。」
「ちょっと前、党員たちの前で(イ・ソンヒの)自己紹介の時間を持ちました。ところが、講堂中が大騷ぎになりました。おばさんたちが涙を流して、とにかく今大騷ぎが起こりました。やはり張議員殿の選択は、これは完成品ですよ!」
「そうか?、おお、これは本当にうまくいったね!そうだそうだ、とにかくよく支援して!」

(遊説)
・私は忙しい渦中、翌日時間をあけてイ・ソンヒさんの遊説場を探した。なにをかいわんや。私はびっくりしてしまった。私が聞いてみても本当に涙が出てくるほど上手ではないか!
・子どもの頃難しかった時代の話や、芸能活動をしながら体験した難しい話や、政治をしてみようと出てくるまでの決心過程であり、決して政治的な話ではないながらも、話したいことは一つも欠かさずやっていた。本当に賢くてすごいお嬢さんであった。

(広報物)
・政治家たちの感覚とは途方もない差があった。大衆を相手にする芸能人のプログラムを作ったチームがあって、私たちの政治家とは根本的に違う次元の広報物だった。

(圧勝)
・結局、イ・ソンヒ候補が上手だといううわさが大統領府まで入って、後ほどにはキム・オクスク(ノ・テウ大統領夫人)氏が支援訪問をするに至った。結果的に、イ・ソンヒさんは圧勝したし、市会議員で議員活動もまた、とてもしっかりとお上手にするという噂を聞くようになった。
・とにかく最初の地方自治選挙は、イ・ソンヒさんの善戦を契機に民自党に背を向けた若年層の関心を引いたし、そのような側面で、イ・ソンヒさんが党に寄与した功労もまた大きいといえるだろう。

以上、イ・ソンヒ関係部分

(本ブログ関連:”市会議員”、”戸籍”)


★★★★★ 孫が、保育園行事で頭にヘルメスの羽飾り?をして、父親に抱かれている写真が届いた ★★★★★

2011年7月7日木曜日

七夕の短冊 2011

2009年の七夕は曇天、2010年の七夕は小雨だった。今年の七夕は、昼間晴れの陽ざしから夕方には雲がたれこめる空に変わった。しかし今年の七夕は、もっと大きな変化がある。誕生して調度4ヶ月目の孫娘が加わったのだ。

今年も、地元農協の経済センターで入手した笹竹と、折り紙で作った短冊を用意して、準備万端、孫たちの家に向かう。夕食をご馳走になって、七夕の飾り付けをする。めいめい、短冊に願い事を書き、笹竹に結わいてもらった。
ところで、天の川をはさんで、牽牛と織女の男女が出会う、ロマンチックな七夕の夜であるが、わが孫たちはせわしい。2歳4ヶ月の孫(兄)は、短冊に次々とサインペンで書き込むし、孫娘(妹)は抱っこするたびなぜか泣かれる。

居心地のよさに、ついつい長居してまい、あわてて帰宅する。帰り際、孫は「グー」とばかりに親指を立てて見せた。いつまでも、バイバイの声が聞こえた。
帰り道、空を見上げると、重い雲が薄く赤ずんでいた。

(本ブログ関連:”七夕”)

2011年7月6日水曜日

夢路より

子どものころ、どこで聞いたのか、いつも心に残ったある美しい響きがあった。フォスターの「夢路よりBeautiful Dreamer)」だ。まるでささやくように、そしてゆっくりと繰り返し流れ下る旋律を、気付けば口ずさんでいる。そのとき、一瞬現実を離れ、なぜか心穏やかになる心地がしたものだ。
どうやら、心のまどろみにいて気付いてくれぬ美しき人への想いなのだろうが、この旋律の美しさに目覚めが遅れてしまうかもしれない。夢路のままにいたい、美しいセレナーデだ。

(Youtubeに登録のJorgeyukに感謝)


(今日も暑い一日だった。丁度明日2才4ヶ月になる孫は裸ん坊のままだ。)
★★★★★ 孫が、「でないよ!」、「でないよ~」といいつつ、トイレ・トレーニングを受けている動画が届いた ★★★★★

