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2025年10月24日金曜日

案山子(かかし)

午前中、外出した。天気予報では <晴れ> だったからだ。でも、雲の一部が気が変わったのかパラパラと雨滴をこぼした。それもほんの少し。頭にポツンと感じ、髪をなでると確かに濡れていた・・・ そんな雫(しずく)が不思議で、もしかして鳥が空から糞尿でも落としたのではないかと疑ったくらい。しばらく進むと、またパラパラと雨粒が落下した。

天気予報の結果を見ると、晴れマークのままだった。実際、空には薄雲が重なっていたけれど明るく、隙間から青空がのぞいていたぐらい。雨に濡れたわけではない。微妙だ。気温も思ったほど上がることはなかった。そんなわけで、遠出を断念して帰宅した。


案山子(かかし)
ところで、秋は収穫の時期、今年の米作は「豊作」とのこと。武蔵野台地は乾燥地なので、身の回りに水田はない。むかしは、この台地の南側下一帯に立川段丘面があって、水田があった。郷土写真などで見ると、稲刈り作業をうかがうことができる。

一般に、田畑の収穫物を狙った野生動物(鳥やけもの)を寄せつかないよう、「案山子」を立てたが、当地域でそのような話を聞かない・・・。少し前の歳時記に案山子の解説があって、動物を嗅覚を使って忌避するため、わざわざ(生き物を焼き焦がした)臭いのするものを吊るしたという。そこから「かがし(嗅がし)」⇒「かかし」に変化したとのこと。

網(ネット)などで囲いをして、畑地を野生動物から守るため、カラスの死骸に似たものを吊るすと効果があるという話を聞いたことがある。カラスには仰天だろうが、他の動物は驚くだろうか・・・まして、クマなどに。


(付記) 「口笛を吹く案山子」(The Whistling Scarecrow: 作 ELF Learning)
ハロウィンの夜、案山子が町にやって来て、子どもをさらう・・・ 子どものためのお話。

口笛が上手な友だちと一緒に、ハロウィンの夜、お菓子をもらいに出かけた。途中、トイレに行きたくなり、自分だけ家に入った。友だちは、外で待っていてくれた。そのとき、案山子のギシギシという足をひきずる音がした。外に出ると、友だちは消えていた。
数年後のハロウィンの夜、あの口笛が再び聞こえた。怖くなって家に帰りベッドにもぐりこんだ。でも、また口笛が聞こえてきたのだ。恐る恐るベッドの下の暗闇をのぞいた。そのとき、あれを見てしまった。恐いぞう・・・

■ Youtube(登録: ELF Kids Videos)
「Scary Halloween Story for Kids - The Whistling Scarecrow - by ELF Learning」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=mN1y0vf-XHI