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2022年2月1日火曜日

(雑談)雑誌「BIRDER 2月号」ー 特集「まるごと エナガ」

野鳥に関心を持って、初めて探鳥会に参加したのは 2020年の8月のこと。以来、一年半近く経過しているが未だ初心者気分から抜けられずにいる。ベテラン会員のなかに、毎日観察エリアをめぐって野鳥の写真を撮り、メールで配信される方がいる。おかげで刺激となり、感化が緩まずにいられるのはありがたい。

きょう、近隣の街にある大型書店へ出かけたところ、表記雑誌「BIRDER 2月号」が随分と厚く平積みされていた。珍しいことと思い手にとったところ、表紙に水色の空を背景にした白い小鳥の「シマエナガ」が枝にとまっている姿が描かれていた。特集の「まるごと エナガ」の文字を白文字にして雰囲気をそこねぬよう添えている。
シマエナガのかわいらしい姿を見て、誰もがおもわず雑誌を手にすることだろう。書店の作戦勝ちである。

(本ブログ関連:”シマエナガ”)

シマエナガは、わたし好みの「ジョウビタキ」のメスのように飾り気のない美しさ・・・着物柄に例えれば江戸小紋のような見るほどにすっきりしたしとやかさとは違って、ただただ愛らしい、ひと目で心溶かすような存在であり、愛鳥のトップの座を維持し続けているようだ。

(本ブログ関連:”ジョウビタキ”)

ところで、シマエナガのつぶらなヒトミと手のひらに包みたくなるような姿から、有名な土産菓子「ひよこ」饅頭を思い出す。シマエナガには、「ひよこ」饅頭のような無防備な幼鳥を彷彿させるものがあり、ひとびとの目も心もひきつける。
ちなみに、和菓子「ひよこ」の<本家>は福岡県飯塚市にある。九州出身の者ならどうしても一言しておかねばならない。

今回の「BIRDER」2月号は、シマエナガ情報満載で生態・行動の他に、何とシマエナガ関連グッズから、漫画のページ「なぜエナガはシマエナガほど人気がないのか」(漫画:一日一種)や、(思わず芸能タレント光浦靖子さんの趣味が浮かんでくる)「羊毛フェルトで ふわふわかわいいエナガを作ろう」(作者:つぐみ氏)の制作過程の紹介といった記事まである。

2026年2月10日火曜日

眼を張って雪の上とぶ四十雀(しじゅうから)(飯田龍太)、シマエナガ

野鳥観察(探鳥会)の会に、野鳥をデイリーに撮影して配信されるベテランの方がいる。私にしてみれば、探鳥会のフィールドで指差されて知る鳥たちが、大きな画像に拡大されて大変ありがたく感謝している。鳥の写真を何度も見直している(ときどき参加する小学生たちが苦も無く覚えるのがうらやましい)。

配信いただく写真の鳥たちは、眼を輝かせ、飛び立つ瞬間の翼をダイナミックに見せる。その一瞬をよくぞ捉えたものと感心するばかりだ。樹間や草地、川岸など遠目にしか観察できない姿を、眼前近くに再現してもらえるありがたさを感じている。

今度は第七巻、「第七  折々のうた」(大岡信、岩波新書)に、飯田蛇笏の息子の飯田龍太(1920年(大正9年)~ 2007年(平成19年))の句、雪の上を飛ぶ「シジュウカラ」(四十雀)に接近する(想像してみる)ものがある。
黒い蝶ネクタイの小鳥が、真っ白な雪の上を飛ぶ対比も楽しい。同書で著者は、「作者は四十雀を外から見ているのではない。四十雀自身になって『眼を張って』飛んでいる」と想像している。
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眼を張って雪の上とぶ四十雀
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(本ブログ関連:”俳句”)

シマエナガ
ところで、最近の人気の小鳥といえば、正面から見た顔が無邪気であどけない「シマエナガ」だろう。冬のこの時期、いっそう丸まって愛らしさが増すというもの。シマエナガは、シジュウカラと比べて、大きさに大差ない(約14cm)ものの、体重が8gとシジュウカラの半分ほどである。つぶらな瞳と華奢な感じがして、妖精のような可愛らしさにつながっている。

(本ブログ関連:”シマエナガ”)

2021年4月16日金曜日

かわいい「シマエナガ」

「かわいい」という印象表現は、女性言葉として、あるいはアニメの波に乗って世界的にも普及している。若い男が口にすれば妙に迎合的だし、おじさんにはそもそもそぐわない。それでも、幼い子どもや小動物たちを見ていて、つい口にしてしまうことがある。

(本ブログ関連:”かわいい 鳥”)

