1969年7月21日午前5時18分04秒(日本時刻)に、「
アポロ11号」の <月着陸船「イーグル」> が月面に着陸した、そのころ、私は腰を痛めて入院していた。整形外科の病室は、治療効果がはっきりしていて、患者が扱いやすいようで、看護実習の最初の場所といわれた。家族に頼んで、月着陸を一面に報じた新聞各紙を持ってきてもらった記憶がある。
月着陸については、その後に都市伝説で「フェイク」の噂が立ったが・・・最近、そんな話題は忘れられたようだ。なにしろ、火星探査の前哨基地として、人類がふたたび月に向かうことになったからだ。すべてはオープンになる。
今朝、米国主導(NASA*の他にJAXAなど国際的パートナーを含む)による、月面着陸と将来の火星探査を目的とした「
アルテミス計画(
Artemis)」の、初の有人飛行「アルテミスⅡ」が実施された。
(*)NASA:プレスリリース資料
ー https://www.nasa.gov/artemis-ii-press-kit/
「アルテミスⅡ」による、巨大ロケット(SLS)の打ち上げは、米フロリダ州「ケネディ宇宙センター」から、米東部夏時間(EDT)4月1日午後6時35分(日本時間では4月2日午前7時35分)に無事リフトオフした。以降、 宇宙船(Orion)による、月周回(フライバイ)飛行(約10日間)に移る。
ー アルテミスII の搭乗員(クルー)4名は次の通り。
・船長(コマンダー)NASA
・操縦手(パイロット)NASA
・ミッションスペシャリスト(2名)NASA+カナダ
(NASAのサイトより)
■ Gemini に「アルテミスⅡ」についてQ&Aした。
Q.アルテミス計画の「アルテミスⅡ」とは簡単にいうと何ですか? 初の有人ミッション? 打ち上げるロケットは何といいますか?
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A.「アルテミスII(Artemis II)」は、NASAが主導する月探査プロジェクト「アルテミス計画」において、<「初めて人間を乗せて月へ向かう」> 非常に重要なミッションです。
アルテミスIIの概要
簡単に言うと、<「有人月周回ミッション」> です。
・何をするのか: 4名の宇宙飛行士を乗せ、月を回って地球に帰還します。
・目的: 月面に降りる一歩手前の段階として、宇宙船の生命維持装置や通信システムが、実際に人間を乗せた状態で正しく機能するかを確認する「最終テスト」です。
・期間: 約10日間を予定しています。
初の有人ミッション?
はい、アルテミス計画において初の有人ミッションとなります。
・前回の「アルテミスI(2022年)」は無人のテスト飛行でしたが、今回のII でようやく人が乗り込みます。また、人間が月の近くまで行くのは、1972年の「アポロ17号」以来、50年以上ぶりの出来事になります。
使用されるロケットと宇宙船
このミッションでは、現在世界最強クラスのパワーを誇る新型ロケットと宇宙船が使用されます。
1. ロケット: SLS(スペース・ローンチ・システム)
・アルテミス計画のために開発された巨大ロケットです。高さは98メートル以上に達し、凄まじい推力で宇宙船を軌道に投入します。
2. 宇宙船: オリオン(Orion)
・宇宙飛行士が乗り込むカプセル型の(新型)宇宙船です。SLSの先端に搭載されており、月までの往復と地球大気圏への再突入を担います。
ミッションの先にあるもの
アルテミスIIが無事に成功すれば、その次のミッションである <「アルテミスIII」> で、いよいよ人類が再び月面に降り立つ(女性や有色人種の飛行士として初)計画へと進むことになります。
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