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2021年4月1日木曜日

(雑談)ちょっと気になること ハナニラとさくら

公園の小川の土手道と自然観察園の柵との間に狭い空き地(隙間)があって、真っ白な6枚の花弁の花たちが咲いている。観察園の内側なら「花だより」のガイドに名前が記載されるだろうけど、柵の外では名知らずのまま。そこで、カメラに収めて自然観察センターにうかがいたずねてみたところ、パークレンジャーの方から、カメラモニターと図鑑を照合して、外来種の「ハナニラ」の花だろうと教えていただいた。

アドバイスにしたがい帰り道に、ハナニラの葉を千切ると断面から野菜の「ニラ」に似た香りがした。Wikipediaによれば、「野菜のニラ(学名 Allium tuberosum )は同じ亜科に属するが、別属である」とあり、「有毒なのでニラと間違えて食べないように注意が必要」とのこと。ちなみに(他のネット情報によれば)、野菜のニラの花茎とつぼみ(蕾)を「花ニラ」と呼び、食用にするという。間違えてハナニラの方を食すれば、しばらく腹を下し続けることになる。

ハナニラ

住宅街のさくら並木道の路肩に、まだ花の舞う時期でないが、散った花弁が重なり合っている。小さな子どもたちは、それをすくい上げては散らして遊んだりする。花弁が敷き詰められた道を、花の絨毯と呼んだりもする。

わたしたちは、花の散る美しさを感じ取ることができる。それはたぶん世界共通だろうけど、路肩に積もった花びらまでどう思うか興味がある。
というのも、日本人は虫の音(ね)や風鈴の音を言語脳でとらえるという。いいかえれば、西洋ではそれらの音を騒音としか理解してないことになる。次の写真のように、舞い落ちたさくらの花弁を他国の人はどうとらえるだろうか、単に清掃車が掃きとるべき存在なのかどうか、正直な感想を知りたい。視覚(映像)でも違ったとらえ方があるのかどうかを。