探鳥の会の会員で、まいにち野鳥観察した結果を写真とメッセージにして会員へメールされる方がいる。昨日のメールで、小鳥の「エナガ」が紹介されていた。いつものようにネット図鑑の「日本の鳥百科」*で、エナガの項を参照したところ次のような記述があった。
(*)https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/1389.html
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・・・日本でいちばん小さい鳥は「キクイタダキ」といい、体重は5グラム前後ですが、その次に小さいのがこのエナガで、体重は8グラムほどです北海道にいるのが亜種「シマエナガ」で、顔に黒っぽい眉はないので、真白に黒い目が目立つかわいい姿をしています
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エナガに特徴の「顔に黒っぽい眉」がなくて、真白な顔に「黒い目が目立つかわいい姿」をしているというシマエナガの解説があったので、Googleで映像検索したところ、思わず「こりゃたまらん、ほんにかわいい」とつぶやいてしまった。(案の定、女性に人気とのこと・・・そりゃそうだろうなと納得)

歳をとると、こころの棘が消えて柔和になる。とりわけ幼い子どもに対して、身内から他人の子どもにまで、全人類愛的なまなざしを向けることができるようになる。Youtubeでときどき、子どもたちの無邪気で自然のままのふるまいを見たりすると、瞬間瞬間に一生懸命なかれらのしぐさが面白くてかわいい。すべてに命のつながりがあることを、どこか実感しているのだろう。

最近は、人間以外の小動物に対しても、同様な感覚になってきている。

2026年1月20日火曜日

大寒 2026

きょうは二十四節気の「大寒(だいかん)」、寒さが最も厳しいころ。とはいえ、厳寒の折り返し点であり、つぎに「立春」が待っている。そう思えば、我慢のしようもあるものだ。

(本ブログ関連:”大寒”)

最高気温が、きのう(14.5℃、13:54)と比べて、きょうは何と、8.3℃(09:35)しかなく、朝から冷えびえした北風が吹く一日だった・・・例によって寒さが苦手ゆえ、家に籠りっぱなし・・・まさに <大寒>。

そういえば、最近、雪かきするほどの降雪にあってない。雪の降り始めには、なぜかホッとする穏やかな一瞬がある・・・いいものだといって、銀世界が待ち遠しいほどでもない・・・雪国の方に申し訳ないが。

雪景色の歌「Winter Wonderland」(フェリックス・バーナード作曲、リチャード・バーナード・スミス作詞、1934年)をビング・クロスビーの唄で聞いてみよう。
まるで不思議な国のような冬景色を歩く、<Walking in a winter wonderland>。

■ Youtube(登録: Bing Crosby)
「Bing Crosby, London Symphony Orchestra - Winter Wonderland (Lyric Video)」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=ZBlwZym4dfk



(追記)
きょうは、「シマエナガの日」だそうだ。知らなかった。

■ Youtube(登録: とら吉博士)
「【2ch動物スレ】1月20日は「シマエナガの日」日本のあざとい代表「シマエナガ」を見た海外ニキ→反応がおもしろ過ぎると話題にwwwww【なんj/にちゃん 面白いスレ】」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=-aW-WxI_wow

2024年11月16日土曜日

BIRDER 12月号

曇天のもと、久し振りに近隣街の書店へ出かけた。野鳥観察に関心ある「鳥見人」のための雑誌「BIRDER」(文一総合出版)の最新号(12月号)を入手するためだ。特集は「見たい! 知りたい! カラ類」*で、カラ類の「混群」(地域別混群、観察のコツ)についての解説もある。
(*)カラ類: シジュウカラを始めとする山野の小鳥類の総称。(Wikipedia)

カラ類は、生物学的な正式な分類名称でなく、通称(山野の小鳥類の総称)だ。BIRDERに、次の野鳥について紹介されている。
・シジュウカラ科: シジュウカラ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ
・ゴジュウカラ科: ゴジュウカラ
・エナガ科: エナガ

(本ブログ関連:”カラ類”)

今一番人気の小鳥といえば、エナガの「シマエナガ」だろう。以前は「ジョウビタキ」の雌だったが。
いつまでたっても眼力がおよばぬ私は、残念ながら BIRDER に掲載の写真でしか知らないので・・・。雑誌 BIRDER は、実物に接しても見切れない私にとって、知った気にさせてくれるありがたい救いの本なのだ。

(本ブログ関連:”シマエナガ”、”ジョウビタキの雌”)


テレパシーか?
ところで、書店のある駅ビルに、鉄道をまたぐ南北の通路がある。そこに出店があって、「ワッフル」菓子を販売していた。その前を通り過ぎたとき、色付けされた菓子が中々ユニークだったので、口元で「おいしそう」とつぶやいた。すると、店のオヤジさんが「おいしいですよ」と口にしたのだ・・・。ビックリ、読唇術か、それとも聞こえたのか、あるいはテレパシーで受容したのか。