2011年7月5日火曜日

DVD版「僕の彼女は九尾狐」

イ・ソンヒがテーマ曲*を歌うDVD版「僕の彼女は九尾狐(내 여자친구는 9미호)」をようやく見終わった。
このSBSドラマに、イ・ソンヒが参加したことについては去年の8月13日に、TBS地上波での放送については今年の1月21日にブログに記した。
しかしながら、今年3月に始まったTBS地上波のこの番組を満足に見たのは最初の数回だけ。早く情報を収集したのに、番組を最後まで見ずして如何せん何も始まらない。
近所のDVDのレンタル店で貸し出しされているのに気付いて、今年6月16日以来視聴を続けてきたが、貸し出しが頻繁で、ドラマを最初から順に見るために、待ち時間に多くかかった。

ファンタジック&ロマンティック・ラブコメディがコンセプトなのだろうが、最終の3話あたりからぐっとひきつけるものがあった。結末をいそぐ視聴者に、本来異種のテウンとミホが無垢と無償の関係であることを伝える。彼らの関係の危うさを、狐の嫁入りという天気雨や、日食の明暗逆転という、どちらの境界でもない、その中間を作って暗示させる。最後まで、はらはらさせる舞台装置なのだ。
でも、やっぱり視聴者はハッピーエンドを望むし、製作者もそれを承知している。なにより、ミホの純真さとテウンの成長に安心して見終わることができましたよ。
イ・ソンヒの歌もよかったし、ドラマ自体も、ノム、ノム、ノム、ノム、ノム、チョアヨでした。

(*)イ・ソンヒの歌うテーマ曲
・「狐の嫁入り(여우비)」
・「私が愛する人(내가 사랑할 사람)」

(Youtubeに登録のps3hlproductonsCHIXJIROに感謝)

(本ブログ関連:”九尾狐”) ← 画面右下の「前の投稿」も

2011年7月4日月曜日

ユ・ヒヨル:イ・ソンヒとのインタビュー

KBS2のライブ ミュージック・トークショー「ユ・ヒヨルのスケッチブック」で、ゲストのイ・ソンヒに、ユ・ヒヨルが彼女の音楽観に触れるインタビューをしている。
ブログ「デジャブ」(5/8)は、インタビューの一部を次のように紹介している。

(27年間の音楽生活で「うんざりされた」ことはないか)
・うんざりしたことは一度もないです。これ(歌)を止めたいという考えはないです。一番恐いのは、何かっていうと、とても空々しく習慣的に歌うこと。何のインスピレーションなしに舞台に上がり下りするか心配で、それが一番恐いです。

(歌手の仕事で幸せを感じるのいつですか)
・本当にある瞬間、歌いながら、このように多くの皆さんと私と、ある瞬間を感じるときがあります。その歌のいずれかの一点で、私が皆さんに、皆さんが私にそれが何かを与え、それが一つになった時・・その喜びは歌う歌手だけが持つことができる喜びだと思いますよ。

(本ブログ関連:”ユ・ヒヨルのスケッチブック”) ← 残念ながらYoutube映像は見れません。
(本ブログ関連:”イ・ソンヒのときめき”、”イ・ソンヒの分かりたいこと”)

2011年7月3日日曜日

孫娘がうつ伏せの頭を上げた

秩父鉱山渦の沢の鉱物採集から帰り道、車中で、孫娘がうつ伏せの頭を上げたというメールを受信した。
第一報には、写真が添付されていて、孫娘が、うつ伏せから頭をもたげて様子を楽しんでいるもの、それに自身たっぷりになもの、とうとう疲れたかなといったものまで並んでいる。孫娘の笑顔はどれも可愛くてどれも美人だ。
第二報は、動画で、一歩前進して這い這いの気配を感じさせるものだ。なにしろ、うつ伏せから頭を上げたばかりの娘の前におもちゃを置いて、母親の「ここにおいで、ここにおいで」という声が聞こえてくる。このタイミングで、<這えば立て、立てば歩めの親心>だ。親にとって、子どもの成長はうれしく、未来につながる素晴らしい贈り物だ。
第三報も、動画で、孫(お兄ちゃん)が登場して、画面の中でカメラに向かってしっかりご挨拶しているもの、妹のホッペにチュウをしてあげているものだ。孫も、しっかり優しいお兄ちゃんに成長している。

秩父鉱山ウズノ沢(渦の沢)

先月(5/26)の野州鉱山以来、久し振りの鉱物採集だ。今回の採集地は、秩父鉱山ウズノ沢(渦の沢)である。
採集のため利用する地元駅に入る、4:43始発電車の横を、高架駅ホームの採光窓の高さに朝日が水平に差し込む。夏の早朝は、これほどに明るく暖かい。(一方、冬の同時刻の駅は暗くて寒い)
その後、いつものように武蔵野線に乗り換えて、最寄の駅で、お世話になるxаякава氏の車に同乗して秩父鉱山渦の沢へ出向く。

