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2019年12月12日木曜日

公園の日時計

大型の公園に秋の気配というか、紅葉の具合を確かめたく出かけてみた。平日の昼過ぎ、思った以上に人影は少ない。木々の葉は落ちて、紅葉を楽しむには時期を過ぎていたようだ。せっかく立ち寄ったのだから、公園ボランティアの会が発行している、樹木紹介の案内書に従って園内を巡ってみた。

案内書には、40種の樹木を図示していて、今回は1番から13番目までの樹木を見て周った。中でも「マテバシイ」(ブナ科)、「ネズミモチ」(モクセイ科)、「ハクウンボク」(エゴノキ科)は、素人目に見当がつかない。案内書の解説文を読んだ後、次の木を探しに歩いた瞬間、あっさりと揮発してしまう・・・それほど地味で見慣れない。暖かい気温のせいか、次第に汗ばんでくる。

途中、間違えて入った脇道で、ブログに紹介したこともある「日時計」と出会った。ちょうど午後1時8分のことだったが、日時計の影は  午後1時半くらいをさして見える。

(本ブログ関連:”日時計”)

紅茶とジャム

スーパーでカナダ産の<蜂蜜>を購入した(メープルシロップではない)。以前のブログ(9/6)に「ロシア式紅茶」について、イチゴジャムに蜂蜜を混ぜたものをスプーンに盛り、紅茶をすするときその都度舐めるらしいと記したが、本当にそうなのかいまだよく分からない。

ロシアの、果実のシロップ漬に近いという「ヴァレーニエ」とジャムの区別が混乱していて、どう違うのか、紅茶にどちらを使うのか、はっきりさせたい気がする。

(本ブログ関連:”紅茶”)

そこで、実際にロシアの慣習はどうなのか、Youtubeを探したところ、日本滞在のロシア女性の意見(あるいは紹介)を2例ほど見た。いずれも、紅茶にジャムを溶かし込み飲むという点で一致している。上記のような、舐めるといった味わい方の説明はない。

次の映像は、薔薇のジャムを例に語っているが、ジャム入りは冬の暖かい飲み物ととらえているようで、また、日本でいう「ロシアンティー」という表現はないとのこと。
また「ヴァレーニエ」とジャムを同義に語られていて、材料にイチゴやラズベリーが使われるという。紅茶に入れて飲めば、喉の炎症を抑える効果があるともいう*。日本でいえば、柚子(ゆず)か花梨(かりん)のシロップといったことのよう。

(*)日本のフランス文学者が、モスクワの空港のカフェで、ジュースを頼んだのに「ヴァレーニエ」らしきものが出されたという話を思い出す。もしかしたら、顔色の悪いアジア人の注文に、体調が悪いのではと気をきかした店員が「ヴァレーニエ」を出したのかも知れない・・・なんて。


(Youtubeに登録のBlinchik in Japanに感謝)