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2014年7月22日火曜日

梅雨明け 2014

今日、ついに梅雨明けした。おかげで、映画「怪しい彼女」の鑑賞に出かけることができた。

平成26年度 梅雨明け(気象庁
   地 方   平成 26 年 平年差  昨年差       平  年        昨  年    
関東甲信7月22日ごろ1日遅い16日遅い7月21日ごろ7月 6日ごろ

(本ブログ関連:”梅雨明け”、”梅雨入り”)

映画「怪しい彼女」

久し振りに、都下の大きな街に出て、映画「怪しい彼女(수상한 그녀)」(韓国公開2014年1月)を見てきた。痴呆や死が背後に迫る老人、将来の定まらぬ若者、その中間にいて振り回される親たちが織り成す、可笑しくて、しんみりとさせるストーリーだ。あるとき、70歳のおばあちゃんが、20歳に変身することから始まる騒ぎも、最後には家族の絆の重さに収斂する。

主人公オ・ドゥリ(急に若返ってとまどう自分に、オードリー・ヘップバーンをヒントに付けた仮の名前)役のシム・ウンギョン(심은경)は、映画「Sunny サニー 永遠の仲間たち」で、仲間に引っ張られる、転校してきたおとなしい?高校生役を演じたが、今回は、20歳の体に70歳の意地悪婆さんが憑依したように、元気いっぱい辺りに騒動を巻き起こす。それに、頬がちょっぴり膨らんだ、シム・ウンギョンの童顔になごむ。

(本ブログ関連:”サニー”)

でも20歳の旋風には理由がある。おばあさんの新婚時代の悲しみ*を振り返らねば理解できないことだ。僕らは、肉親だからこそ、知っているようで知らない、気付こうとすらしてこなかった、そんなことがいっぱいある。この映画は、身近なひとの人生を推し量るきっかけになる。あなたの涙腺まで保障はしないけれど。

(*) 経済発展の礎となった、派独、西ドイツへの(鉱山、看護)労働者の出稼ぎ(東亜日報の記事:2004年6月9日

映画の最後に、この映画を「全てのお母さんに捧げます」というメッセージが表示されたのを見て、アジュンマサイトにある、「この世にアジュンマの子どもでない人はいない!」という言葉の、母親が愛するものに持つ絶対的な信念に対する、感謝あるいはオマージュのような気がした。

ところで、この映画は、70年代の流行り歌を取り入れて時代性を演出している。Youtubeに、20歳に若返った主人公のオ・ドゥリが歌う場面を集めたものが載っている。
それぞれの曲目は、ストーリーの各場面に相応しく歌われるもので、あるときは楽しく、あるときは胸に沁みる。そして、原曲の曲調をガラリと変えたものまである。すっかり感情移入してしまった私は、主人公役のシム・ウンギョンのバラードやツイスト風味にすっかり染まってしまった。

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・「LAに行けば(나성에 가면)」: セセムトリオ(세샘트리오)、1978年、作詞・作曲吉屋潤(길옥윤)、【나성=羅城=LA(ロスアンゼルス)】
・「雨水(빗물)」: チェ・ウンオク(채은옥)、1976年 ・・・ (参考)ブログ「Likeafriend
・「白い蝶(하얀나비)」: キム・ジョンホ(김정호)、1975年、作詞・作曲キム・ジョンホ
・「もう一度(한번더)」 ・・・ ???(気になる話題がでている)


(Youtubeに登録のCJ Entertainment Official、windmillsofmusic、soya iに感謝)