昼下がり(午後3時半ころ)、公園に出かけた。同時刻の気温は、きのう(21℃)と比べて、きょうは、27℃ と暖かい。それに気づかず少々厚着した結果、息切れしてしまった。
日曜日の公園は親子連れでにぎわっていた。子どもたちは、公園を横切る小川に入り水遊びしていたし、岸辺の草むらで捕虫網を持って虫を追いかけていた。カレンダー上、秋半ばとはいえ、まだまだ温かい貴重な休日だ。
ジュウガツザクラ(十月桜)
10月といえば、樹名板に「ジュウガツザクラ」(十月桜)と記された桜が気になる。といっても、満開に咲き誇るというわけではなく、枝先に白い花をぽつぽつと咲かせているのだが。
(本ブログ関連:”ジュウガツザクラ”)
● 木の周りをぐるりと回って観察したところ、花弁の形に違いがあるのに気づいた。そこで、Googleの生成AI Gemini にQ&Aを試みたたところ、次のような回答を得た。
Q.「ジュウガツザクラ」の花を見ると、枝ごとに花弁の形が異なるように見えますがどうしてでしょうか?
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A.ご質問ありがとうございます。「十月桜(ジュウガツザクラ)」の花弁の形が枝ごとに異なるように見えるのには、主に以下の3つの要因が考えられます。
1. 「十月桜」の品種特性
十月桜は、マメザクラとエドヒガンの種間雑種であるコヒガンザクラの園芸品種です。元々、八重咲き(または半八重咲き)で、花弁の数は5枚から20枚程度と幅があり、個体差や環境による変異が出やすい特徴を持っています。
・八重咲きの多様性: 花弁が多数重なる八重咲きの桜は、もともと花弁の枚数や形状が一定でない傾向があります。十月桜もこの影響を受け、花弁の細さやねじれに個体差が見られます。
・遺伝的多様性: 近年の研究により、「十月桜」として流通しているものには、複数の遺伝子パターンがあることがわかっています。つまり、秋から咲くという似た特徴を持ついくつかの個体を総称して「十月桜」と呼んでいるため、花の特徴にも多様性があるのです。
2. 開花時期による花の変化(二季咲き)
十月桜は、名前の通り秋(10月頃)から冬にかけてと、春(3月~4月頃)の二季咲きの性質を持ちます。この開花時期の違いが、花の形や大きさに影響を与えることがあります。
・秋と春の比較: 一般的に、春に咲く花の方が、秋から冬にかけて咲く花よりも大きく、花弁のねじれが少なくきれいに開花すると言われています。
・断続的な開花: 秋から春にかけて断続的に咲き続けるため、異なる季節や気温で開花した花が同じ木や枝に混在し、形の違いとして認識されやすいです。
3. 環境要因や体内のバランス
桜の開花や花の特徴は、その時の木の生理状態(栄養状態やホルモンバランス)や環境に大きく左右されます。
・栄養状態: 枝ごとに日当たりの良さや栄養の供給にわずかな差がある場合、それが花弁の大きさや形、枚数の違いとして現れることがあります。
・低温による影響: 特に秋や冬の低温期に咲く花は、春の開花時と比べて、花弁が細くなったり、花自体が小さくなったりする傾向があります。
これらの要因が複合的に作用し、一本の十月桜の木の中でも、あるいは同じ枝の上でさえ、花弁の形や枚数に違いが生じ、観察する人に「枝ごとに異なる」という印象を与えると考えられます。
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