渦の沢へは、炭焼き小屋広場に至る道から入るのが楽だ。
沢は散乱した石の沢で、かつて搬送に利用した?のだろうか、一部人工的な積み石も見える。(なぜか奥多摩鉱山の沢を思い出した)
沢を登ると苔に覆われた石が急に多くなるところがある。その辺りに、何らかの動力装置を据え付けたと思われる苔むした台座跡がある。装置固定用のネジが台座から何本も突き出ている。
沢下からそこ迄を鉱物採集の範囲(≒磁鉄鉱がいっぱい)とした。
ところで、採集の途中、沢の木立の葉がザワザワと鳴り出した。雨が降り出したのだ。「雨雲の間に晴れた空が見えるのだから、雨は長くは続かない」とxаякава氏が言った。雨合羽を取り出して採集を続行する。

採集鉱物の成果は次の通り。
・ 燐灰石(<ゴマ粒)、磁鉄鉱(結晶もよい)、水晶(群晶)、珪孔雀石、黄鉄鉱など

2011年7月2日土曜日

信太妻:東洋文庫「説教節」版

先日、小金井図書館で「古浄瑠璃正本集 第四」(角川書店)から「しのだづまつりぎつね」をコピーしたが、ひらがなが多用され、いささか読みにくいと思っていたら、「日本動物民俗誌」(中村禎理著:海鳴社)のキツネの項に、東洋文庫(平凡社)の「説教節」に「信太妻」が収められていることを知った。
そこで、あらためて小金井図書館で、「説教節」(東洋文庫)を見ると、古浄瑠璃本のひらがな多用の読みにくさを解消すべく、「やたらと仮名ばかり多くて読みにくい本文に適宜漢字を宛て、宛て字を正し、わかりにくい箇所には多少の訳語入れ」たとしている。先にこちらを読むことにしよう。

明洞

明洞といってもソウルの街ではない。地元の韓国家庭料理店である。昼のオープンと同時に、知人と地下の店に入る。今日は、いつもの純豆腐チゲ*ではなくて、冷麺をいただく。暑い夏場に、冷たく酸味のきいたスープに、リンゴやトマトも添えられて、細麺であっさりして喉越しがよい。
追加のキムチ盛り合わせと、海鮮チジミも豪快な作りで、家庭料理らしい気安さがある。本当に馴染みの店だ。

ローカルなこの町であるが、明洞は、ウィークデーのランチ時間になると、ご近所の韓流ファンと思しきおばさんグループに席を占領される。何と今日も、こちらの食事が終わる頃、次々と彼女らが入ってきましたよ。さすがである。

ところで雑談で、1950年代の「三人娘」は、雪村いずみ、江利チエミの次が浮かばない。まさか、美空ひばりじゃないよね、誰だろうと考えあぐねた。が、調べてみれば、美空ひばりでよかったのだ。1960年代の「三人娘」は、中尾ミエ、伊東ゆかり、園まりで、こちらは正解だった。

(*)純豆腐チゲ: 自宅で作る場合、純豆腐チゲのスープパッケージは、丸大食品の「スンドゥブ」を使っている。美味い。

2011年7月1日金曜日

孫と夏の海

孫が江ノ島に行ったそうだ。その様子が写真で次々(リアルタイム?に)送られてきた。
第一報は、新江ノ島水族館の水槽の前で父親に抱きかかえられながら、ちょっとよそ見しているのが可愛い。イルカショーの一番前の席に陣取ったという。果たして、波のサービスはどうだったのだろう。
第二報は、江ノ島海岸の波打ち際で緊張して父親の手をしっかり握っているもの、母親のそばで寄せる波を安心しながら眺めているもの、そして渚の両親の間を楽しく駆けているものだ。
ところで、孫は、びしょ濡れズボン?の裸ん坊である。波をかぶっただろうか。

孫は、以前、葛西臨海水族園に行ったことがあるが、今回は波打ち際までの体験だ。裸足に砂浜の感触はどうだろうか。寄せては引く波を見ることなど初めてではないだろうか。
暑い夏の陽ざしと潮風をうけて、よい思い出ができることだろう。そうそう、写真の様子から、お嫁さんのご両親に連れて行ってもらったのだろう。孫よ、皆にしっかり甘えるのだよ。