2021年5月17日月曜日

かわいい鳥

以前、本ブログにかわいい鳥について記したことがある。初心者として探鳥会に参加して以来、鳥の写真や絵図をいろいろ見る機会があり、しだいにかわいらしい鳥が絞られていった。そのなかで「ジョウビタキ」のメスに、小鳥らしい愛らしさ満載と思うに至った。また、その後「エナガ」の話題から、蝦夷地に棲む仲間の「シマエナガ」をネットで知り、おもちゃのような姿に驚いてしまった。

(本ブログ関連:”かわいい 鳥”)

かわいらしいとはいえ、実際にフィールドで彼らを間近に見ることはできないし、双眼鏡の使い方も不十分なので視界からあっというまに消えてしまう。鳥たちの姿を鮮明な写真に撮ってくれるベテランのおかげと知ることになるのだが。

探鳥会のベテランの方から、鳥専門誌の「BIRDER」のバックナンバーを大部いただいている中に、「かわいい鳥 グランプリ」といった特集号がある(2017.9号)。おじさんとして、まさに思いあたる図星の記事があった。

記事「人がエナガをかわいいと感じるにはきっとワケがある」(中村忠昌氏)に次のような記載があって、おもわすニンマリして一人笑いせざる得なかった。抜粋させていただく、文中の( )書きも元の通り。
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・私が鳥を見はじめた30年以上前、当時「かわいい鳥」として鳥業界で市民権を得ていたのは、ヒタキ類の雌系であった。ジョウビタキやキビタキなどの雌やコサメビタキなどのかわいさは、子ども心に何となく理解できた。しかも、いい年をしたオジさん バードウォッチャーたちが、恥ずかしげもなくそんな話をしており、当時中学生だった自分も「同じ感覚だ」と年齢を超えて共感したのを覚えている。
彼女?たちの魅力は、黒くて大きな瞳だろう。雄のような派手さはなく、きれいな声でさえずるわけでもない。しかし、そんな「奥ゆかしさ」「謙虚さ」も日本人(のオジさんたち)の心の琴線に触れていたのかもしれない。

・写真集にもなったシマエナガだ。真っ白いマシュマロみたいな体に、「おまけ」のようについている黒い眼や嘴、漫画のキャラのようなまん丸いビジュアルこそが、誰もが共有したくなる「カワイイ」なのである。
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上記記事の執筆者である中村氏も現在かぎりなくオジさんであろうから、オジさんの心を十分承知してくれたのだろ。

(ところで、高校時代にしとやかで清楚な女子がいた。その当時だれも彼女のことを語ることはなかったけれど、卒業してすぐ集まったとき、男たちはみな正直に口にしたものだ)

2022年12月12日月曜日

狐は冬の季語

キツネ(狐)」が、冬の季語という。寒い北国に生きるキツネたちの生態が浮かんでくる。北海道に棲息する「キタキツネ」の写真集(竹田津実氏が撮影したキタキツネの親子の情愛を撮った写真)が、以前、話題になったことがある。竹田津氏は、獣医師の仕事の傍ら、北の原野でキタキツネの行動を撮影した。ちなみに鳥でいえば、愛らしい目をしたまるで白い菓子姿のような、「エナガ」の北方系亜種「シマエナガ」の写真集(小原玲氏などによる撮影)だろうか。

(本ブログ関連:”キツネ”)

さっそく「合本 俳句歳時記」(第三版、角川書店)の「狐」の項を見ると、次のように記してある。
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・・・ 十二月下旬から一月ごろに交尾し、四月ごろ三-五頭の子を産む。北海道には北狐が生息する。「きつ」は狐の古名で「ね」は美称ともいわれる。
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(参考)「日本の文化における狐」Wikipedia

他方、狐の読みについて、「来つ寝(きつね)」を源にしているという語りがある。以前のブログにも記したことだが、「日本霊異記」上巻第二話に、狐を妻として子を産ませた・・・、次に再掲する。
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古代の欽明天皇の時代に、嫁探しに出かけた男が女と巡り合い結婚する。一男をもうけたが、実は女は狐の化身であり、飼い犬に気付かれその身をあらわにしたのを見て男は、「汝と我との中に子を相生めるが故に、我は忘れじ。毎(つね)に来りて相寝よ」という。ゆえに、また来て寝ることから、妻に「来つ寝(きつね)」の名がつく。
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(本ブログ関連:”来つ寝(きつね)”)

キツネと人との関係は、人をだましたり、農業神の使いとしての稲荷信仰だけでなく、異類婚姻譚といった男と(異類としての)女との関係まで幅広い。異類婚姻には断絶といった越えられぬ悲しみさえ感じる(上記の日本霊異記にはそれを越えるものがあるが、人目を忍ぶ二人だけの秘匿した契りかもしれない)。

このブログでは素人テーマであるが、狐について、歌手イ・ソンヒの歌「狐の嫁入り(여우비)」からキツネにまつわる奇譚とかキツネの家畜化まで広く話題を渉猟している。一点深く追求するには息がないため、あちらこちらへと関心が飛んでいく。