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2025年1月4日土曜日

寒さが堪(こた)える、自然観察園

正月休みの子どもなら、これから何をしようかと虎視眈々としているだろうが、歳をとる身には冬の寒さが堪(こた)える。明け方の冷気に後ずさりしてしまい、きょう年初の野鳥観察(探鳥会)を欠席してしまった。

布団の温もりに包まれて朝寝坊してしまったのだ・・・、またやってしまった。この不手際を何とかリカバリーせねばと、昼過ぎ(午後2時~3時ころ)、公園併設の自然観察園に出かけた。

正月連休も終盤、さすがに公園に人影が少ない。それでもよく見れば、若い二人連れが多い気がする。子どものいる家族連れはほとんど目にしない。自然観察園にいたっては、単独のひと数人とすれ違ったくらい。正月連休の終わりは、やっぱり自宅で過ごそうとする人々が多いかも知れない。
ー ちなみに、この公園に隣接する、もう一つの公園は広場がいくつもあって、子どもたちの遊び声がこだましていた。

ガマズミ(写真左)、木立(写真中央)、マユミ(写真右)
自然観察園の木道(板橋)の補修は、いまだに完了していない。結果、園内を全周する能わずといったところだ。入口から少しの距離に、色づいた実を見せる木々があった。たまたま出会った観察園のボランティアの方から、木の実について次のよう教えていただいた。
・「ガマズミ」は、写真中央の木立の左側の小木で、つるりとした赤い実を実らせていた。いずれ鳥がやってきて実をついばむとのこと。
・「マユミ」は、写真中央の木立の右側の中木で、薄い桃色をした実が膨らみ可愛らしい。これから、野鳥の「コガラ」の餌となるそうだ。実はまるで、花が咲きそうな雰囲気すら見せる。ふっくら4つに裂けた実の中に赤い種子が顔を出しているのが見える。なお、マユミの木はよくしなり。「弓」の材料となるほどという。

(本ブログ関連:”ガマズミ”、”マユミ”)


スイセン
観察園の西側奥に、白い花が咲く「スイセン」の群生地がある。例年、1月が開花のピークといわれているが、ピッタリのタイミングに出会うのは難しい。きょうは早過ぎたようだ。

(本ブログ関連:”スイセン”)

それでも、開花しているものが2株、蕾(つぼみ)のものも2株ほどあった。群生地から少し離れたところに、一塊りの水仙が咲いていたが、あまりに人為的で一緒にできない気がした。一面にスイセンが咲くチャンスを見つけたい。


(付記)
自然観察園がある公園に隣接する、もう一つの公園の小川に、カルガモ3羽+マルガモ(マガモとカルガモの交雑)だろうか1羽、上流にカルガモが2羽いた。まだまだ他にもいるはず。

(追記 1/5)
野鳥観察(探鳥会)を欠席したが、少しぬるくなった昼下がりに出かけた。といっても、植物観察にとどまったのは、相手が動かないからだ。のんびり散歩でも相手してもらえる。
1/4の探鳥会についてメールをいただいたところ、次回は、探鳥会が通算200回目に当たるそうで、めでたい回なので出席せねば。