きょうは、牧野富太郎(1862年5月22日〈文久2年4月24日〉~ 1957年〈昭和32年〉1月18日)博士の生誕(旧暦の文久2年4月24日)を記念して、高知県立「牧野植物園」は「マキノの日」と制定している。
(本ブログ関連:”牧野富太郎”)
■ ChatGPTとのQ&A
Q.牧野富太郎博士が採集・収集した標本は、現在どこに保管されていますか?
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A.牧野富太郎博士が生涯をかけて採集・収集した膨大な植物標本は、現在、主に以下の2つの施設に保管されています。
1.東京都立大学 牧野標本館(八王子市)
牧野標本館は、1958年に牧野博士の遺族から寄贈された約40万点の未整理標本を整理・保管するために設立されました。現在では、これらを中心に藻類・コケ・シダ・裸子・被子植物など約50万点の標本を所蔵しています。特に、牧野博士が新種として発表したタイプ標本や、絶滅した植物の標本など、貴重な資料が多数含まれています。標本は学術研究や教育に活用されており、一般の方々にも一部が展示されています 。
2.高知県立牧野植物園
高知県立牧野植物園は、牧野博士の出身地であり、博士の業績を顕彰するための施設です。ここには、博士が描いた植物画や、博士の研究活動に関連する資料が展示されています。また、東京都立大学に寄贈された標本の一部も移管されており、標本の保存・展示が行われています 。
これらの施設は、牧野博士の植物学に対する情熱と業績を後世に伝える重要な拠点となっています。特に東京都立大学 牧野標本館では、標本の閲覧や貸出が行われており、研究者や一般の方々に広く利用されています。
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(付記)
アカデミックな世界で、有機化学 + 代謝生理学 → 生化学 → 分子生物学 へと進化していく中で、生物の分類学(植物系統分類学)は、次第に隅に追いやられた時代があった。今は、DNA解析を元に系統樹が再構成されたりしている。もしかしたら、流行りの「多様性」(本来、生態学の用語のはず)といった言葉で、復帰する側面があるのかもしれない。