きょうは二十四節気の「大雪(たいせつ)」、雪が降り重なるころを指すが、暖冬というか、秋が長く続いて冬の気配が弱々しい。(先月11/22が「小雪(しょうせつ)」だったので、順番に大雪となったはずだが、そう単純でないようだ)
(本ブログ関連:”大雪”)
本当なら、早朝の野鳥観察(探鳥会)に参加するはずだったのに、寝坊して気付けば、集合時刻(7:00)を30分過ぎていた・・・間に合わない。昨深夜に冷えて、電気敷毛布の目盛りをいつもより1つ上げて温まり、眠りが深かったからか。
ー 今朝の気温は、7:00に3.8℃ ~ 8:00に6.7℃だった。
大雪の間を三つに分けた雑節の「七十二候」は次の通り。
12月なのに暖かいといったり、寒いといったり。たしかに陽気がとじられているのを実感するが、言い訳に使ったりもする。
・初候: 閉塞成冬(そら さむく ふゆとなる) 天地の陽気が塞がり、真冬となる
・次候: 熊蟄穴(くま あなに こもる) 熊が冬眠のため、穴に入り冬ごもりする
・末候: 鱖魚群(さけのうお むらがる) 鮭が群をなして、川をさかのぼる
そういえば、季節感に年齢の観点が必要かもしれない。歳とともに寒さには敏感だ。
ファッション業界のシーズン区分け
ところで、ファッション業界ではシーズン区分けが変わってきているようで、次の通り「なんなら10月までが夏、11~12月が秋ぐらいの認識」という。気象庁の季節区分では、12月~2月は冬だというに。
■ WWD(Women's Wear Daily: ファッション業界紙)
「ファッション業界を長年悩ませる『長い夏に何を売るのか問題』 いいかげん答えを出しませんか?」(五十君 花実、2020/01/31 (更新:2020/02/02))
https://www.wwdjapan.com/articles/1021305
----------------------------------------------------------
・従来のアパレルのMD*カレンダーだと、一年間は梅春(おおよそ1~2月)、春(同3~4月)、夏(同5~7月上旬)、初秋(同7月下旬~8月)、秋(同9~10月)、冬(同11~12月)といったシーズン分けになっている。
・しかし、今の時代にこのシーズン区分けに共感するような消費者は皆無だろう。1~2月はまだ冬、3~4月が春、5~9月が夏、なんなら10月までが夏、11~12月が秋ぐらいの認識が一般的だ。
----------------------------------------------------------
(*)MD: ファッション商品の総合プロデュース