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2019年4月14日日曜日

Stratolaunch

世界最大の輸送機といえば、ソ連時代のアントノフAn-225 がいわれた(2機中1機完成して稼働中)。両翼にそれぞれ3基のジェットエンジンをさげて離陸する様は、巨大な生物を想像させる。最大離陸重量600tで、積載は(燃料など含めて)300t 近く可能である。なにしろ、(今は藻屑となった宇宙往還機「ブラン」を背に乗せるというのだから)サイズも旅客機のエアバスA380を圧倒していた。飛行機ファンの妄想は膨らむばかり。

ただし、超大型機の宿命で量産が難しい。エアバスA380(2021年で生産終了予定、総受中数251機はすごいと思うけど)を除き、特殊用途に限られているからかも知れない。

(本ブログ関連:”飛行機”)

そんな中、米国で、超巨大機の仲間といえる、ボーイング(ジャンボシリーズの進化型)747-400を2基並列につないだ機体に、同機エンジンを両翼それぞれに3基さげた「ストラトローンチ」が、4/13に初飛行した。(民間)人工衛星搭載のロケットを空中発射できるように設計されているそうだ。翼幅が117mあり、A380のおよそ1.5倍とのこと*。民間事業というのだから米国は凄い。

(*)機体比較
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/5/5d/Stratolaunch_comparison.svg

ところで、A380は、日本ではANAウミガメ塗装した成田-ホノルル線専用機として見ることができる。ハワイに行くことは全くないので、せめて羽田空港で間近に眺められたらよいのだが。まして、ストラトローンチにいたってはYoutubeで覗くしかない。


(Youtubeに登録のStratolaunchに感謝)